金曜、土曜の日記 [日記]
金曜日の日記 10月28日
◎パ〇ソニック電工に稽古に行く
最近の金太郎との遊びで、手前のものを落として拾う、拾わされる。初めは素直に落とすので、すぐに空中で掴む。すると次に金太郎は私が取れないほうにわざと落とす。
金太郎はよく甘えてきて、私の周りにまとわりつく。そして一段落すると、別に遊ぶのだ。
餌入れの掃除と交換(古い餌には抜け殻が多いので、選んで捨てる作業だ)するときに、金太郎はこうやって顔を出すのだが、ときどき首が絞まりそうになり泣き喚く。危ないときは小さなスプリングクリップをつけて止めさせる。
冬になりに連れて、日差しが入りにくくなり、時間帯がずれこむ。金曜日は園田競馬が休みなので、ネットで荒尾競馬をやってみることにした。荒尾競馬は廃止が決まっているが、昔、熊本の友人のFのところに泊めてもらったときに、連れて行ってもらったことがある。
地方競馬はどこも苦戦のようだが、ささやかな娯楽と、人情味豊かな場所なので廃止は残念である。どの分野もそうだが、地方競馬も収支だけでは割り切れないよさがある。でも収支の厳しい現実がいやおうなく直面するのも事実である。
一方で私の地元の大〇製紙の前会長の、子会社からの100億を越える借金のニュースにはゲンナリである。仔細はまだ不明らしいが、カジノや銀座での豪遊などで浪費したらしい。唖然としながらニュースを見る。
夕方からはパ〇ソニック電工の稽古だった。
太陽の塔は夕日に浮かんできれいだった。
きれいな夕焼け。通い始めて35年になる。
終ってからいつものように駅の下の居酒屋で飲む。会社の合併でいろいろあわただしいようである。将棋部の存続も何ともいえないようだ。何とか継続できたらなあと思う・・
土曜日の日記 10月29日
◎土曜コース、保護者懇談
土曜日の午前中は、臨時の「土曜コース」だった。10月初めの土曜コースが運動会と重なって休みが多かったので、急遽開いたのだった。
いつもよりは少なかったが、それでも15名くらいで予想通りだった?
六枚落ちは定跡の端攻め以外の順だと、攻めが決まらないことが多いようだ。我流だと腕力が必要になる。
端攻め失敗のようだが、実はここから1七銀に2五桂の攻めはある。でも大駒落ちで勝つにはもっと明快に飛や角が成りこまないと勝ちにくい。
二枚落ちだが微妙な形勢。
午後からは弟子の「保護者懇談」の2回目だった。13時からひとり1時間くらいで進めていく。弟子全員ではなくて、20歳前後の弟子の保護者が対象である。普段から感じたことや、課題を話し合うのが目的だ。
終ってすぐに「新大阪駅」に向かう。漫〇サンデーのSさん(以前私の詰め将棋を掲載していた雑誌だ)と会う。先月に東京に行ったときは、私の方が出向いて会ってもらった。今は仕事の付き合いはないが、飲みながら話をするのが楽しみなのだ。
改札で見送った。あわただしい一日だった。実況では見れなかったが、土曜日の毎日王冠は3連複で取った。1万円くらいついたようだ。600円の投資なので気分がよかった。最近はトータルでも勝っているので、梅田のヨ〇バシカメラに立ち寄ってデジカメを買った。
今日の「天皇賞」は堅そうに思えるが、絞るのが難しい。最近は横着になって、リスクは少なく配当は多くの、3連複馬券である。ブエナビスタのファンなので勝ってほしいが、馬券はマイペースで行こう。
水曜、木曜の日記 [日記]
水曜日の日記 10月26日
◎小学校へ指導
デジカメが完全に壊れてしまった。もともとスイッチが壊れていて、それでも写ればいいかと思って使っていた。でもとうとう・・いつも胸ポケットに入れているのだが、デジカメのスイッチを切っているのに本体が熱を帯びてきていた。
パソコンは一度停止すると二度と立ち上がらない気がして、夜もスタンバイ状態にしている。こちらはスイッチを金太郎がいじったのが原因かもしれない。どちらもスイッチの故障が発端である。そういえば対局で使うチェスクロックも押すときのスイッチから壊れる?
