7,28土曜特訓 7,29日曜コース [日記]
土曜日の日記 7月28日
土曜特訓コース、受験者研究会
平手の指導で矢倉は中盤からが難しい。攻めの駒組みの形を覚えるのがいいようだ。
二枚落ち戦だが「攻め勝つのでなくて、駒を働かす攻めを覚える」のがいいように思う。攻めがノルマではない‥守りを固めてコツコツ指すのもよい。
これは私の負け筋・・筋に入ると受からない。実戦は攻め間違えてしまった。やはり終盤の力の鍛練が将棋上達の基本であるようだ。
受験者研究会だが、いよいよ夏本番で引き締める時期だが、調整具合も難しい。結局は普段の力を出すこと、きちんとした骨格のある将棋を指すこと(説明が難しいが)だろう。
要するに荒っぽい派手な手でなくて、綿密な細かいコツコツと積み上げるような将棋がいいように思う。ていねいさがすべてだろうか?
ややバテ気味である。
日曜日の日記 7月29日
日曜コースA、B
日曜日の午前中は「日曜コースA」だった。夏休みのせいもあって、欠席が多かった。その分、気楽さもあって少しのんびりできた?
久しぶりに私が指導のメインになる。普段は弟子がメインで、私は補佐で全体を見る役目に回っている。私の場合は級の下の方の子の指導が中心だ。実際に指すと、少しずつだが特徴が把握できて、何を指導すればいいのかわかってくる。それが仕事である?が、なかなか難しい。
指導することとそれが身に着くことはややギャップがあって、案外指導する側の方が自己満足に陥りがちなのである。
当たらずとも遠からず・・なのだが、頭で理解するのと、技が身に着くというのも大きな壁がある。繰り返し鍛錬することと、基礎をみっちり・・なのだが、これも難しい。
飛香落ちでふんわりした?局面だ。お互いに力を発揮する場面だ。
午後からは日曜コースBだった。こちらも欠席が多くて、ゆったりできた?受験者特訓もあった。山口2級に指導を依頼する。
二枚落ちの試験指導対局。ここから4四歩、同歩、3五歩、同銀、同銀、同飛、3六金、3二飛、3五歩と進めた。そこで4三銀が冷静な手だが、実戦は4五歩、同桂、3五角と攻めたが3三歩で上手の勝勢になった。
飛香落ちの試験指導対局の終盤。ここから6六馬、7二角、6二玉、5四桂以下上手勝ち。正解は7二角に7四玉、8六桂、6五玉、8三角成、5四玉、5五銀、5三玉、6六銀、2五桂だった。
夕方から少しバテてしまった。
夜は研修会の棋譜調べをする。
オリンピックの柔道を見た。けっこう力が入ってしまう。技を決めたり、優勢を逃げ切る方法とか、勝つのは大変だ‥試合の後での選手の本音の姿がよかった。何年も積み重ねてきただけに、本番で負けると悔しいだろうなあ‥
7,26木曜入門コース 7,27対局、大淀散策、詰小棋会 [日記]
木曜の日記 7月26日
☆木曜入門コース
レーザーのリハビリの後でダイエーの木曜の市に行く。土曜の丑の前日とあって、魚売り場が鰻売り場に変身していた。
夕方からピピアめふの5F会議室で「木曜入門コース」だった。16:15~17:45まで、原則月2回の木曜日に開いている。入門から初心者、初級者が対象である。25級から15級くらいまで受講が可能にしている。自宅教室の振り替えもOKだ。
開始前は部屋の準備と受付、詰将棋のチェックで忙しい。この日は欠席もいて少な目だった。
始まると「大盤を使っての講義」が10分くらい。テキストは自前で毎回作成している。時間があれば全員に問題を出す。姿勢がよくないが、テーブルが大きいせいもある。
子どもたちはいったんおしゃべりに火がつくと騒がしくなる。いかに集中させるかだが・・これは難問だ。根比べでもある。間隙をぬって?私の方は強引に無理にでも上達させる!気構えだが、現実はどうだろうか・・
