これは古くなった譜面立てで、今日は半日かけてこれを桑原しんいちさんに改造してもらった。もう1本、金太郎の止まり木を新たに作ってもらう。

 いつも金太郎が扇風機の上に止まったりするので、何かいい方法がないかと思案して、桑原さんに相談してお願いしたのだった。

 見積もりをしてから、ひごペットとコーナンで道具の準備をする。日曜大工コーナーだが、器用なら楽しいだろうなあ・・私は苦手で、組み立て式の家具はことごとく失敗である。

 器用な桑原さんの作業中、私は横で居眠りである。ここしばらくとにかく眠いことが多い。桑原さんは職人さんかと思うほど見事な仕事ぶり?だった。準備周到というか、手際のいい桑原さん。

 完成した止まり木に、さっそく止まる金太郎。感触テストか?

 これは民芸品のような出来栄えだ。

 終わってから夕食にてん川に行った。三人ともナスとトマトのカレーうどんで、私はこれが大好物である。

 終わってHIROにも行く。

帰ってから金太郎にあらためて止まり木を教えるのだった・・

 先日から藤原新也さんの新刊「コスモスの影にはいつも誰かが隠れている」を読んでいるが、ほのぼのと哀しいストーリーが胸にしみてくる・・

 この本を読みながらふと思った。自分に与えられた、自分の直面している、自分のなしえない、自分の求められない、自分の無力な世界・・哀しみの心情は無力感と無常感の中できらめくのだろうか・・