園田競馬、個人指導 11月26日水曜日 [日記]
☆園田競馬、個人指導 11月26日水曜日
自然な場所にいる金太郎
トビオとクロの似顔絵が加わった。毎朝、クロに餌をやっていたので、まだ朝の空気に違和感がある。
金太郎のミニケージに馴れさせるために置いている。こうやっているといざというとき入っても違和感がない。
久しぶりに園田競馬場に行く。金曜ナイター最終日11,14以来である。
この馬は大型新人馬?インディウムでこの日も快勝した。
久しぶりと言っても平日にときどきネット観戦しているので、現場が久しぶりだ?馬券はネットの方がはるかに勝率はいいみたいだ。
昼食は園田家さんで「カレーライスと焼き鳥」である。他にはラーメンとおでんのスジ、親子丼と味噌汁が私の得意コースである。どれもおいしい。
本命馬のウエーブーオーキッドが放馬してしまって場内を一周した‥馬は何事もなかったように?いつもの場所に戻った‥半分以上の馬券が払い戻しかなあ。私は全部払い戻しだった。でも関係者の方は気の毒だなあ‥
第16回兵庫ジュニアグランプリで交流戦だ。岩田騎手、横山典騎手、戸崎騎手も騎乗している。地方馬はなかなか勝てないが・・兵庫からは5戦全勝の期待のトーコーヴィーナスが参戦する。
誘導馬のマコーリーとアイスバーグ(その後ろが優勝した①田中騎手のジャジャウマナラシ)
いい形でトーコーヴィーナスが先行したのだが・・第4コーナーで競り合ったときに馬が接触したようだ‥運がなかったか・・次走を期待したい。
帰りは小雨模様だった。交流戦なのであちこちの馬運車がいる。前回の勝ち馬券があったので収支はトントンだったが、実質は負けだ。ネットで買って置いたWIN5はWIN3だった。
夕方からはI君の個人指導だった。7四歩に8八歩(7二金だった)7七桂、8九歩成、6五桂、7二歩、6二銀、同金、7一角で勝勢。思っている以上に2筋の取り込みが大きいのだ。
角落ち戦で3三歩成以下上手勝勢。序盤から中盤の指し方に疑問が残る展開。
6六角と打った局面だが、やや上手指せる形勢か。6筋の位を奪還されているのが大きいようだ。不利な時は「戦線拡大」だが、駒落ちでは「陣形の立て直し」がいいかもしれない。
相振り飛車でここから3六銀、3五歩と進んだ。3五歩では3七歩が普通だが、5七歩成からの強襲を警戒した。でもやや無理のようだ。
「平手も駒落ちも戦う陣形が大きい」自分の駒の足に地がついていないと、どうしても無理しなくてはいけない‥
深夜にNHKで高倉健さんのインタビュー番組を見た。俳優になったころと転機の話が印象に残った。
黙して語る人間がいいなあと思う。
参道散策 伊丹ナイター C級1組順位戦 11、25火曜 [日記]
☆参道散策 伊丹ナイター C級1組順位戦 11、25火曜
朝は毛づくろいをすることが多い。
寝転んで詰将棋を作っていると、金太郎が覗き込んできた。そして盤面を崩して駒を咥えようとする。一緒に遊ぼうよである。
小雨模様だったが、参道を上る。途中はほとんど人がいなかった。
参道の中腹で下を見ると、シラサギがいた。遠いのでズームしかなかった。
一願地蔵にお参りをする。
晩秋の光景だ。
参道の敷石が光っている
昔の名残を見せる風景、歩く旅の時代だ。
家の近くの踏切の線路前に咲いていた
源さんとチビ、トビオ、クロのお墓
Pさんが家に来られて、一緒にララ登場。ケージのそばに行くと金太郎が激しく呻る。私がララを抱いて「大丈夫だよ」の仕草を見せる。金太郎威嚇のアクションは驚いた?
