森一門園田競馬観戦ツアー [日記]
☆森一門園田競馬観戦ツアー 2月29日
待ち合わせに早く来た安用寺六段と、野間五段に競馬のレクチャーを受けている糸谷六段
このイベントは私の還暦祝いの希望を聞かれて実現した‥前々からやってみたかったのだ。園田競馬に集まって楽しむ・・初めはさすがに弟子といえども欠席者が続出かなと思っていたが、還暦祝いならしょうがないか・・の空気が支配したのだろう?ありがたい‥ことだ。
増田六段、山崎七段、大石四段、澤田四段も加わって、メンバーがそろったところで大〇スポーツのSさんに案内されて来賓室に向かう。
初めに私が還暦のお祝いのお礼を言って、次に幹事の大石四段から今日のスケジュールの説明があった。それからSさんの自己紹介と園田競馬についてひとことアドバイスをもらう。
不思議な光景だが、詰将棋の解答でなくて?馬券購入の検討風景である。それぞれに個性があって、面白かった。山崎七段と糸谷六段はふたりで分担した単勝馬券、山崎七段は序盤から快進撃で勝ち組になっていた。糸谷六段も単勝買いに徹していいペースだった。
意外なのが大石四段でこっそりとねらった複勝を買い込んで勝ち組に回る。澤田四段は妻のレクチャーに素直に単複を使い分けて、手堅さと大胆さの同居する買いっぷりだった。
安用寺六段がいちばん手慣れているようで、時間ギリギリまで粘って購入していた。増田六段は闘志が(投資?)空回りで、なかなか手ごたえをつかめないようだったが、さすがに根性があって終盤は追い込んでいた。
今日は前日の雨で不良馬場だった。逃げ残りが有力だ‥
昼食は「園田屋」さんに行く。
テレビを見る。
園田競馬場の中を案内してもらう。
雨の日は濡れて汚れてユニフォームの着替えも大変そうだ。
当日の馬体重を測るのと、次の次に出場の馬の待機場所の説明を受ける。調教師さんの部屋もある。
さあ今日はどうだろう?
前のレースで1着、2着馬の検査場所
厩舎を案内してもらう
初めて馬に触れた?増田六段
安用寺六段は「よしよし」の手つきだ。
山崎七段は駒を持つ手つきの左手で触れる。
こわごわ?ながらも「ヨウ!」という仕草の糸谷六段
大石四段はしっかり鼻をなでている。
澤田四段は見るからに腰が引けている?慎重派のようだ。
厩舎は静かだった。早朝は馬でごったがえすそうだ。
違う角度から見た競馬場はドロドロだった。
レースを終えた馬が戻ってきた。騎手と調教師の人が反省の話し声が聞こえてくる‥
見た目以上に馬はドロドロ、騎手もドロドロである。
まじかに馬が通っていく
戻ってパドックに向かった。大石四段はなかなかしぶい馬券を買う。
パドックで馬を見る山崎七段、野間五段、増田六段、安用寺六段
部屋に戻って再び馬券の検討,11Rは大会方式にした。
ニコニコの山崎七段、しぶい表情の増田六段、そしていいよ11Rが来た。各自で千円分の馬券を自由に組み合わせて買い、配当の大きなものが勝ちのルールにした。
安用寺六段は10番から馬連の流し馬券。野間五段は三連複ボックス
ルンルン馬券は凝っているが四番の単勝が何ともいえない‥澤田四段は男らしい一点勝負
息子はもったいない馬券だ。馬連で十分優勝だったのに・・。山崎七段は9番がこないので外した。しかし割と手堅い馬券だ。
増田六段は3-6にこだわった馬券、最後の3-7が粘り強さだろうか?糸谷六段は7-8だが単勝を抑えているのが勝負強い。
私は例によって、ばらまき馬券。大石四段はさわやか一発勝負。
結果は7⇒9⇒8と入着で、三連複の野間五段が優勝、二位が7番の単勝で糸谷六段となった。ちなみに四着5、五着3だった。
7番コウエイライト(坂本騎手)、8番オーシャンハンター(永島騎手)、9番エイユートルネード(木村騎手)3番10番が入らなかった・・
3着は接戦だった。
優勝の野間五段の笑顔と馬券、賞金と園田競馬グッズの景品だった。
終わってみんなで記念撮影をした。
なかなか面白いイベントだった。平和でいいものだ・・
帰りにも記念撮影だが、セルフタイマーを使ったら2回とも風で揺れて地面が写っていた?それで急遽、警備員の人に依頼した。
帰り際にさりげなく?「これで第1回は無事終わったなあ・・」とつぶやく。また開きたいイベントである・・
校正打ち合わせ、小学校 [日記]
昨日は(2月28日火曜)午前中は野間五段に来てもらって、校正の打ち合わせをする。以前からこういうときは堅実な野間頼みなのである?
