確かな指針

 　

　今日は朝から天気が悪かったが、雨は夕方からだった。これならどこか出かければよかったかと思ったが、締め切りの近い仕事があった・・

　昨日は結婚式の後で帰宅すると、阪上１級と西田三段が子ども教室の後で残って将棋を指していた。来海４級と石川４級はその前に帰ったようだ。少し休んで、源べえに行き、夕食となった。増田五段の結婚式が終わり、祝賀会からの忙しい流れもひと息ついた感じだ。

　ＨＩＲＯに寄ってから帰宅すると、ちょうど増田夫妻からお礼の電話があった。結婚式と披露宴が終わると、ホットひと息だろう。

　義父と柴犬のラッキーの散歩に出会う。ラッキーはもともとは森家にいたが、トビオとの権力闘争？で悩んだ結果、養子に預けたのだった。今も私を覚えているが（当たり前だが）散歩が大好きだ。

　今朝はどうも体調が芳しくない、というよりもバテ気味で、寝ても寝ても眠い状態が続いた。５月という月は心身ともに不安定になりがちなのかもしれない。５月病があるのもうなづける。

　じっくり休んだせいか、夕方から仕事のピッチが上がり始めた。夕食はバーミヤンに行く。ここは久し振りだ。少しきつめの味付けの食事をしたくなっている。

こうやっていつも仕事の邪魔をされるのだ・・

　帰宅して、仕事に取り掛かる。早く済ませて息抜きしたい、その一心である。仕事とか用事は、ノルマを考え出すとキリがない。でも、そうも言っておられない状況の仕事振りの人が、今はかなり多そうだ。電車の中でもそんな話が聞えてくる。経営者側や上司が冴えない人ほど傲慢で強気で、部下や雇われている側が文句をいいにくいのである。

　少々のことがあっても、自分の暮らしは自分で守らないと、国や会社や他人はあてにならない、本格的にそんな要素が強い時代背景となりつつある。イヤな時代だ。将来どうなっていくのだろう。とても今のいい加減な政治家に任せられない、そう思っている人が多いと思うが、ではどうすればいいのかとなると、信頼のある指針を示してくれる存在がない！どの世界でもそうみたいな気がする。

　小さくても確信のある行動を取りたい、抽象的だが、自分なりにそれが大事な気がする。きれいごとや薄っぺらい言葉はうんざりである。遠くても、かすかでも、軟弱でも、非力でも、大切なのは現実味のある確かな指針がほしい・・のではないだろうか。

　自分の身の回りを固めて備える、今はそんな時代なかもしれない。本音で生きていかないと、見栄やごまかしは通用しないのである。

　いつものことだが、では自分はどうか？いろいろと不安な要素を抱えているが、少々のことはなるようにしかならない、そう開き直る気持ちを育てたい（軟弱であるが）と思うのだった・・説得力がないなあ。