私は夕方から「伊丹火曜ナイター」に出かける。毎月第2、4火曜日である。亡くなられた梶井さんの意志を継いで、あとまた一年は継続することになった‥私も夕方から深夜まではきついので、思案している・・
あまり深く考えて行動しないので(梶井さんもある面は同じだったのかなあ・・似ている?)私のなすことやることやらないこと、最近は何事も矛盾だらけである。繕いも限度があるようだ。
火曜ナイターの手合をつける合間にC級1組順位戦をネットで観戦する。弟子の対局となると、次第に肩に力が入ってくるのがわかる。大石六段勝ち、澤田六段負け、片上六段負けの結果だった。やや力が抜けたが、勝敗はいたずら好きな勝負の女神のなす仕業?でもあるのだ‥と思うことにしている。
片づけをして深夜に家に戻る。ララがいたのでびっくりした。
Pさんを見送って、深夜から明け方までいろいろ妻と話し込む・・めげないで暮らしていく‥それがテーマかなあ。
清荒神の紅葉 11、24祝月曜日 [日記]
☆清荒神の紅葉 11、24祝月曜日
パソコンをかじりそうで怖い‥こういうときは目を離せない。
金太郎に競馬を予想させようとしたがいやがった。
以前よりは悪さをしないが、まだまだ危ない。
天気がよかったので、参道の散策に妻に付いていく。
紅葉の見ごろは今らしい
ほれぼれする紅葉に酔いそうだ。
人を惹きつけるのは、 春の桜のようである。
不動明王がカベにかすかに見える。
鉄斎の好んだといわれる石らしい。
鉄斎美術館から見渡す。
清荒神境内の門の紅葉
参道を戻る。
この日は祝日だったが、ぼんやり過ごした。詰将棋をいっぱい作った。
伊丹日曜コース 級位者研究会 11,23日曜日 [日記]
☆伊丹日曜コース 級位者研究会 11,23日曜日
午前中は「伊丹子ども日曜コース」だった。これはN君の香落ちで上手ペースだったが、終盤で私がポカをした。形勢が悪くなってから腕力を発揮するのがN君の特徴だ。
五枚落ち戦である。六枚落ちの次に四枚落ちだと差がありすぎるので、妥当な手合いだと思う。右の香を落としている。
こういった漠然とした駒組みをすると、なかなか下手が勝てないものだ。
六枚落ち戦でここで5五銀とぶつける。駒をぶつけて交換すれば、六枚落ちの意味がある。
午後からは「級位者研究会」だった。人数が減って休んでいたが、4名になりまた再開することにした。以前は一門研究会で三段から6級まで一緒に開いていたが、奨励会の例会、子ども教室などと重なるようになってできなくなった。有段者研究会も月1回平日に開いている。
昔は弟子と一緒にハイキングに行ったりしていたのだから、今の余裕のなさ、せわしなさがよくわかる。
もっとも仲間同士で切磋琢磨はいいが、仲良し組合になってはダメである。そういうことも踏まえて、一人でいる時間を最優先できるタイプでないと、生き延びないような気がする。バランスが難しい。
最近は明快に、勝ち負けの結果は何らかの確かな評価であり、負けたらそれを覆す作業が勝負の世界の第一の本業なのかなあと思う。これは弟子向けのメッセージである。
十割そば処 「山獲」 11月22日 土曜日 [日記]
☆三田市十割そば処 「山獲」 11月22日土曜日
やや悪くなってきた金太郎
こういうときはなかなかケージに戻らない。この日は奨励会の例会もあるので、珍しく週末なのにオフだった。個人指導も考えたが、まだ風邪気味なので自重する。
でも天気がいいのでドライブすることになった。
来年の3月になったら、山に返しますの紙が貼られてあって、ほっとする。
アライグマもいた。金網の隙間からのぞいてそばに寄ってくる。
鶏もいる。私のあこがれの環境である。
昔はどこの家でも見られた光景だ。
この日は「55食で終わります」新そばのシーズンらしい混みようだった。のんびり待つことにした。
ここからの借景も見事だ。
名前を書いて順番を待つ。
ようやく部屋に入れた。以前来たときは空いていたので、ご主人の山や動物たちの話しをいっぱい聞けて面白かった。
ススキもきれいだった。
帰りにいつもの千刈水源地に行く。
ハイキングコースのようだ。
奨励会の例会でもあった。高田6級が5級に昇級した。いい流れを大事にしてほしい。三段陣は全体に苦戦である‥二段以下もほぼ苦戦である‥弟子の成績が悪いと、必ず私も心身の調子がよくないので困ったものだ‥
私は悲観的楽観タイプだが?今はそうもいかないようで‥でもまあ割り切って過ごして行くしかない。
千里の道も、確実な一歩から‥と思う。