午後から小学校の指導に行く。「来年は無理ですねと断られてしまいました」残念そうに話をされてしまった。
この日は低学年の子ばかりだったので、途中で逆戻りの状態になってしまう。駒崩しやはさみ将棋の相手をさせられてしまう?でも最後は何とか一手詰めを教えて終る。
また少し風邪をぶり返しそうになる。
木曜日の日記 10月27日
◎木曜入門コース
木曜日は朝、早めに病院に行く。寒さと共に痛みの度数がぶり返している。
終ってダイエーに行く。木曜の市である。毎週通っていると、さすがに慣れてきてはいるが、野菜の値段は毎回異なるのを膚で感じる。
夕方からは「子ども入門コース」だった。毎回、緊張感を持って臨んでいるが、常に課題を背負って向き合わされている気もする。頭の中で考えた通りにはならない・・
ノルマが多すぎて、その割りに体調ももうひとつなので、焦り気味の日々である。ひとつひとつこなしていくしかないが、朦朧とした中にいるようでもある。
日記も遅れ気味の更新だ。
将棋愛好者の集い10月25日、 [日記]
火曜日の日記 10月25日
◎西成「将棋愛好者のつどい」
火曜日は西成で「第31回将棋愛好者の集い」のイベントがあった。坪井1級が手伝いだった。
金太郎は私のそばに来ると、必ずメガネを外しに来る。それで落とすのだ。意味はわからないが、相手になってほしいのだろう?メガネを外してじっとしていると、目の前にやってくる。
西成労働福祉センター主催の「将棋愛好者の集い」に行くようになって、20回になったそうだ。20年間通ったことになる。
昨年から会場を変えて、開かれた?イベントになった。①AB級に分れてトーナメント戦②森七段と坪井1級の指導対局③詰め将棋コーナー④A級決勝戦の席上対局、など盛りだくさんだった。
この横断幕は今年作られたそうで、びっくりした。カッコいい。
こののぼりも今年作られたそうで、5本ある。意気を感じてうれしい。
指導対局は三面指しで、坪井1級に五面指しを頼んだ。今年は上手苦戦の内容が多かった気がする。全体にはレベルアップしている。奥の将棋を指すところにいくと、「この間、銀河戦で勝っていたねえ。おめでとう」声をかけられてびっくりした。
坪井1級の指導対局、こちらの人は案外シャイで?しり込みすることが多くて、きっかけが必要のようだ。実際は毎日指している将棋好きの人ばかりなのだ。
この後で詰め将棋を出題する。昨年大道棋だったが、今年は膝の痛みでそこまでの元気がない?オーソドックスな問題をだした。
A級決勝戦が始まった。これが超早指しで並べるのが追いつかない。あっという間に終るかと思ったら、これが三転四転七転八転の大熱戦で、恐らく手数は300手を越えているだろう。 棋譜を残しておけば名局だっただろう。
強かった!特に受けの力がすごい。お互いに土俵を割らない熱戦だった。
将棋に堪能する。普段の鍛え方が違う?
見ごたえのある戦いだった。玉も一周したようだ。結局、入玉となって駒数の判定で勝負がついた。
終って表彰式があった。最後に20年間のお礼で私もセンターから花束と「感謝状」をいただいた。
ありがとうございます。
イベントの後で近くの施設でも、指導対局をする。
打ち上げはいつもの「百番」である。
毎年の恒例のイベントだが、昨年からは将棋大会と指導だけでなくて、公開対局のイベントもあって、ますます充実している感じだ。参加者のみなさん、西成労働福祉センターのスタッフの方々の熱意に感謝致します。
大名草庵に行く [日記]
金太郎は最近プリンターをいじらなくなった。悪いとわかって止めたのか、それとも他に理由があるのか・・よくわからないのだった。
神戸の中華街で買ったこのプチカレンダーを落とす。うまく蓋の止め木にのっかるのだ。
月曜日は(10月24日)奥丹波の大名草庵(おなざあん)に蕎麦を食べに行く。京都から兄弟子の中尾修七段、弟弟子の野間俊克五段、京都新聞社のSさんも合流の予定である。
少し早めに着いたので、近くの高源寺に立ち寄る。ここは紅葉で有名なお寺で、数年前に寒さに震えながらも紅葉の美しさに酔いしれた記憶がある。さすがに紅葉はまだまだだった。
コスモスがきれいだ。晩秋の風景に彩を添える。
椿かさざんか、どっちだろう?と思って撮った。家で見てビックリしたが、カエル君がいた。撮ったときは全く気づいていない。そろそろ冬眠の準備かな?
