猫のいる風景② [アルバム]
猫のいる風景
仲のいいカップルの猫、その左手に黒猫がいる。
猫がいい雰囲気をかもし出す。
今日は午前中、子ども土曜コースだった。久し振りのせいもあるが、途中からは賑やかでお手上げ状態である。
午後からは「土曜教室」だった。
今日は九州から震災で亡くなった弟子の船越隆文君のお母さんが来られるので、指導は千田三段、阪上二段、佐和田3級がメインで私はサブに回った。
15時半ごろに来られて、弟子を紹介した後で、喫茶キヨに行って話をした。来年の1月17日には出てこられるそうで、震災から15年経つ。
清荒神駅から船越君の住んでいたアパートの空き地を見ながら、我が家に来られたそうだ。宝塚に来られるまで10年かかった・・今は毎年1月17日は「一門の日」にしている。震災の記憶を消さないこと、忘れないこと、今も日々そう思う・・
今夜、九州に帰られるので清荒神駅まで見送ったが、やはり今もつらい気持ちを背負っていることに変わりはない・・いつも思うのは、船越君のことを思うと自分には精一杯生きることしかないのである・・そしてお母さんに宝塚に来てもらえることがうれしい。
猫のいる風景① [アルバム]
将棋世界誌で「風景」を連載していたときに撮った「猫のいる風景」の写真だ。これは東京の下町だったと思う。
これは新宿の「猫のいる風景」
これは記憶がない。鎌倉だろうか?
今日は(8月13日金)対局だった。王位戦の予選、山本真也五段戦で負け。 相矢倉で作戦勝ちだったが、攻めが緩くて強襲され完敗。やや悔いが残る内容だった。
家では一門研究会だった。早めに帰宅したので、ちょうど四名でプレーオフの最中だったが、結局千田三段が優勝だった。十秒将棋トナメントも勝って完全優勝だ。
今日は欠席も多くて少なかったようだが、平日なので大石四段も久し振りの参加だった。
夏場なので体調を崩しやすいのだが、コンディション作りも実力のひとつである。とにかく普通にこなすことがノルマなのだ。将棋の成績結果だけでなくて、弟子の出来不出来は師匠の責任もあるが、マイナスのエネルギー消耗はつらいのだ・・ひとりひとりプロ意識を持って取り組んでほしいものだ。
やはり歯を食いしばって踏ん張っている弟子がいい。もちろん自分のことはさておいてだが・・
丹波篠山に行く [アルバム]
マウスパッドの残がいをかじる金太郎。夢中になると何でも壊すまで終わらない。この集中力を何かに生かせたらいいのになあ。
三田を通って176号線を久し振りに走り、丹波篠山に行く。これは古いおもちゃ屋さんだ。
昔の名残が幻のような・・家並み。哀愁が漂うが現実は主のいない家のようだった。
商店街は散策しても飽きない。
大正ロマン館
これはアイロンクラフトか?
古い店だが開いてなさそうだ
玄関も懐かしい。昔はこういう家も多かった。
古い看板がある骨董屋さん
思わず金太郎の別荘にと思ったが・・
ホンモノの犬が座っている
天ぷら御膳で蕎麦もある。
店の玄関に一休さんがいる?
この風景が好きだ。何度も見る。ドラマが浮かんでくる・・
ここでパンを買った。
城下町はどこを歩いても古い建物に出会うのがいい。
大正ロマン館の全景
篠山城跡のお濠を巡る
ショウブが咲いている。いやアヤメかな?
水郷を思わせる
古墳もある
鳥のさえずる声が響く
猫に出会った。この猫はお腹が空いていた。
耳を怪我している猫、妙に人なつっこかった。
静かな小道
絵になる風景が続く
黄色がやさしい
桜の樹のたくましさ
向こうから小学生の課外学習のグループが来る
何だろう?
牛と一緒に記念撮影をする。
足がクタクタになってきたので帰ることにする。最近は金太郎がいるので早く帰ることが多い。
喫茶デカンショで休憩をする。久し振りだ。
帰宅して夕食にする。それから一休みして「時間ですよ」と「大脱走」を見るが、私は途中で居眠りしてしまう。
心身のリフレッシュが少し出来たようだ・・
震災15年、一門新年会 [アルバム]
震災の日、今年は弟子ほぼ全員揃って、震災で亡くなった弟子の船越隆文君のアパートの跡地に行く。震災から15年経って、いろんな状況も変わっているが、忘れてはいけない記憶を刻む・・そんな時間だ。
集合写真を撮ってから、船越隆文君の遺影にひとりずつお参りをする。いつもは棋士だけなので、奨励会の弟子が参加するのは初めてなのだ。船越君のこともこの跡地のことも、心に深く刻んでいてほしいと願う。
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糸谷哲郎五段と大石直嗣四段
山崎隆之七段は取材を受けている
澤田真吾四段
川崎大地三段
安用寺孝功六段
棋士メンバーは宝塚のゆずりは緑地での「震災、鎮魂の碑」に向かう。奨励会メンバーは家で一門研究会である。
奥に見えるのはべガホール、増田裕司五段と川崎大地三段
鎮魂の碑
新年会の会場の「ホテル若水」に行く。
数年前から毎年1月17日に一門新年会も開いている。
将棋以外の趣味を話してもらう。澤田四段は?