私は駒落ちの指導対局に専念している。2面指しから6面指しまでOKである。上手の勝率が4割くらいだろうか?攻めの形に組む、じっくり攻める、玉を寄せる、そのパターンを当たり前のように持っていく。我流でもいいが、それだとなかなか勝てない。
最後の5分で今日の復習と、気づいた感想と、昇級者へのグッズを渡す。最後に今日のテキストと宿題の詰将棋を渡して終わる。
片づけをして家に戻ると、どっと疲れが出る‥しかし、なかなか思うようにははかどっていない‥
夜はネット将棋をする。前日、ポカでネット将棋をすっぽかしたので・・
夜はエアコンなしだったが、さすがに眠れなくてエアコンをつける。
金曜日の日記 7月27日
対局、大淀散策、詰小棋会
午前中は対局だった。
終わってから前田八段と喫茶店に行く。何年振りだろう?棋士になって東京に行った頃は泊めてもらったこともある。
詰将棋の谷口さんと午後二時に約束で、時間があったので、大淀界隈を散策することにした。
シンフォニーホールの前の小さな広場の道は木陰で涼しい。
鳩も木陰にいる
久しぶりに村山聖九段の住んでいた前田アパートに続く道を歩く、懐かしい‥
この道をわたって、私の住んでいた大淀ハイツに行く。村山君が歩いた道だ‥
やはり鳩が木陰で休んでいる
三谷工業さんの左手の2F真ん中が前田アパートの村山聖の部屋だった・・いまにも現れそうな気もする‥懐かしい雰囲気だ。
この道を通って関西将棋会館に向かった。何度も歩いたはずだ‥私は自転車でよく通った。
しばらく木陰で休んだ。公園で子どもの遊ぶ声がする。今、村山君がいたらどういう言葉が出るだろう‥真夏の夢かなあ・・歳月を懐かしくさみしく思う。
環状線の福島駅に向かう
聖天通りを歩く。
待ち合わせの喫茶ケニアに行く。今回は谷口さんと私の二人だけの詰小棋会だが、たっぷり堪能させてもらった。頭を絞った‥
終わって居酒屋に入る。
少し早めに帰宅したので、金太郎は大喜びである。くつろいでいる。
暑かったが長い一日だった。
ヨウムの雛 [日記]
昨日は(7月25日水曜)午前中は部屋の整理、午後に出かけてコンビニで支払い、ペットショップで買い物をする。
金太郎以上に元気なヨウムの雛がいた。もちろんまだ差し餌である。店中に聞こえるような鳴き声がする。金太郎を育てたころを思い出した。私は過保護のようで、差し餌をやめる時期になっても、差し餌をしていた‥小学生になってもミルクを飲ませているのと同じだろうか?
我が家はトビオとクロ、金太郎、スズメさん、グッピーなどの餌代が家族の食費と変わりない?いつしかミニ動物園化しているが、これは私が子どものころと似ている。亀とニワトリと犬を飼っていた。
午後遅くに、室谷女流初段とお父さんが夏の挨拶に来た。この日は受験者特訓も休みだった。しばらく歓談する。後半も頑張ってほしい。
夕方はレーザー治療に行く。暑いので少なかった。いつしか注射を避けている?これで膝の痛みがなくなってほしい‥今は30分くらい歩くとストップ。歩けないが、休むとまた歩ける。
夜は息子が帰宅してあれこれしている間に、ネット将棋のことをうっかり忘れてしまう・‥
大石四段来訪 [日記]
昨日も(7月24日火曜)受験者特訓日だった。指導は橋詰元1級に依頼した。
昼前に膝のレーザー治療に行き、大急ぎで戻る。大石四段が来訪。シチニア食堂に行く。
清荒神は居酒屋や飲食の店が増えてきた。歩いていけると飲めるのでありがたい。この店は四月オープンらしいが、車で通っていたのに気づかなかった。
色彩豊かなサラダ
冷たいかぼちゃのスープ
鶏肉料理もおいしかった
ランチの後はソラマメコーヒー
大石四段は弟子のみんなが不調のときも、着実に活躍していて、どこか救われる思いにさせてもらったのはうれしかった。自分の背丈にあった(背が高いが?)自然な感じが大石四段のよさである。徐々に火がつく‥内面は激しいものがあるはずだ‥これからも自分のペースで活躍して行ってほしいと思う。
映画にでてきそうな入口の風景?
