水曜日の日記 2,26 [日記]
★水曜日の日記 2,26
金太郎が隠れてしまった。赤ちゃんのときに使ったおもちゃや、暖房機がある。
そろそろ出かけるからと言うと上に飛んで逃げて行く。
薬局のあった跡地で、その向こうに震災で亡くなった船越君の住んでいたアパートの空き地がある。歳月は悲しいものでもある・・
昼過ぎに帰宅してぼんやり過ごす。
おもちゃを入れたら大喜びではしゃいでいる金太郎。ときどき自分が鳥なのを忘れているかのようだ?
金太郎の世界は狭いけど、日々仲良く過ごそうなあ‥
伊丹火曜ナイター 2,25 [日記]
☆伊丹火曜ナイター 2,25
金太郎にとっては貴重な時間だ。
そろそろ水仙の季節になってきた。
水仙の 花咲きはじめ 春遠からじ
この日は帰宅が深夜になるので、金太郎を早めに出して遊ぶ。
昼間は仕事をしながら、買いものも済ませる。健康でいるときは、たいていのことは当たり前なのだ‥時間が過ぎるとその大切さが後でわかる‥
さりげなく 過ごす時間の 息を吸う
夕方に伊丹将棋センタに行く。「伊丹将棋センター火曜ナイター」の日だった。
これは前回の結果である。この日は7名参加だった。
私は手合いをつけながら、妻の弁当を食べて、ネット将棋24の観戦をしたり、棋譜並べしたり、逃れ将棋の検討もしながら時間を過ごす。
こうやって席主の代役をしているのだが、案外自分に向いているかもしれないなあ?
深夜まで熱戦が続いて、この日の将棋も見ていて面白かった。
レディスセミナー 2月24日月曜日 [日記]
☆レディスセミナー 2月24日月曜日
早起きして金太郎を出す。
いつのまにか見つけてきた。
油断してしまった。
毎日、部屋の中のものを観察しているようだ?
駒を片づけていると、今度は大盤の箱を開けて駒を取りだしてかじった。
この日は関西将棋会館に行く。午後から「レディスセミナー」の特別講師だった。初めての気がする?
梅が咲き始めると春も近い。
レディスセミナーは13:00~初級クラス、15:30~中級クラスらしい。どちらも初めに少し話をして、それから大盤で解説(逃れ将棋にした)をする。その後で質疑応答と色紙の抽選があった。最後に指導対局三面指しだった。
レディスセミナーは対局できていて、ときどきおやつをもらいに覗いたことがある。
とってもリラックスした雰囲気の中で将棋を楽しめるのがよかった。さすがに藤内忍講師である!
指導対局も探究心があって、指導のしがいがある。全体ではやや実戦不足かなあの印象だった。どの場面を強くアピールするかが指導のポイントであるが、攻めと守りの駒組みを作って果敢に攻める、この呼吸だろうか。また指導したいものだ。
終わって帰宅する。
「逃れ将棋」の宣伝もしたので、是非おてもとにどうぞ!
日曜コース 2月23日 [日記]
☆日曜コース 級位者研究会 2月23日
なあに?首をかしげる金太郎、これが怪しい。
さて次は何をして遊ぼうか?
太鼓でポプリのものを取りだして遊ぶ。
午前中は「日曜コースA」だった。途中から増えてきてテーブルが足りなくなった。佐和田1級と獺ヶ口5級が「級位者研究会}が午後からなのを勘違いして、朝に来たので指導対局を手伝ってもらう。
午後からは「日曜コースB」と「級位者研究会」だったが、どちらも少なくて、のんびりモードだった?
「級位者研究会」なかなか時間が取れなくて、変則だが日曜の午後にした。今は受験シーズンで欠席も多い。みんな正念場である。
金太郎は和室にいけずにリビングで飛び回る。
研修会の結果報告が入る。
「逃れ将棋」の創作のピッチが落ちている。困ったがしょうがない。なかなか集中できないなあ‥まあこういうときもあるかなあ。
三人の同窓会 2,22土曜日 [日記]
☆三人の同窓会 2,22土曜日
この日は午前中「子ども土曜コース」だった。朝から準備をする。
金太郎は家探しするように、部屋中をくまなく観察している。
午後からは「土曜教室」だったが、私は大阪に出かける。
大阪駅の高速バスターミナルで待ち合わせて、熊本から来たFと、高松から来たYと合流する。すっかり様変わりした大阪駅界隈に呆然とする3人だった?