大石四段
糸谷五段
増田裕司六段
野間俊克五段
山崎七段
安用寺六段
今回の幹事だった川崎三段
食事を終えて温泉に入る。増田六段、川崎三段は先に帰ることになった。
おしゃれなようでわりと無造作?の山崎七段、エンジン全開を期待している。
表情豊かで頼もしい貫禄が出てきた安用寺六段、
なかなか渋い味わいの野間五段
やさしい表情の糸谷五段、将棋はみんなが怖くなるくらい?強くなってほしい
ふんわりとした仕草の大石四段、持ち前の感性で勝ち捲くってほしい
お見合い写真か新入社員のような澤田四段、今年はよりいっそう大きな飛躍を期待したい。
右手がホテル若水で、上に露天風呂もある。いつもの昼食の後は温泉でくつろぐ・・
珍しいスナップ写真だ。この後私の家で将棋を指すことになったようだ。
中国の劇団の宣伝らしい
一門研究会、15名出席だった。四局指しトーナメントと十秒将棋トーナメントである。
優勝、竹内三段、十秒将棋も竹内三段の勝ち。幸先のいいスタートでよかった。
震災の日を終えて、また新しい一年が始まった。今の時代は価値観の多様性と言われるが、それは曖昧でごまかしの面もあるような気がする。生きていくうえで何が大切なのかを見極めるのは難しい・・自分を振り返っても自信は全く無い。
自分の指す手は最善の手順ではないけれど、自分自身や物事にきちんと向き合って生きていく大切さを思う。どこかで心の痛みを持ち合わせていないと、生きる切なさや、けなげさは生まれないのかもしれない・・震災の日がくるたびに、冴えないながらも模索する・・
西成市民館まつり2009,11,13 [アルバム]
今朝、金太郎がトビオのそばに寄って、尻尾を噛んだが、トビオが気づかないようだった。
金太郎はこんな風にして、駒袋を開けて駒を取り出して咥える。
駒を咥える金太郎、自分の名前を彫ってもらった(金太郎)駒も取り出す。
今日は(11月13日金)西成市民館まつりで、将棋教室があった。駅からひとりで行くのだが、ともすると迷子になってしまう。行き過ぎたので少し迷ったが、無事に着いた。ここは裏通りだ。
少し時間があったので、体力測定をしてもらう。握力右35kg、左39kgで背筋は51,5kg、体前屈は37cmだった。反射神経は18cmで総合では50歳~60歳の体力だが、講師なので?甘めにしてくれている?