この店もネットで妻が見つけた。
坂道を上ってくるのがきついが、帰りは下りで楽だ‥でも暑い。
今日も受験者特訓だが、私は夕方からである。「今度は競馬場に・・」大石四段のうれしいセリフである。
受験者特訓も終わり、金太郎の出番だ。そのために「ハイ、サヨナラ」とみんなに挨拶する。これは(早く帰ってよ‥)の含みなのである?
眼鏡で遊んでいる
カメラ目線を結構意識している金太郎。誉められるのが好きだ‥逆に叱ると反発かしょげるか‥人間と同じなのである。
夜にガストに行く。いろいろある暮らしの余韻である‥
受験者特訓 [日記]
昨日は(7月23日月曜)夏休み受験者特訓日だった。朝から私も将棋漬けである。普段からこういう風に勉強すればいいのだが・・?
この夏もみんな悔いなく将棋に向き合ってほしいと思う。
私の子どもの頃は9時くらいから、神社の境内の片隅の娯楽施設に通った。夕方日が暮れて見えなくなるまで誰かが指していたのだ。ちょうど木陰で風があると涼しいのだが、雨が降るとふきっさらしなので濡れてしまう。そういうときでも茣蓙を片手に将棋を指している人もいた。
私はそこで将棋だけでなくて、大人の中に交じっていろんなことに触れられらたのが、いい体験だったと思う。初めは初段の人に二枚落ちから教えてもらって、通い詰めて二段くらいになったと思う。
持ち駒を隠すおっちゃんがいて、最後に手の中から金が出て頭がカッとなったり、三味線に迷わされて負けてしまったり、でもそれが鍛えにもなった?
私はそのころから記録を残すクセがあって、勝敗をつけたり、負けた将棋はノートに記載していた。すでにブログを書く要素があったのだ?
有段者になってからは、夜になると将棋道場にも行った。家に戻ってからは詰将棋を解いたり作ったりしていたので、将棋以外は何もしなかったのである。
但し日曜日になると、祖母の家にテレビを観に行った。朝から狼少年ケンや漫画をみて、昼間は将棋に通い、夜はウルトラマンや隠密剣士などを見る。勉強をした記憶がない?そして仕事から帰った母の自転車の荷台に乗って家に帰った。
夏休みの初めの一日と最後の一日に「夏休みの友」を大急ぎで片づけた。答えが合っていなくてもいいから、文字を埋めた気がする。困ったのは作品を出すジャンルで、このときは学校に行くのが億劫だった。ズル休みもしたが、学校から徒歩一分なので、物音を立てないようにするしかない。多分、一日中詰将棋をやっていたのだろう?
ときどき用事で母が帰るときは天井裏に潜んでいた。夕方になって近所の子が給食のパンを持ってきてくれるとうれしかった記憶がある。
協調性に欠ける、先生を尊敬しない?友達がいない、意外にズルをする、そんな子どもだったようだ。
ポーランド クラクフ④ 2012、7、14 [日記]
明け方に目を覚ましてしまった‥窓の外を見ると茜色の朝焼けだった。
散策に出かける。空気もおいしい。
散水車が通った。
中央広場を目指す。すでに観光客がいた。
これは「顔」
聖パウロ教会
このおじさんがにっこり微笑んで挨拶してくれた。広場に通じるGRodzka通りを覚えた。
ヴァヴェル城、朝は閉門なので結局入れなかった。
犬が多いと思ったら、犬の飼育がポーランドはヨーロッパで一番らしい。
鳩の餌?鳩も多い街だ。
左手がヨーロッパ選手権の会場「マンガ館」で右手が宿泊のホテル
これは何の鳥だろう?