ニャオーと泣くので妻が近づこうとすると、ソロリと逃げて行った。難しい猫の心理?距離感。
高源寺の山門を入ると石段があって、自然の静寂の趣がある。高源寺は「源さんの源」の文字があるので親しみを感じるのだろうか。
427号線から少し狭い道に入って進むと、「あまご村」がある。
大名草庵に着いた。店主の大名草庵さんと奥様に挨拶してから、待ち合わせの12時にはまだ少し時間があったので、近くを散策することにした。
ここはずっと前に、弟子のハイキングで来たことがあって、向かいの陶芸の店で(今はない)みんなカップや湯のみを作った。私はせっかちで5分くらいで終了、中には1時間近くもロクロを回していた弟子もいた。その中で、そのとき作った山崎七段のどでかい焼き物は、今は我が家のトビオとクロの水飲みの容器で役立っている。うまくはないが?丈夫なのだ。
珍しい「サンザシ」の実である。「サンザシ畑」も多い。
ジュースを買いに行って、早く弟子に渡そうと土手を走っていて、妻が落ちた事件?の川である。それ以来、妻はいざというとき私も弟子も信用していない?私はこの橋の手前にいたが、まるでスローモーションを観ているように・・今は整備されて草むらがない。来るたびに当時の話が出て、にらまれるのだった?
これは何だろう?
テレビのコマーシャルに出てきそうな絵になる風景だ。
黒豆は選び抜いたものらしい。
大名草庵のマスターが野間五段に「奥丹波」をすすめる。
中尾七段はビールにお酒に、風格漂う雰囲気だ。さすがの兄弟子だ!京都新聞のSさんと私は運転手なので、ノンアルコールビールである。
まずは記念撮影、マスターに撮ってもらった。
さば寿司、サバの大きさに圧倒される。私はついつ隣の兄弟子の分も・・
私の大好きな・・おいしかった
メインの蕎麦の前にお腹がいっぱいになりそうだ?
生蕎麦ははじめ塩で食べて、それからダシを使う。
茶碗蒸し
蕎麦を味わう
ぜんざい
金、土、日の日記 10月21日、22日、23日 [日記]
金曜日の日記 10月21日
◎西宮名塩に行く
金曜日は午前中、ゆっくり過ごす。金太郎はここ数日、今までと異なるパターンで行動しているようだった。自信がついてきて、ときどきそれを試すような?仕草もある。
こうやって何でも噛んで感触を確かめている。物に寄っては砕くので油断ならない。
もちろん扇風機は止めてあるが、それでもヒヤリとする。無鉄砲さと臆病さを兼ね備えているのがヨウムのようである。人見知りするくせに好奇心は旺盛だ。
昼間は電車で西宮名塩に行った。今年の12月18日(日曜)に、エコール・なじおの5Fナシオンルームで「子ども将棋入門コース」のイベントを行なうので、その下見と打ち合わせである。打ち合わせの後で、会場に案内してもらって、テーブルの配置など決める。
いつもは春と夏にピピアめふで行なっているのだが、他の場所で開くのは初めてである。うまくいけば継続しそうなので、楽しみである。
風邪が下火になったと思ったら、虫歯がうずく。膝痛と風邪と虫歯の3点セットはうれしくないが、いろんな意味で警戒信号なのかもしれない。
金太郎はこの姿勢から私の頭めがけて飛んで来る。
小さなハンガーを落とした後は、こうやって大きなハンガーでぶらさがって遊ぶ。ときどき自分で「キンチャン、アブナイヨ」とつぶやく。スリルを楽しんでいるのだが、まれに失敗して落ちることもある。