この会場で10面指しをした。13:00から15:00までたっぷり指す。
二枚落ちでこの後上手苦戦だったが、ドタン場でトン死した。惜しかった。
これも上手苦しい。下手が香を取ったが、角の頭が弱いので受けておけばよかった。
これはまだまだこれからの将棋だ。
下手の駒得だが、中央が厚いので上手も指せる。
がっちり組まれて上手苦しいので、ジタバタしに行く。結局10数人の指導だったが、けっこう強い人もいた。二枚落ちがほとんどだ。
15時に終わり、西成市民館を出る。
まだ早かったので、西成界隈の散策をすることにした。これはいかにも新世界の芝居の世界である。
いつもの売店のアヒルたち。
ここから商店街に入る。この筋のみ唯一迷わないで歩ける。
安いホテルが多いが、今は外人のツーリストも多くて様変わりしている・・
西成市民館まつりのポスターだ。
商店街の横には路地があり、また別の商店街もある。だからややこしくて迷うのだ。
ここは山王町である。黒岩重吾さんの小説の舞台でもある。
人通りは少ないが、雰囲気が出ている町並み。
こういう風景が好きだ。
ときどき銭湯もある。天王寺界隈が、草木も生えぬ?未来都市のビル群になろうとしていて、何だかギャップがある。でもそういう時代である。
市が管理している空き地には柵がしてあるが、猫たちはよけいに自由だたくましく生きているのだ・・
私の好きなV字路である、この時間帯も味がある。「きれいな写真撮れてまっか?今のデジカメはきれいに写るからなあ。シャッターを切るだけでええんやなあ?」道行く人に聞かれる、「ハア・・そうですね」
あちたこちらで知り合いがいて、座ったり立ちすくんだりで、井戸端会議が始まる。人の暮らしと人生と世間が染み付いている風景だ。
冬の空は透明感があって底なしに青い。
西成の やがて哀しき 青い空
地下鉄にはいるあたりだが、ここでも雑談が始まっている・・昔の風景だが、このほうが楽しいなあ・・
地下鉄に乗って帰る。貫禄のあるおじいさんがいた。絵になる・・
1時間の散策だったが、楽しかった。今日はあちこちわりと人が多くて賑わっていたようだ。人が用事がなくても街をぶらつくのがいいものだ・・
源さん一周忌 [アルバム]
源さんが亡くなって一年が経った。昨年の10月24日0時15分だ。源さんがいたときは、毎日こんな感じだった。
☆今日の写真は全部ルンルン撮影です。
源さんは将棋盤の上が自分の拠点と思っていた。何かあるとピョコンと座る。私が詰め将棋を作り始めると、スグに走ってやってきた。それで邪魔をするのだった・・
寝ていても源さんはそばにいた。ときどき耳をかじられる。
トビオと源さんは仲はよくなかったが、源さんがこんな風にしていた。トビオが近づくと、源さんはヒューと風を切るように怒って威嚇する。
源さんはいつも一緒だ。
トビオがいるので近寄れない源さん。
数少ない源さんの散歩。もっとあちこちいけばよかった・・
源さんは何処へ行っても人気者だ
珍しい光景
このポストの写真が強烈だった。源さんは鳩なのに飛ばない、飛べない・・でも心の中では飛んでいるのだ。
近所の人が、源さんを観に集まってきた。
源さんの写真はいっぱいあるが、つらくなって更新が遅れてしまう・・
10月23日の日記
今日は一日大掃除をした。
養父市場に行く 2009,6,26 [アルバム]
今日は兵庫県養父市方面に行く。宝塚から中国道で福崎IC、そこから播但連絡道路で朝来まで行く。そこから養父までは近い。
養父神社は由緒あるお寺で、緑がまばゆい
狛犬もいたが、これは何だろう?阿吽の像である。
神社を出て「養父市場」というところに行く。駐車場がなかったので困っていると、このお地蔵様の横に「駐車される場合は電話してください」とあったので早速お願いする。
夏真っ盛りのタチアオイが華やかだ
古い街道沿いの町並み
養父市場は今は錦鯉で知られている
こういった水路が四つあるそうだ。水はきれいだ。飛び回る小魚がいた。
いかにも歴史的な建物
ひと昔前の風景だが、兵庫県知事選挙の表札
白壁の美しい塀
泊まってみたい旅館
空き家のようだった
懐かしいものが匂う、いちばん好きな風景だ
道標 出石と京大阪方面に分かれる
昔の家並みの面影がある
この先は小学校
お地蔵様
もう閉まっているのだろうか?
街道を歩く
お寺の裏に回る
ここも水路があった
錦鯉がいた
真っ赤な薔薇が咲いていた
家にはいろんな表情がある
真夏日だッたので、歩いて散策はきつかったが、むしろ昔の街道の息づかいが聞えるようだった。
養父市場を出て、大屋町の筏を目指す。今度は山間の町並み探索である。
伊丹、荒牧のバラ園 [アルバム]
伊丹、荒牧のバラ園に行く。
雨もあがって雫で濡れたバラがほどよい美しさだ
バラの花を撮るときは、雰囲気が大きい。
物語を思い浮かべるようなシーンがいい。
真っ赤なバラにはトゲがあるが、オレンジ色のバラにはやさしさがある?