ポーランドの「忠犬ハチ公」の銅像、悲しげな眼をしていた。
朝食に間に合うようにホテルに戻った。
ヨーロッパ選手権2日目で今日で優勝が決まる。
熱戦の風景
絵になる風景だ
昼食は高田六段と街に出て食べる。パスタにした。
食事の後でスーパーに入る。やはり地元の店がいい。少しのお土産と、スリッパと靴下を買う。高田さんも同じものを買ったのが面白かった。私は荷物を少なくしているので、現地調達で済ます。高田さんも旅慣れているで頼りになる‥
ヨーロッパ選手権の決勝戦、LerterThomasさんvsKorchitskySergeyさん
大熱戦の末にドイツのトーマスさんが勝った。感想戦に加わって初手から見たが、強い!穴熊の達人だ。難しい局面での迷いのない指し回しが印象に残った。準優勝のSergeyさんは研究熱心で、時間があれば高田六段に質問攻めだったが、その分実力もある。「ハブ、モリウチ」がいっぱい飛び出す。
大会の夕食休憩の合間もゲームだ。向こうのテーブルは「きょうと将棋」に熱中している。将棋も好きだがゲームも好きな人の集まりでもある。
今日の日程を終えて、有志で街に繰り出す。
勝負の余韻・・だが、話は将棋のことばかりのようだ。
広場の店に入る。
打ち上げの軽い食事をしながらも、リレー将棋が始まった。すごいエネルギーである。ヨーロッパ将棋界の総帥のフランクさんも入っている。関西弁まじりの日本語である。奥様も(日本人の方だ)大会の助っ人?で、特に表彰式の写真を撮ってもらったり、指導対局の感想戦のときの通訳をしてもらったりでとっても助かった。ありがとうございます。
広場には馬車も多かった。追いかけて撮る。
今日もあっという間に一日が過ぎた。
土日の日記 7月21日、22日 [日記]
☆土曜日の日記 7月21日
土曜コース,土曜教室
土曜日の午前中は「子ども土曜コース」だった。10時開始だが10分までは詰将棋のプリントをするようにしている。集中したりよそ見したり、さまざまである?
夏休みに入ったばかりなので、まだ出席は多かった。暑いと崩れがちなので目を光らせる?
きれいに攻めの駒組みを組んだ。ここから4六角、同玉、4五飛以下下手勝ち。序盤は攻める形を作るのが急所だ。我流で飛角を動かすだけだと勝てない。
終盤の決め手がある。5六竜、同金、7四金まで下手勝ち。下手が勝つパターンを考えるクセがついて、ときどきまずいこともある。「相手の好手を出さす」のが指導の急所だが、わざと緩めることとは違う。その上を行くテクニックかもしれない?私の場合は上達させるのが仕事である・・
午後からは「土曜教室」だった。こちらは相手に胸を貸すのが指導である。しかし貸しすぎると平手でもこっぴどく負かされることもある。でもきちんと戦うのが指導であると思う。
最近は大人が少なくて、それが悩みの種だが、その場の最善手を指すのは、将棋と同じである。けっこうみんな手ごたえが出てきているのがうれしい。しかしポーランドから帰ってきてつくづく思うのは、「ゆったりときちんと将棋を指すのがよい」ことだ。
金太郎を出して遊ぶ。遊ばれる?金太郎専用のシャツに着替える。忘れると穴をあけられるのだ。
相変わらず眼鏡を外される。最近はこの桟の中に隠される‥
☆日曜日の日記 7月22日
受験者特訓
午前中は「伊丹コース」の予定だったが、関西子ども将棋大会があるので変更した。意外な空き時間ができて、清荒神にお参りに行く。バテ気味なので横着して上まで車で行く。
午後から特訓だが、関西子どもに参加した受験者が多かったので2名のみの出席だった。じっくり指すつもりで‥これから受験者の夏バージョンの始まりである?
何でも噛み太郎。大切な書類だと困るので要注意なのだ。
暑さ真っ盛りだが、参拝客は割と多かった。車だと楽である‥
お寺を見ると日本だなあと思う‥やはり気が落ち着くのだ‥
これは棒で引き寄せてお金を取り、持って帰る。これだけなら泥棒だが?次回は多く返すのだ。
私の亡くなった兄は100円玉を拾ったら警察に持っていくのだが、あるとき警察の人が「これはいいから・・」と言うと「警察官がそんなことを言っていいのか!」と血相を変えて怒ったそうだ。警察官の人も苦笑いである‥そして一年後に受け取りに行ったそうだ。
兄がたまにパチンコ屋に行って、負けているとき、近所の人が「玉を上げるよ」というと「失礼なことをするな」と言って怒ったそうだ。兄は集団就職で大阪に出てから、なじまずに、それ以降ずっと病気を抱えた一生だったが、その分、私に運を回してくれたのだとひそかに思っている・・その分自分はへばれない‥そうも思う‥私の将棋の成績や弟子の成績はいつも気にしていた。
清荒神らしい風景
一願地蔵、ひとつだけ願をかける‥
夏のお寺参りもいいものだ。
眼鏡外しに磨きがかかった?