チラリと私を見ている。
土曜日の日記 10月22日
◎土曜特訓コース、土曜研究会
土曜日は「土曜特訓コース」だった。この将棋は後手のほうがどう間合いを取るかが難しい。戦いの糸口を作る前にスキができてしまいやすいからだ。平手の将棋の指導の難しさもある。
三枚落ち(右の香落ち)で微妙な形勢だ。下手の方は攻撃陣が不足だ。
ここから4五歩、同歩、同銀と攻めてきたが、さすがに無理筋だ。お互いに攻めのない局面でじっと待つのは経験が必要になる。あと一歩ほしい・・4五歩、同歩、4六歩、同金、3六歩の攻めがある。
二枚落ちだが、下手が勝ちにくい形勢。こういうときは攻めないで玉を囲って待機作戦がよい。
六枚落ちで下手勝勢だが、勝ちきるまではまだ壁がある。
土曜日は受験者の「土曜研究会」も始めた。夕食の後も特訓する。将棋漬けだが、さすがに足腰が緩む。奨励会前日の山口4級も昼から指導の手伝いだった。
日曜日の日記 10月23日
◎伊丹コースと奨励会、弟子の保護者懇談
日曜日は午前中「伊丹日曜コース」だった。午後からは弟子の「保護者懇談」で門下全員ではなくて、20歳前後の微妙な立場の弟子の保護者が対象である。ひとりづづ個人懇談の形を取った。
奨励会の例会日でもあった。星田5級が三連勝で4級に昇級した。厳しい状況を克服しての昇級なので、うれしかっただろう。よかった。
荒木二段が昇級の一番を連続で逃がした。無念さは言いようがないが、これも試練と思って向き合ってほしい。
弟子の状況は様々だが、みんな悔いなく精進してほしいと願うのみである。叱咤激励という言葉だろうか。
強いホクセツサンデーとアルドラゴン引退式 [日記]
水曜日の日記 10月19日
◎ホクセツサンデー強し!
水曜日は朝早めにレーザー治療で病院に行く。それから帰って、山崎医院に行く。鼻風邪である。「喉はやられていないので、風邪の初期ですね。寒暖の差があるので今の時期は要注意ですよ。それからうがいを怠らないように・・。膝も痛いのですか。年を取ったらやられるからねえ・・」もらったのがいつもの漢方系のきつい薬でなかったのは、膝の薬のせいもあるようだ。
帰宅してすぐに薬を飲む。一日に2回病院である。先が思いやられる・・
水曜はゆっくり過ごす予定だったが、ホクセツサンデーが出走するのだ!迷った末にそのレースの応援のみで園田競馬に行くことにした。といいつつ少し早めだったので馬券を買う。最近は3連複とワイドがほとんど中心でまれに馬連、たまに馬単と3連単の馬券の買いスタイルである。これでようやく手ごたえが出てきた。基本は手堅く確実な馬券である?勝ちを増やすよりもリスクを減らす・・バントで走者を進めて犠打で1点を取る、そんな感じだろうか。
園田競馬11Rの8番トマホークミサイル。このレースは10頭の出走で芦毛が5頭もいたので、うれしくなる。
11R「近江米・秋の詩」特別1700メートルの出走の10番ホクセツサンデーである。
芦毛五頭のうち、いちばん黒っぽいのがホクセツサンデーだった。三歳馬はホクセツサンデーのみだったが、古馬相手に堂々と本命になった。
すっかり大人になったホクセツサンデーは貫禄も出てきたようだ。
少しぐずって、昔のヤンチャな気配を出して苦笑いの厩務員さん。まだ二人引きなのがホクセツサンデーらしい。
芦毛五頭の奮戦?