晴れた日には、バラを少し水で濡らしてから撮る人もいた。
少し汚れかけたようなバラには、趣がある。完璧に美しいバラはつまらない。
バラの花の事情は、バラの花に聞け
いつまでも咲いているバラの蕾が命を伝える
バラをちっともみない子ども達のバラのたくましい存在感がいい
白は白の中でも白くないのがよい
バラの集まり、バラの香り、バラの記憶が危うい
バラの花の周りの茎や葉の緑が、色の存在を引き立てる
今日はなかなかセルフタイマーで撮るのも難しかった
この時期のバラの黄色はやや弱かった。黄色のバラの渦巻きがよい。
何と言う色彩だろう、バランスがいいカップルだ
バラに囲まれる
バラ園を出て、スシローに行く。まだ開いていなくて、店の前から176号線の景色を眺める。ばね指で参っているわけでないが、ややくたびれ気味である。
今日は「子ども教室の部屋」を更新した。最近はよけいなことを考えないで、将棋の上達について、空虚ながらも、考えをまとめる時間が好きだ。あれこれと悩ましいことも多いのだが、自分の背丈で暮らす・・ことに徹したいとあらためて思うようになった。ヘソはいくら曲がってもいいが、自分の中で、気持ちがゆがまないようにしたい。
姫路競馬に行く [アルバム]
昨日は(6月2日)姫路競馬に行った。園田と仲間の競馬場だが?行くのは初めてだった。場所がややこしかったのでナビを使ったが、見上げると姫路城が彼方に見えた。ローカル色豊かな絶好の風景である。
初めにパドックがあった。掲示板が手書きなのがいい雰囲気だ。馬のにおいがしてきた・・
スタートのゲートが開いて1レ-スが始まった。観客もどことなくのんびりムードである。やはり年配が多い。
パドックで予想するおじいさん達、「この馬がええなあ」「こいつは来るで」など好き勝手ながらも、なるほどと聞いていた。日々通っているのだろうなあ。
遠くに見える姫路城をズームで撮った
阪神よりも、園田よりもまじかで観られる。
2レース終わって一息つく。食堂に入り、おでんと中華そばだ。
食堂の中に個々の店があり、座ったところの店が注文を聞きに来るのだが、少しわかりにくかった。お客の取り合い?がありそうだが。こういうふうに店を選ぶ形は苦手である。
スタートを告げる
レースが終わっても余韻に浸っている?
白っぽい馬は目に付く
紫色?のような馬
当たる場所を探して?あちこちで観戦する。向こうにショッピングスーパーがみえる。
本来は下に降りて観るのだが、バテテくると2階からパドックを見る。
館内の光景。お互い立ち話が多いのが面白い
さあまたレースが始まった。連複、連単、3連複、3連単、単勝などをボックスやフォーメーション、普通の馬券などを組み合わせる。今日は8レースやって3レース当たったが、配当が低くてトータルは少し負けだった。
レースが終わるたびにパドックを観て、どの馬がいいのか目で探る。気合充分の馬から、甘えた馬、やるきなく歩く馬、入れ込んでいる馬など様々である。
ゴール前か、ゲートの近くで見るのが面白い。壮観な光景だ。
自分が騎手ならどう走るか、作戦が難しい。
若い人も来ていた。カップルのグループみたいである。競馬がギャンブルからレジャーに定着しつつある傾向がみられる。
私の子どものときは競輪場がそれで、近所の人が家族ぐるみで遊びに来ていた。そのときの楽しさが今に至る、弱いながらも勝負好きなのだろうか・・騎手というよりも、私は馬の世話が合っているような気もする。人間と違って?かわいいだろうなあと思うのだった。
どんな馬が勝つのか、知らない間に弟子と馬が交錯してくる・・どの分野でも勝つのは大変である。
小野商店街 [アルバム]
6月1日、オフだったのでドライブに出かける。あまり当てはなかったのだが、結局兵庫県小野市の小野商店街を散策した。小野市には以前にも来たことがあるが、商店街は初めてだった。
すでに夏の花タチアオイが咲いている
なかなか駐車場がなくて、商店街や駅界隈を何度も回る。コンビニに止めさせてもらったが、みんなどうしているのだろう?
古い老舗の看板だ。
道標があった。昔の歩く旅の名残である。
商店街のアーケードの屋根は明るい橙色?だった。やはりシャッターが閉まっている店もある。
商店街の店だけでなくて、ひとつ裏に回ると、まだこういった家が残っているようだった。しかしそれも少しずつ消えていくのだろう。
知り合いの人が立ち話の光景
煙突が見えるのは銭湯だ。
古い喫茶店だが、もう営業はしていないのかな?
かってはどこの商店街にもこういった店が自然にあった
江戸時代を思わせる店のたたずまいだ
傘の店
酒屋さんの土塀が見事だ
和菓子の店で、独特の文字が見える
呉服店も古そうだ
商店街の横の道で野菜を売っていた
商店街は通学路でもあり、雨が降ると便利だ
小野商店街は古い歴史ある店が並んでいて、昔の時代の面影が随所に見られる。こういった空間を歩けるのがうれしい。自分の心の深層にある、時代の渇望?を癒してくれるのだ。