何とか仕上げて送る。少し肩の荷が下りた。
金太郎はパソコンのある部屋が少し寒いので、こうやって毛羽立ってしまうとしゃべらない。でも「おいしまい、バイバイ」というと、戻されるのがイヤなのでハンガーの置いてある高いところに飛んでいく。
また戻ってプリンターの中に入って遊ぶ。
昼食は野間五段も一緒だった。妻が風邪で外食が多かったのだが、やはり家の食事がいい。
午後から京都に帰る野間五段と一緒に電車に乗って、大阪に出る。出掛けるとき、偶然かもしれないが出かけるとき、隣のマンションの植え込みでスズメさんたちが一斉に飛び立った。朝のときもそうだったので、私を待っている?のかなあとも思えた?
昨日は「小学校の指導日」だった。「学級閉鎖で欠席が多いのですよ」初めはだれもいなかったので、がくどうの子どもたちの中に入って、先生の話を聞く。うるう年の話と時計の右回りは何故かの話だった・・
ようやく生徒が来て八枚落ちで将棋を指して、詰将棋を出題する。ここも三月で将棋の指導がなくなってしまうので、もったいない?
帰宅して、レーザー治療に行く。それから帰って夕食にする。
新しいおもちゃで遊ぶ金太郎だが、荒っぽいのですぐに壊しそうである?
今日は2月29日である。うるう年の一日だ・・おまけの一日のようでもある?毎月あるといいのになあ‥現実逃避である。
ゲラの校正、スズメの庭 [日記]
毎朝起きるとスズメの鳴き声がして、なんだか「餌をちょうだい」と催促されているようだ?向かいのマンションの植木あたりに住んでいるような気配だが・・金太郎が投げ捨てる餌がきっかけだったが、スズメが足しげく通ってくるようになった・・
カーテンの向こうにいるのだが、人の気配がすると逃げるので、こっそり動くのだ。金太郎は初めは「オハヨウ」とかあれこれスズメにアタックしていたが、どうも無理なようである・・
金太郎の撒いた餌とパンとお米を少々、庭のお皿に乗せる。
朝からゲラの校正をして仕上げた。目がショボショボしていたが、何とかこなせた。私はどうも事務的な仕事が向いていない。学校の勉強からしてそうだった・・腰が引けている・・いい点を取ろうと思ったことは一度もない‥勉強ができる子をうらやましいと思ったことも一度もない‥ひねた子どもだったのである。
昼間は西宮の年金事務所に行った。意を決していかないとズルズルになってしまうのだ・・事務的なことは手間がかかっても行動しないと進まない‥後は申告である。これもまだ準備していない。苦手なことは後回し・・気が付くと自分が困っているパターンだ。
夕方はレーザーのリハビリに行く。寒いので少なかった。ふと思って注射と薬の札も入れておいた。先日から寒さがぶり返しているせいもあって、膝が痛くなっている・・これはまずいので、意を決して注射を打ってもらうことにした‥毎月1回のペースで打つように言われているのだが、腰がひけているのだ。今日は痛かった!
金太郎は遊ぶ部屋が少し寒いので、何となく初めは動きが鈍かった。でも次第にこんな感じで甘えてきたり、飛んだり跳ねたり状態になった。腹ばいになっている金太郎。
数日前に金太郎用の爪切りを買ってきてこっそり切ったので、頭に乗られても痛くない。
私の大好きな落雁のお菓子
妻に止められないといくらでも食べてしまう・・甘辛党なのだ。
おいしそうだ。
こっそりと 落雁食べる 冬の昼
こっそりと カーテン越しの 冬スズメ
伊丹コース 受験者特訓2,26 [日記]
日曜日の日記 2月26日
伊丹コース、受験者特訓
昨日は伊丹日曜コースだった。寒いせいかみんな遅い‥出席も少な目だった。指導対局用の駒を並べようとすると(いつも始まる前に並べておく)手がかじかんでいる。
5枚落ちで明らかに下手の攻めが失敗だが、ここで4四角とされ困った。仕方がなく1六香のときに1三歩は弱気だった。1五歩、同香、同飛、同銀、1七角成と踏み込みたい。この辺の攻めが課題である。「攻めは強気で、守りは手堅く」だろうか。
二枚落ち戦で、7八歩の手筋に6八銀と利かされているので上手が苦しいが、下手もこれ以上は攻めにくい局面だった。この後は6四飛から7三桂と活用していい勝負だった。
七枚落ち戦で、ここから7六竜や4七金打とする子も結構いるものだ。4七成銀、5六玉、5七竜、6五玉、6七竜、7五玉、7七竜となって寄せきれた。やさしいようだが七枚、八枚落ちだと意外に難しいものだ。
「攻めなさい」とばかり言うと、無理攻めしたり焦って自滅するパターンもある。攻めの感覚が身に着くのはどうすればいいのか、初心から初級への大きな課題だ。
午後からは受験者特訓だが、昨日は研修会なので指導は二名のみである。二面指しで夕方までみっちり平手の先手、後手、香落ちの繰り返しの指導をする。
研修会の結果報告の電話が入ってきた。今回はよくなかったようだ。私は悪いカンだけあたるのでイヤになることもあるが、心配していた‥これは動物的な直感なので説明のしようがない‥しいて言えば、自分がそうなので余計に心のスキに敏感なことだろうか?