先頭に出る10番ホクセツサンデーと8番トマホークミサイル、5番サマースピード(小谷騎手)の芦毛のワンツースリ?か
10番ホクセツサンデーは意表の逃げの戦術で、一瞬ヒヤリとしたが、安定感のある走りっぷりで完勝だった。前回もそうだがレースの内容がいい。横綱相撲である。木村騎手も信頼感を持っているようで、得意の?激しいムチさばきも少なかった。
二着は5番サマースピード(小谷騎手)三着にマルサンチーフ(田中騎手)が入った。私は馬単と3連単も取ったが、強い馬の宿命で配当は低かった?小谷騎手は最近とっても充実している気がする。かっての強豪のマルサンチーフの三着もうれしい。田中騎手の強さをみた。
レースが終って大〇スポーツのSさんに案内してもらって、検査場に連れて行ってもらった。一着と二着の馬をここで尿検査するらしい。大きなバケツに水がいっぱいあった。
ホクセツサンデーはいい仕事をして満足そうだ?期待感から信頼感に変わりつつある。
応援に来てよかった!
木曜日の日記 10月20日
◎アルドラゴン引退式
木曜日は前から「アルドラゴン」の引退式があるので、後から駆けつける予定だった。
こういう風に短時間でも、3日連続で園田競馬に通ったのは初めてである。しかしいつも見ているおっちゃんもいる?
10Rの芦毛7番コスモハレルヤ(木村騎手)
10Rの8番シャムシール(川原騎手)
昨日は天気がよかったせいか、観客も多かった。私が子どもの頃はこういう感じで競輪場に入り浸りだった?
11Rの「兵庫若駒賞」4番メイレディ(下原騎手)が優勝した。観客席にいたのだが、直ぐ前のからだの大きなおっちゃんが、すごく喜んでいたのであれれと思っていたら、後で馬主さんとわかったびっくりした。ウイナーズサークルに現れたのである。
若駒賞に優勝のメイレディーの下原騎手、真面目そうな人柄がうかがえるインタビューだった。
12Rも終る。惜しいが外れた。今度は川原騎手を軽視した・・買うと来ない、買わないと来る、川原騎手の馬券はしてやられる・・押さえで買えばいいのだが、いかにも調子が悪そうに思えてしまうのだ。「人気薄の川原騎手は押えろ」の格言を忘れていた。
アルドラゴンの引退式。馬主さんと調教師の田中範雄さん。「全国に園田競馬の名を知らしめてくれた馬」10歳だがまだ現役で走れそうだ。
木村騎手が騎乗して、ゆっくり周回する。
今日でもう走ることはない・・JRAから来て4年間、園田で活躍したのだ。
引退式のできる馬は多くない。無事に引退できたのはよかった。
関係者の方が揃って記念撮影だ。
妻は園田に通い始めた頃に田中厩舎でアルドラゴンと対面している。アルドラゴンのジャンパーを着ての見送りだった。勝負は強さが魅力だ。そして華があればもっとよい。ファンに愛される馬はそういうものを持っている。
金太郎は留守が多くて、機嫌はよくない。でも金太郎は我が家のホクセツサンデー、アルドラゴンなのだ?しっかり頼むぞ。
園田競馬に行く [日記]
昨日は(10月18日火曜日)ようやくオフだったが、家で仕事の選択もあったのだが、迷ったすえに園田競馬に行くことにした。
金太郎は私と妻に対しての態度は全然違うようである。妻には歌の先生なのだが、ときに偉そうにすることもある。意識過剰なのかよくわからない。不可解な行動だが、妻の腕の裏側を不意に噛んだりす。そこで私が見張るのだが、妻のそばにいたい仕草もする。
金太郎はヨウムなのだが、人間のような感情を持っており、人間のような不可解さもある。
久し振りに暖かい陽気だったせいか、パドックも人が多かった。いつもこうあってほしいものだ。賑やかなほうが競馬にはあっている。
パドックでの馬の見方はさっぱりわからないが、走りたいのか走りたくないのか?は何となくわかるような気もする?