地下鉄で難波に向かう。
難波界隈も久しぶりで西も東もわからない‥道頓堀に行く。
私は稽古先があったので、この界隈はよくブラブラしていた。
やはりYにはグリコだ!
法善寺横丁に行く。
店が開く5時半まで時間があったので、近辺を散策する。道具屋筋まで足を延ばす。
FやYとは3人で目的もなくブラリと遊ぶことが多かった。食事の後の勘定のときに二人が揉めて、なぜか私が支払する?役目だった。今は金持ち、普通、貧乏に分かれているようだなあ?いつもそういうことに関係ないのが親友のいいところだ。
若いころに親しくなった仲間は、時間が経っても環境が変わっても、ゆるぎないものがあるのでほっとする。性格も真面目、いい加減、大雑把に分かれている。
当時の会社、工場はすっかり跡形もなくなくなったが、寮生活は今も強烈な印象である。ティバッグ1個で10杯くらい飲みながら夜更かしする‥根にあるものが当時と変わりないような気がする。
私は会社を辞めていても、ときどき寮に行って泊めてもらったり、その後FやYの下宿先にも何度も世話になっている。それからもFの実家に正月に居候したり、帰省のときはYの家に必ず立ち寄っていた。私は適度な距離感で無作法をしていた?
棋士になって人生はすっかり変わったが、高卒で世間知らずで田舎から出てきた頃を思うと、不可思議でいて不可解でいて、納得させられる・・
ある面は全く変わっていないし、ある面はすっかり変わってしまった。残っているのは相変わらずの世間知らずと苔の一念かなあ‥
Yの希望で「松坂牛のホルモン」の店に行く。
終わってから、丸福珈琲店に行く。話は尽きない‥
二人の泊まるホテルまで付き添って、またロビー歓談する。本来は宝塚で泊まってもらってもよかったのだが、将棋教室があるので、今回は遠慮してもらった。「また会おうな‥」で別れた。
今度は何年後かなあ‥楽しみだ。
木、金の日記 2,20日21日 [日記]
☆木、金の日記 2,20日21日
★木曜日の日記 2,20
昨日一休みしたので、この日は追いこみの仕事のつもりだが、はかどらない。
最近はこうやって初めに餌をスプーンで食べさせて、それから減ってくると器を傾けて食べさせる。鳥の雛の差し餌のようだ。つきっきりなのだが、私はこういうのが好きである?
そこへ金太郎が飛んできて、なぜか私の耳の中にくちばしを入れてから、スプーンを咥えて持って行こうとする。
休みの日は金太郎を何度も出す。
昼間に出ている金太郎は珍しい。
仕事に疲れて金太郎と遊ぶ。テレビはもちろん?麻雀の番組である。
金太郎を戻す。朝から晩まで仕事をすると、逃れ将棋も詰将棋もどんよりとしてきて冴えがなくなるようだ。
★金曜日の日記 2,21
悪さをした金太郎を叱ると、隠れ家に逃げ込んだ?
叱った後は反省して、謙虚になるのが金太郎のいいところである。案外情緒が安定している。人間よりもけなげである?
これも反省の姿勢で、こうやってしばらくはおとなしくしている。
母から送ってもらったみかんのケースだが「手詰め」と書いてあってびっくりする。詰将棋ではなくて、そのまま通りに「手でみかんを詰めた」ということだ。
最近はこの盤が私のお気に入りである。寝転んで創作に励む。
その合間に子ども教室のテキストも作って、コンビニにコピーをしに行って準備する。
あれこれと悩ましく抱えるものがあっても、身近なことからボチボチと取り組んでいこう‥
園田競馬 エナエビス初出走 2,19水曜日 [日記]
★園田競馬 エナエビス初出走 2,19水曜日
餌の袋を噛んで破る
この日は園田競馬に行く。期待のエナエビスが3Rに出走するのでデビュー戦を観に行くことになった。妻とぷりおさんは連投である。
エナエビスは期待通りの勝ちっぷりだった。
エナエビスが勝って、勝利馬のサークルに向かうところだ。
楽屋裏から?エナエビスとご対面できた。
Sonodayaさんとぷりおさんも同行して、厩舎に案内してもらう。
2Rに出走して2着だったサウンドメジャーが体を洗ってもらっている。ピンクの面子が可愛い。
この後で先日、佐賀に遠征したホクセツサンデーともご対面させてもらった。
馬は近くで観ると、可愛さが10倍になる。
パドックに出て行く馬たち。
1230メートルなのでいつもの場所に移動して観る。
この日も馬券は苦戦だった。
この日は少し早めに引き上げる。
日記は写真のみ早めにアップして、時間ができれば書いていくのだが、最近は特に記憶の消え方が激しくて困る。
長い時間出かけて戻ったときの金太郎は、たいていご機嫌斜めである。
家に籠る 2月18日火曜日 [日記]
★家に籠る 2月18日火曜日
黄色のスティックを落とした瞬間の写真。
またしても窓の外を眺める金太郎
ここは人間を見下ろす位置なので本来はよくないそうだが、私はあまり変わらないからなあ‥?
