今朝、金太郎がトビオのそばに寄って、尻尾を噛んだが、トビオが気づかないようだった。

 金太郎はこんな風にして、駒袋を開けて駒を取り出して咥える。

 駒を咥える金太郎、自分の名前を彫ってもらった(金太郎)駒も取り出す。

 今日は(11月13日金)西成市民館まつりで、将棋教室があった。駅からひとりで行くのだが、ともすると迷子になってしまう。行き過ぎたので少し迷ったが、無事に着いた。ここは裏通りだ。

 少し時間があったので、体力測定をしてもらう。握力右35kg、左39kgで背筋は51,5kg、体前屈は37cmだった。反射神経は18cmで総合では50歳~60歳の体力だが、講師なので?甘めにしてくれている?

 この会場で10面指しをした。13:00から15:00までたっぷり指す。

 二枚落ちでこの後上手苦戦だったが、ドタン場でトン死した。惜しかった。

 これも上手苦しい。下手が香を取ったが、角の頭が弱いので受けておけばよかった。

 これはまだまだこれからの将棋だ。

 下手の駒得だが、中央が厚いので上手も指せる。

 がっちり組まれて上手苦しいので、ジタバタしに行く。結局10数人の指導だったが、けっこう強い人もいた。二枚落ちがほとんどだ。

 15時に終わり、西成市民館を出る。

 まだ早かったので、西成界隈の散策をすることにした。これはいかにも新世界の芝居の世界である。

 いつもの売店のアヒルたち。

 ここから商店街に入る。この筋のみ唯一迷わないで歩ける。

 安いホテルが多いが、今は外人のツーリストも多くて様変わりしている・・

 西成市民館まつりのポスターだ。

 商店街の横には路地があり、また別の商店街もある。だからややこしくて迷うのだ。

 ここは山王町である。黒岩重吾さんの小説の舞台でもある。

 人通りは少ないが、雰囲気が出ている町並み。

 

 こういう風景が好きだ。

 ときどき銭湯もある。天王寺界隈が、草木も生えぬ?未来都市のビル群になろうとしていて、何だかギャップがある。でもそういう時代である。

 市が管理している空き地には柵がしてあるが、猫たちはよけいに自由だたくましく生きているのだ・・

 私の好きなV字路である、この時間帯も味がある。「きれいな写真撮れてまっか?今のデジカメはきれいに写るからなあ。シャッターを切るだけでええんやなあ?」道行く人に聞かれる、「ハア・・そうですね」

 あちたこちらで知り合いがいて、座ったり立ちすくんだりで、井戸端会議が始まる。人の暮らしと人生と世間が染み付いている風景だ。

 冬の空は透明感があって底なしに青い。

  西成の やがて哀しき 青い空

 地下鉄にはいるあたりだが、ここでも雑談が始まっている・・昔の風景だが、このほうが楽しいなあ・・

 地下鉄に乗って帰る。貫禄のあるおじいさんがいた。絵になる・・

 1時間の散策だったが、楽しかった。今日はあちこちわりと人が多くて賑わっていたようだ。人が用事がなくても街をぶらつくのがいいものだ・・