夜はケーブルテレビで、獺ヶ口君が優勝した三月のライオンのJCOM杯子ども将棋大会の番組を見る。結果をしらないとヒヤヒヤしただろうなあ‥冷静に戦ったのがよかった。私よりも冷静だ‥
7月19日木曜、20日金曜の日記 [日記]
7月19日(木曜)木曜入門コース
木曜日は夕方から「木曜入門コース」だった。夏休み前で覚悟していたが、途中からにぎやかになって、にらみを利かすが?焼け石に水かもしれない。それでも言うべきことは言うようにしているが、しっかり強くなってほしいものだ。
揉まれていくうちに、棋力だけは伸ばす方針でと思っている。楽しみでもあり不安でもあるコースである?
7月20日(金曜日)山崎七段来訪
金太郎は普通に戻って、眼鏡外しをする。ときどき不意に噛みに来ることがあるが、甘噛みである。
山崎七段が11時に来訪。以前なら11時半くらいだったが?逆に意表をつかれて、部屋の片づけもしていなかった。
少し雑談をして12時前に「串カツ酒場」に行くと、平日は夕方から営業だった。急遽「お好み焼き」に入る。ここも新しい店である。清荒神界隈のかすかな変貌?である。
山崎七段は、今はいい流れで、おそらく絶好調まではいかないが、これから楽しみ充分の活躍である。師匠の目から見ると、とってもいい表情なので、ひそかにあれこれを期待している・・
駅前の新しい店だ。
ボリュームたっぷり、山崎七段のはAコースである。
昼食後は家に戻って、雑談をしながら、私は昼寝をしてしまう・・湿度が高すぎてお手上げである。金太郎は大喜びだが。
あっという間に時間が過ぎて、山崎七段は夕方に帰った。
宝塚に出て買い物に行く。ちょうど合唱が聞こえてきた。
雨上がりの夕暮れ
金太郎は幼稚な遊びが少し減ったが、ハンガー落としと眼鏡外しは変わりない。
暑さと湿度と旅の疲れの回復の遅さで、体調は自分が思うほどなまっていてよくないが、徐々に戻って行くだろう。
ポーランド クラクフ③2012,7,13 [日記]
犬の散歩やジョギングなど、朝の光景が見られる。
近くにきれいな教会が見えたので、電車道を渡る。朝の光線がきれいだ。
このあたりからカジュミエシュ地区になるらしい。川沿いの犬の散歩のおばちゃんに笑顔で挨拶される。大きな犬だったが、怖くはなかった。
公団のようなアパートが並んでいた。朝の仕事に出かける大きな男たちが話をしていた。道は車の駐車がびっしりである。近所の人同士の朝の挨拶も見られた。私はおそらく奇妙な外国人?だろうか。
ここにも教会があった。石畳を歩いていると悪くない‥時間である。
どこから歩いてきたのを覚えながら散策する。どこを見ても斬新な風景だった。人間には土着のタテ型と放浪のとヨコ型があるが、私は素材はヨコ型で現実はタテ型だろうか・・
路面電車が通る道は分かりやすかったので、さすがに迷子にならなかった。
きれいな街並みが広がる。しかし歴史的には厳しい時代を乗り越えてきているのだ。
絵になる風景がいっぱいある。
夢の中の世界のようだ。
街の一日の暮らしが始まる時間だ。
円は幾何学的な強調の存在感がある。リズミカルな動きを演出する。
長い車両の色彩豊かなバスもいっぱい走っている。
街には鳩がいっぱいいた。鳩の仲間が芝生に集まってくつろいでいた。
朝食は7時からなので、高田六段と「将棋を世界に広める会」の三名の方が2階のレストランに集まる。ちょうど程よいくつろぎの時間にもなって、あれこれ話をさせてもらうのも毎日楽しみだった。
何度か見かけた犬。私の顔まで寄ってきてペロリとされた。お人形さんのような犬だった。
この日はヨーロッパ選手権(ESC)世界選手権(WOSC)の三回戦まであった。持ち時間も増えてじっくり戦うシステムのようである。前日も真剣だが、少し度合いが違って見えた‥