レースは外で観たほうが面白いのだが、歩き回るので途中でバテてしまうことが多い。そうなると思考力も低下して、馬券も雑になってしまう。
昨日は3連複とワイド馬券を駆使してトータルは勝ちだった。最近は馬券も大きく外れないようになってきた。授業料が効いて来たのだろう?
芦毛の馬をみるとワクワクする。弱い芦毛もいるのだが、みんな独特の味がある。2Rの4番ヴァイサーブリッツ(下原騎手)
なるほどの格言だ。うまい!
前回もそうだったが、三連複を中心にするようになってから、自分のパターンができつつあるような手ごたえがある。それに馬連とワイドを加えての馬券だ。決して3連単に誘惑されないように・・
地べたに座り込んで予想する。その集中力はすごい?
いつもよりも少し早めに帰る。金太郎がいるので早めに切り上げることが多い。
夕食の後でレーザー治療に行く。少し混んでいた。やや風邪気味になっている・・
金太郎がハンガー遊びをする前の状態
こうやって足と口ばしでくわえたり蹴ったりして落とす
小さなハンガーは全部落とした。大きなハンガーでぶらさがって遊ぶ。
落としたハンガーの残がい
すっかり風邪気味になっている。熱もなく、苦しくもないので鼻風邪である。あわててうがいするが、妻の厳しい目線がある・・何度もうがいする。形勢不利になってあわてても手遅れであるが・・
松寿会将棋大会 [日記]
首を伸ばして小さな駒台を落とす。これは以前からの得意芸である。金太郎もそろそろ拾うことも教えないといけないかなあ?
昨日は(10月17日月曜)パ〇ソニック〇工松寿会の将棋大会で、指導を依頼されていた。松寿会はパ〇ソニック〇工を退職された方の憩いの場で、将棋の他にもいろんなジャンルで同好会があるようだ。いつも稽古で通っているコースを行く。
太陽の塔に近づくと無意識にデジカメを出して、窓の外を眺める。最近は、くじけないように暮らしていく・・激励の塔にも思える。
膝の痛みが出てから、電車の乗り降りがスローになった。今はたいていどこも元気な人が中心の社会構造になっている気もする。数秒で走れば乗れたのだが、待つことにした。
昔、本間爽悦七段(当時)という先生と駅のホームで一緒になったとき、本間先生は足がご不自由なので決してあわてなかった。「森君、一服吸ってから乗ろうよ、電車はひとつ遅らせよう、ハっハッハ」そのときに、急ごうとする私は何かをふと感じたのだった。自分の思いやりのなさに呆れたのと、本間先生のやさしい言い回しと誇り高さである。
本間先生は対局の後で深夜にたいていお酒を飲んで、始発まで過ごされたので、住み込みの塾生だった私は一緒に付き合わされた?でもいろんな話を聞かせてもらえるので、酒飲みのくどさを我慢すれば?楽しかった。「森君、君の将棋はだめだ!」「はい」塾生部屋での練習将棋をみてもらっていたのだ。「もっとてきぱき筋を読むことだ」「はい」
将棋も数局教わったが、でも何回か続く間に「森さん、君はナンコウさんの弟子だが、友達だワッハッハ」甲高いがていねいな言葉使いで、透き通った大きな声が本間先生の特徴だった。
何人か先に帰られた方もいたが、表彰式の後で記念撮影となった。
昨日は平手の指導が多かったが、実戦の鍛えの入った将棋の手ごたえがあった。みなさん腕力がありそうだったので、序盤から中盤はやや慎重に指した。最後に優勝されたAさんとの角落ちは終盤で負けになった。寄せ合いで力負けしそうだったので参った・・
大会が終わってから幹事のTさんとHさんとで打ち上げで居酒屋に連れて行ってもらった。いつもの稽古日はもっと夜の遅い時間なので、何となく不思議な感じだった。
いろんな熱っぽい将棋のお話をうかがって、エネルギーたっぷりの充電をさせてもらった。ありがとうございます。
家に戻ると、金太郎が喜んでいた。お通夜のようだったらしい。それからすぐに部屋に出すと、今度は妻に歌をねだる。決して私には歌をねだらないのだ。