水曜、木曜、金曜の日記 11月19日、20日、21日 [日記]
☆水曜日の日記 11月19日
姪を車で送るとき、車中から妻に撮ってもらった。門番のような犬がいたからだ。
また姪を学校まで迎えに行く。まだ16時なのに夕暮れの雰囲気だ。
Sさんの個人指導だった。最近は平手中心である。
自然な駒組みと思うのだが、これでも中飛車に攻められるのが最近の将棋だ。
☆木曜日の日記 11月20日
クロがいなくなってもときどき「クロは?」としゃべる金太郎。
手に乗ってのんびり過ごしてくれたらいいのだが・・
家の近くの踏切から、阪急電車を撮る。
☆金曜日の日記 竜王戦第四局糸谷勝ち 11月21日
早起きしてしまったので、金太郎も起こす。
クロもいっぱい花束をもらえてよかったなあ‥
金太郎が鳥とは思えない仕草で甘えてくる。
竜王戦第四局は大逆転勝ちで糸谷七段の勝ちとなった。ずっと苦しい展開で負けと思っていたが、時間の少ない森内竜王にミスがでたようだ‥勝負の怖さを観る思いだった。
糸谷七段の勝負への執着も感じる内容でもあった。次も自然な感じで臨んでほしいと思う。
金太郎は何だか赤ん坊のようである?しかし油断ならないものもあるのだ。
日記を早送りした。そうしないと時間ばかり過ぎていくようだ‥自分のエネルギーが薄らいでいくと同時に、歳月が早まりしていくのかなあと思えたりする。
聖の青春取材 個人指導 11、18火曜日 [日記]
☆聖の青春取材 個人指導 11、18火曜日
クロがいなくなって、金太郎がときどき「クロ!」と呼ぶので、わかっているのかなと思う。
午後は「聖の青春」の取材で大阪に出た。初めに「市山ハイツ跡」から大淀中学校に向かう。ここは内弟子の村山聖、山崎隆之の通った中学だ。ふたりとも学校から呼び出しを食らう?劣等生だったが・・存在感はたっぷりだった。
ふと猫に出会う。猫のいる街には必ずいい人がいる‥
これは「大淀ハイツ」である。
浦江公園に鳩がいた。ここから前田アパートにいくときは、たいてい何かが起きたときだった・・
他にはレンタルビデオを借りる道すがらだったので、自転車でもよく通った。村山君の部屋の電気はついていたり消えていたりだったが、無意識に見ていた気もする。
前田アパートの下で三谷工業の人がいて挨拶する。ちょうど部屋を開けて風を通していたようで「ご無沙汰してましたね。部屋に入りますか}」「はいお願いします」で入れることになった。
私が思っていたのと違う空間のような気がしたが、当時はマンガ本で埋まっていたからなあ‥
引っ越した時に本箱から出すのを手伝った記憶がある。
しばらく部屋の写真を撮らせてもらいながら、昔のことを思い出していた。
私が来るとき寝込んでいたことが多いのだが、なかなか部屋の中から返事がなくて「村山君、元気か!」シーン「返事がなくてもはいるぞ」シーン・・沈黙の時間があってガチャと扉があく。
「何かいるのか?」「はい、コンビニでお寿司とお水をお願いします」パジャマ姿で無精ヒゲを生やした村山聖は冬眠から起き出した動物のように、のっそり動いた。
いつも上っていた階段の方のドアを開けてもらった。この急な階段をゆったりまったり上っていた。
「朝にこの壁にもたれて突っ立ていてね。事情を訊くと将棋会館まで歩いていけなくて困っているようなので、車で連れて行ってあげました。戻ったのでどうだったと聞くと、谷川さんに負けましたと返事してました」
「今も村山さんの住んでいた前田アパートを訪ねてくる人もいますよ」
三谷工業の人にお礼を言って前田アパートを後にした。
公園から三谷工業さんと前田アパートが見える。
ライラックマンションを通ってシンフォニーホールに出た。
猫がいた。
鳩もいた。
過去に戻れるとしたら、どうしただろう‥私自身はあまり変わりない気もする。
関西将棋会館の裏の「雀庭」は今は空き家のようだ。
更級食堂は時間がなくて入らなかった。
何度かこういう風に福島,大淀界隈の散策をしてきたが、記憶が薄らいで物覚えもわるくなってきて、昔を懐かしむ年齢になると、もういちど遠くの目線でみつめなおしてみたい心情もあるようだ。
大阪駅の列車のデザイン・・世の中もうすこしゆったりした空間がほしいなあと思ったりしたが、たわごとでもある。(せかせかした自分が言うのもなんだが)
今は優れたものや元気なものが中心の世の中なのだろうなあ‥置いてきぼりを食っている実感の方が大切な気もしたりする。答えの出せない歯がゆさの日々の中で、今日はそういう一日だった.
