昨日は午前中「子ども土曜コース」だった。大石新四段の教室の手伝い最後の日なので、初めに挨拶をして指導対局をやってもらった。7年間あまり手伝ってきたのだが、今日で卒業である。

 春休みに入ったせいか、参加は少なくて雰囲気も初めはよかったが、途中から緊張感が薄くなっていたようだ。久し振りに対局を見てまわったが、かなり不安を感じてしまう。①序盤は雑い②中盤手拍子が多い③寄せが甘い、棋力に関係なくもっとひたむきさがほしいと思った。贅沢な願望かもしれないが、子ども教室の難しさを感じる。

 将棋はなじむのに時間がかかる。ある程度のところでいくつもの壁があって、コツコツ取り組むしかないのだろう。そこで淡々と向き合えば、いろんな楽しみが生まれるのだが・・

 午後からは「土曜教室」だった。こちらも大石新四段卒業の指導対局となった。初めに教室を手伝わせたのは中学一年からだったと思う。お客さんがいないときは棋譜並べで、指導も一面から二面、そして三面指しをこなす。指導だけでなくて、教室の大人と接することで身につくことも多い。プロ意識を身につけるには将棋に関してはすべて仕事意識が大切なのである。

 終わってから珍しく「土曜教室」の記念撮影となった。久し振りに来た子や帰ってしまった人もいたが、タイマーでの急拠の撮影だった。

 土曜教室は基本的に指導中心で、昔は2,3人の頃もあったが、今は活気があって人数も増えてやりがいがある。終わる頃はヘトヘトになる。教えているというよりも、むしろ教えられている・・?のだ。

 終わって大石君を連れて喫茶店に行く。弟子と一緒なのは3回目くらいである。こういう日が来るのを願っていた・・

 深夜、ウオッカの出るドバイのレースを観戦する・・が惜敗だった。続くカジノドライブも完敗で、競馬の難しさをみる思いだ。