金太郎の好きなフレーズはこうやって身震いする。羽が一本々々逆立ってくるのである。感情の昂ぶりのようだ。そして人がいないときに、こっそり練習するらしい。人見知りとこっそり歌の練習がヨウムの特徴らしい・・
真剣な表情で、ポツリと「ポン」とつぶやいて歌をねだる。「ポン」は歌のおねだりだけでなくて、私や妻を呼ぶときのサインにもなっているようだ。
この写真が金太郎の股旅スタイルなのだ。
日曜コース、受験者特訓開始 [日記]
金太郎がエアコンのところに行った。消えているのでいいが、エアコンが作動していても飛んでいくことがあって、危ない。「アブナイヨ」自分で言いながら飛んでいく。
将棋教室の名札の掲示板に飛んでいく。札をかじられたら困るので、「キンチャン、ダメ!」と大きな声で叫ぶ。木の感触が好きなはずなので要注意だ。
昨日は(10月16日)午前中、子ども日曜コースAだった。24名出席で秋も深まり、次第に平常に戻っているようだ。将棋にはいちばんいい季節でもある。
課題は多いが、淡々とこなしていくのがいいようだ。車の運転と同じで、急なのはたいていよくない。将棋の集中が途切れてしまうと、もったいないのだが?気持ちの持ち方で上達も左右されるものだ。
飛香落ちだが、やや雑な仕掛けである。やはり9筋の歩を伸ばし、8一桂の活用を計るこまめさが大切だ。
五枚落ちで我流の陣形だが、バランスのセンスはいい。上手が苦戦気味である。
六枚落ちで下手の9四銀をどう使おうとしているのか?8五銀、同銀、同飛と進んだがもったいない。9五銀もあった。また8五歩、7七銀、9五銀もあった。攻めの感覚を磨くのが上達の近道だ。
六枚落ちの紛れパターンだ、飛角だけの動きだけでは攻められない。
二枚落ちで、ここから4六銀、3五歩、2五銀に3三桂が好手だった。上手の完敗。
午後からは日曜コースBだった。告知はしていないが、日曜コースBは以前は中級~上級までだったが、10月からは初級~上級に変更した。
日曜日の午後に昨日から「受験者特訓」も併用して開くことにした。毎年開くのは年度明けの春か夏からなのだが、今回は早めに手を打つことにした。迷った末の決断である。時代に即した対応も大切な気がした。効果がでるかどうかよりも、継続の一念である?みんな心して取り組んでほしいものだ。
週末が終るとほっとする。金太郎もうれしそうだ。毎回「ハイ、サヨナラ」と子どもには強気である。みんな帰ると自分が遊べるのがよくわかっている。
この写真は右手でデジカメを持って撮っみた。金太郎はこうやって私の頭に乗っていたのか・・
部屋の木をかじりながら歩く金太郎、「アブナイヨ」としゃべりながらかすかなスリルを楽しんでいる。
これもその仕草だが、ときどき落ちてしまうこともある。また落ちそうになって、飛んでいくこともある。
金、土、の日記 10月14日、15日 [日記]
金曜日の日記 10月14日
◎園田競馬とコクリコ坂
金曜日はオフだったが、家で仕事と思っていたら、園田競馬が開催(普段は火曜から木曜まで)だったのに気がついて、急遽行くことになった。そして夕方からは「コクリコ坂」の映画を見る予定もしていたので、レーザーは朝早めに済ます。
金太郎は機嫌のいいときは、朝の内に歌のレッスンの時間である。知っている歌やフレーズを全部おさらいしているようでもある。私よりも記憶力があるようだ。
ここ数日はこの遊びが多い。落として拾い、また落とすのだ。ときどき金太郎はわざと後ろを向いて、私の置き場所を「わかっているよ」という素振りで後ろ向きで足で掴んで落とす。
「はい、ちょうだい」「ドーゾ」と言いながら遊ぶのである。私の方がへばる。
出かけるのを察するとすぐに「オルスバン、ピーナツ、チョーダイ」抜け目のないセりフを吐く。
園田競馬の1Rのパドックから見る。
いろんな馬がいる。園田競馬はクラス分けで、実力差がわかる仕組みだ。昇級や降級があって、馬にとっても厳しい世界でもある。
逃げや先行する馬と追い込みや差しの馬、勝負はどの世界も似たような仕組みである。きわどい争いに勝ち抜かないといけない。騎手もファンの信用が大事である?