村山聖のゆっくりした歩幅を思い出してきた・・少し見習おうかなあ。
クロの葬儀 詰小棋会 11、17月曜日 [日記]
☆クロの葬儀 詰小棋会 11、17月曜日
クロがいつものところにいないので、怪訝そうな金太郎
「クロハ?」「いないんだよ‥」
動物霊園に行く。チビもラッキーもトビオも眠っている・・
火葬を待つ間に、近くの清荒神にお参りすることにした。
最近は一願地蔵で「クロが苦しまないように‥」とお願いしてきた・・
ローソクの灯は命が燃えている様にも見える。
お寺の人に教えてもらった紅葉、晴れていたら鮮やかだっただろうなあ。
「落ちていたので水の中に置きました」
動物霊園に戻って待つ。待合室には「犬の十戒」「虹の橋」のことが書かれてある。
それからお骨拾い‥分骨してもらい霊園の共同墓地と庭のお墓にも‥「18歳ですと100歳に近いお歳ですね」
あっけないくらいの時間が過ぎ去った。時間を惜しみながら命を惜しむのは、出会いと別れの切なさだろうか。頭の中が真っ白になったようだ‥
午後は詰小棋会で大阪に出る。少し時間があったので近くを散策する。
道の向こうを観ている猫がいた。
鳩の群れがいた。仲間がいるのはいいことだ‥
詰小棋会は私にとっては頭を鍛える場?でもある。
夕方からは居酒屋に入る。ほろ酔い気分で詰将棋の話が楽しい。
いつもだと真っ先にクロの様子を見に行くのだが、そこにはもういない。
クロさようなら 11、16日曜日 [日記]
☆クロさようなら・・ 11、16日曜日
午前中は「日曜コースA」だった。高学年組が欠席が多かったようだ。
あまりほめられた形ではないが、下手の方の陣形は腕力勝負?
大駒2枚で玉を攻めると勝ちパターンになる。
攻めあぐねているかもしれない。8八歩、同銀、7五角、同銀、8五飛が大技だが・・気づけば有段者かな?
昼休みにクロを日向ぼっこさせた。まさかこの夜に亡くなるとは・・クロの瞳は何をみていたのかなあ‥
この日は太陽の日射しが少し弱かった。
午後は「日曜コースB」だった。少人数だが私が指導に回って、佐和田初段には研修会のIさんとF君とA君の指導をしてもらった。
4六同歩、同銀、4五歩、5五銀と進んだが、4五歩で4二飛がよい。下手の飛角がやや捌きにくい。
子ども達がいなくなって、金太郎の出番だ。
みかんをかじる金太郎。
この日の夜の22時45分にクロが逝った。22時くらいに肩で呼吸をし初めて、呼吸も次第に小さくなってきた。
「クロ、クロ!」と呼んだが、少しずつ眠るように、たまに肩で息をしたが、次第に静かになった‥
(ここまでがんばってきたから、もういいんだよ‥)心の中でそう言いながら妻と私で体をさすっていくうちに、息を引き取った‥
別れはつらいけど、それ以上にいっぱい楽しみをもらったから、別れを惜しんでも悲しむまい・・と思った。
まだ眠っているだけのように思えたが、クロは先に虹の橋にいったのだなあ‥
クロさようなら・・
土曜特訓コース 11、15 [日記]
☆土曜特訓コース11,15
午前中チャンピオン戦なのだが、特訓コースに変更した。
大駒落ちは大駒が働かないと下手が勝てなくなる。
こういう局面から「攻めの手段」を見つけるテクニックが必要になる。
pogのレガッタが出走して勝利。楽しみだ。
午後からも特訓コースだった。平手は「序盤から中盤の駒組みをきちんとしないと形勢が傾いてしまう」
上手の勝ちに見えるが、6六と、同金、同角で下手勝ちになる。「終盤で玉の逃げ道は大きな財産だ」
平手戦で力勝負となったが、「玉形の差」でこちらが有利だ。