金太郎はこのスタイルが好きだ。
「シマッタ、ツライナア」いつのまにか、私の泣き言も覚えてしまった‥金太郎に同情されるようになったかあ‥
この日は妻とぷりおさんが園田競馬に行ったので、私は家に籠って仕事である。
「逃れ将棋」の続編を作ることが決まって、またしばらく問題作成にしかめっつらで向き合う日々となった。
仕事でも(人間もかなあ)自分に向いていること向いていないこと、40年経つとさすがに見えてくるのだが、だからどうかというとさほど変わりない気もする。①やらなければならないこと②自分がやれること③やりたいこと、この順番が大切かなあ‥
ぷりおさんを送りながら、てん川で夕食となった。ひさしぶりだが、思い切って「あげ餅カレーうどん」を注文した。ボリュームたっぷりで明らかにカロリーオーバーだがまあいいか‥おいしい。
夜はぷりおさん宅にお邪魔する。競馬の話から始まって楽しい時間を過ごせた‥ありがとうございました。
昔、友人に「森さんはええなあ、どこでも自分のペースやから」言われたことがある。要するに見た目と裏腹に?無神経なのだ。あまり人に好かれようとかしないのが大きな弱点である。本来、たいていの煩わしいことは、避けたり逃げたり隠れたりする習性がある。
基本的に「ひとり遊びの時間」が自分の人生の縮図の気がする。お互いに好き勝手遊ぼうよ、このスタンスが好きだ。
家に籠る日々 2,17月曜日 [日記]
伊丹日曜コース、奨励会例会 2,16 [日記]
★伊丹日曜コース、奨励会例会 2,16
2月16日朝日新聞の朝刊に「逃れ将棋」の広告が出た。
ケージに足をかけている。こういうう仕草が人間臭い。
悪さをする金太郎
太鼓でポプリのスティックで遊んでいる。
午前中は「伊丹日曜コース」だった。途中から増えてきた。指導用の盤が新しくて古い色の駒と合っていない?
角落ちの将棋でまずまずか。
終わってから午後は夕方までみっちりF君の特別個人特訓をする。始めから30秒将棋だ。昔、野田敬三六段と10秒将棋100番勝負をしようと試みたが、一日では無理だった?実戦で鍛えるにはじっくり指す将棋と体で鍛え超早指しの両方がいいと思うが、心得は「指し手のていねいさ」である。
終わってテレビをつけるとこの番組だった。最近はこういう内容の番組についつい見入る。
将棋も関係なさそうで、実はこういう分野の話がとっても参考になる気がする。将棋は脳を鍛える面もあるからだ。それと同時に体力勝負でもある。
最後は常に金太郎・・
この日は奨励会の例会日でもあった。夕方から結果報告の電話が入る。全体ではかなり低調だった。思わず頭を抱えて布団をかぶって寝てしまいたくなる・・
勝ってうれしいことは年に数回で、たいていは悩ましさに葛藤することばかりかも知れないが、その根底にあるのは「自分の未熟さ」を痛感することだろうか。
そして普段は感情に揺さぶられないように淡々と将棋の世界に浸り込む日々である。私は勝ち負けを越えた将棋が好きである。勝ちの部分は敏感に反応するが、どちらかいうと負けの部分は自然に鈍い感性を持つようになった?
長い間に身に着いた「適応」である。痛みを軽度にさせる本能なのだが、弟子のことだとまだ本能部分で感じるのである・・