2Rは普段の3連複を避けて、ワイド馬券にした、これが的中した。けっこう配当がついたので、この日の負けはなくなった。ネットも含めて馬券を買う練習をしていると(身銭を切って?)さすがに少し智恵がついて、力の入れ具合を少し感じるようになってきた?
3Rの芦毛チャームクイーン(有馬騎手)
4Rの芦毛9番マルヨリンガー(松本剛騎手)
本日のねらいのひとつで、新人騎手の4R2番ベビークイーンに騎乗の笹田知宏騎手である。所属、重畠厩舎、1986年4月4日生まれ。初勝利なるかである。結果は惜しくも二着だった。
7Rの9番芦毛のロッセ(田中騎手)
少し早めに帰る。帰宅して笠松競馬場で開催の10R「第35回岐阜金賞」に出走のオオエライジンの応援をする。結果は一着でまたしてもゴール前は手抜き気味で、差はなかったが余裕の勝利だった。木村騎手もヒヤヒヤだったろう。オオエライジンはときどき観衆席のほうを見るのが凄い。いわゆるソラが心配な馬である?(先頭に立つと手を抜く)
よかった、よかった・・それにしても強い馬だ。9戦全勝らしい。
コクリコ坂を見に行くが、観客は大雨のせいもあって、私たちだけだった。申し訳ない気分だが、貸しきり状態は気分はいい?
コクリコ坂の絵画コンクール
予想通り泣かせる映画だったが、昭和の雰囲気が印象深かった。このテーマ曲がすばらしくて、胸に響く美しさである。短調しか伝わらない私には心に響いてくるメロディーだ。
金太郎も関心があるフレーズはこんな風に無意識に毛が震える・・私が歌っても決してこうはならない。真剣な眼差しと集中力で妻の歌を聞いているのだ。
この集中は素晴らしい。金太郎は歌が本当に好きなようだ。
さてさて、またいつもの遊びになる。
土曜日の日記 10月15日
◎土曜コース、土曜教室
午前中は「子ども土曜コース」だった。今月は臨時に10月29日も開く予定だ。
最近は私が指導である。膝の痛みであまり動けないので、指す事に徹している。この日も後半は少し崩れているようだったが、なかなか2時間ずっと集中するのは難しいようだ。もったいない・・将棋は打ち込むほど面白いものなのに・・そう思ってしまう。
ここから6六歩で銀交換のねらいはよし。
五枚落ちだが、こういう時は6二飛、5五歩、6五歩、5六金、5五歩、同金、5四歩、5六金、6四銀と圧迫させるのがよい。
ここから6八歩成、同金、7八歩成、同金、6九飛成で下手よし。7八歩成、同金、6八歩成でも厳しく攻めが決まる。
ここからあわてず急がずに、6三金から7三桂の活用の方がよかった。
ここから7六銀、同銀、同金、同金、同飛、7七歩と進んだが、ここは7六歩、8八銀、6四歩の有力だった。
ここから5四歩が好手だった。
午後からは「土曜教室」だった。前回と違って出席は多かった。阪上二段、藤原二段と私の3名でこなした。なお10月29日は臨時の土曜コースのみで、土曜教室はなし。
あいにくの雨で「ダンジリ」もつらいところだ・・
例年よりもダンジリの後で歩く人が多かった。雨で外に出ない人が多いので、こういうときこそスクラムを組んでのイベントなのだ・・
今年は地震、台風、原発の被害で悲しい一年になりそうなので、人のぬくもりの大切さをしみじみと思う・・
すごい格好だ
金太郎が愛情たっぷりの声を出して甘えてくる・・私の手を甘く噛む・・
日曜日の日記も書こうと思ったが、写真のアップロードがもたつくので、金曜、土曜の日記のみにした。