チェスと同じように、対局しながら棋譜をつける人もいる。前回の大会はもっと棋譜をつける人が多かったようだ。終わってからの感想戦も静かな口調で行うのが印象的だった。少しでも声が大きくなると、一斉ににらまれる?こういう雰囲気はいいなあと思う。
日本でも活躍のカロリーナさんも参加している。
午前中に一局で、昼食休憩の後で、午後から二局夕方まで行う。会場を見て回ったが、想像以上にレベルが上がっていると思った。もちろん級位者の人の参加もあるが、ひたむきに指しているので、違和感がない。それもいいところだと思う。
全体に序盤はうまくないが、中盤からは一手一手ていねいに指すのが特徴だ。勝負を戦うと同時に、将棋を味わっている雰囲気がいい‥勝ち負けだけに振り回されない‥楽しみ方がうまいのかもしれない。同時に棋力が上がって行く要素もいっぱいある。鍛える場が少し足りない‥これが課題だろうか。
この少年は愛嬌があって人気者だったが、決してはしゃがないのもいい。子ども教室の子ども達にも見習ってほしいものだ‥棋力はこれから鍛えがいがある・・
会場を見て回りながら、出場者以外の指導対局もときどきあった。もっと指導したかったが・・会場が手狭なので、指導対局の場所がなかったらしい。
会場が日本美術、技術センター「マンガ館」なので、レストランも和食が多かった。この日は天ぷらうどんを食べた。七味がほしかった?
地下の会場内を映すテレビモニター
指導対局、二枚落ち戦
高田六段の指導対局。真ん中の少年は前日に私が指導したが、とにかくじっくり戦う姿勢が良い。いいスタンスで将棋に取り組んでいると思う。
今回の参加棋士の高田六段、北尾まどか女流初段らで一緒に色紙を書く。私の詰将棋はほぼ全部こちらにきて作ったものだ。
私の指導対局
平手の指導からで、この局面で4五飛、同銀、6五桂で苦戦になる。早見えでとってもセンスがよくて腕力もある人だったが、段級は不明とのこと、チェスの強豪の気がした。
19時からは「どうぶつ将棋」と「きょうと将棋」の大会があった。こちらも真剣に指すので、厳粛な雰囲気だった。どちらの将棋もかなり研究している節もあった。恐るべしである・・私はどちらも自信がない。ヨーロッパではゲームに関しての楽しみ方が本格的なのだろう。
終わってから、街に出かける。KさんとNさんの2台の車に分乗して食事に出かけた。夕食抜きの戦いなのだ‥私は会期中、食欲旺盛だったのでおなかがもたない‥ビールが飲みやすくておいしかった。
日本からの参加のTさんと香港から参加の強豪Kさんらで[きょうと将棋]が始まった。リレー将棋も得意で、大会の後の夜も毎日らしい。やや騒がしいのでヒヤヒヤするが?ここまでくると正真正銘の将棋三昧の日々である。
暑い一日7,18 [日記]
金太郎はすっかり普通に戻って悪さをする。
昨日で(7月18日水曜)ようやく体調が戻ってきたようだが、今度は暑さがきつい‥エアコンを入れたり切ったりしながら、扇風機を主力の暑さ除けにする。この夏はそうなりそうだ。
午前中は伊丹将棋センターの梶井さんと「らんぷ」で会う。
それから帰宅して一休みだが、むしろ疲れが出てきて困った。
午後から買い物に出かける。
夕方までネット競馬をする。今は園田でなくて姫路競馬である。しかし朦朧としているので思考に締まりがない。
リハビリの病院に行こうとしたときに電話が鳴った。川崎四段からで「突然で申し分けないのですが、今からお伺いしてもいいですか?」川崎流の不意打ちである?食事時でもあったが、あれこれ話をする。とにかく忙しそうだ‥エネルギーが有り余っているようで頼もしい?
20時からネット将棋があったので、切り上げる。
夜は寝ずらいので困った。エアコンをつけようとしたら、リモコンの電池切れでつかない。