週末のスケジュールをこなして、ようやくオフになる、日曜日の夜はうれしい気分だ。仕事を抱えているが、何となく寝るのがもったない気分である。金太郎とたっぷり遊んだ。
ゲラの校正をしていると、目がショボショボになって、二階から電気スタンドを持って来てもらう。妻の風邪もようやく収まり、少し一段落である。ふと思いついてJRAのネット馬券を見直すと、中山11Rの3連複の万馬券が取れていた。以前に間違い馬券が当たってから、JRAの馬券は常にプラスで自分のおこずかいになっている。(意外に必死なのだ?)
私は常に子どもの頃から貧乏には慣れているが、いじけまい、あなどるまい、振り回されまい、そういう経済意識?が身に着いている・・いざとなればどんなことをしても生き抜く、暮らしていく‥それが自分の三つ子の魂のような気がする?
中学高校くらいからは新聞配達や奨学金などで、親から小遣いはもらったことがなかった。それが奨励会に入ってから、20歳過ぎになぜか親の世話になって、しかも大阪に出るときのフェリー往復運賃をもらうのに言い出せなくて、困ったことがある。素直に言えばいいのだが、性格的に私はできないのである。仕事に出かける母親が何も言わないでテーブルの上に置いてくれていて、ようやく行けた‥
それで負けて帰るのはつらかった。でもそれも現実だった。勝負に感情の入る余地は少ない。ただ苔の一念ではないが、将棋に限らず、自分がきちんと生きていかないといけない‥そういう思いを感じたのはあっただろうと思う。弟子に求めるのは結果がいちばんだが、それ以上に願うのは勝ち負けでなくてひたむきさだろうか。
現実はうまくいかないことばかりなのである・・それが前提だ。そこから出発なのだ。細々とヨロヨロとだが歩いていくよりない・・
土曜日の日記 2,25 [日記]
土曜日の日記 2月25日
一日遅れの日記になっているが、私のは写真が多いので見るのが大変らしい?のでまとめて書くのはしない方がいいみたいだ。
将棋教室の日は少しあせる。金太郎がご機嫌斜めでケージに戻らないと大変だからだ。わからないように戻すのがテクニックだ?
子ども達は出足が悪かったが、時間が迫ってくると多くなった。指導が千田三段で手合いが阪上二段で、私が総括に回った。危ない予感?がしたからだが・・
千田三段の指導
初めはこうやってきちんとできている。でも途中からおしゃべりが始まると雰囲気が崩れそうになる。集中力が緩慢になってくると、将棋の内容も荒っぽくなる・・我慢するのはこういうときなのだが、逆にいうと子ども達は欲がない?気もする。
いい勝負だ。
こちらも荒っぽいがいい勝負だ。こういう場合は「どさくさまぎれに詰ます」タイプが勝つ。やはり終盤の力が大きい。
後半は騒がしくなり、大盤解説の時もまとまらなくなってしまう?「静かに!」と怒鳴ってもなかなかである。こういいうときはこちらも真剣に叱るしかないが、重なってくるときついものがある。ある意味で修羅場だが、子ども達に鍛えられている面もあるのだろう?金太郎との格闘を思わせる雰囲気である‥
将棋は集中を欠くと極度に弱くなる。集中を高めるとひときわ強くなる。そういう要素があるので、みんなもっと欲を持って向き合ってほしいのだが・・
午後からは「土曜教室」だったが、指導が千田三段、阪上二段、佐和田二級と私がいたが、生徒が少なくて持て余し気味だったかもしれない?疲労困憊のときは私が二階で休むのだが、指したりないくらいなのでもったいなかった。
私は将棋を指すのはかなりな容量で平気なので、たいてい相手の方がへばることが多い。将棋を指すのが好きなタイプは大歓迎である。
土曜教室は指導対局が中心で、平手から駒落ちまでどれでもOKの教室だが、ほとんど宣伝はしたことがない。私はその分野が苦手なのである。きちんとした弟子の指導もあるのと、ぶつかり稽古の好きな方はどうぞ!見学も可です。貪欲に指したい人には合っている教室と思う?
夜はY君が宿泊だった。仕事の合間に早指しをする。受験者メンバーはほぼ毎週特訓しているが、将棋は強くなっていくほど、技術も心構えも基本や基礎の大切さを思う‥階段を一歩一歩上がったり下りたりが大事で、飛んだり跳ねたり屈んだりはだめなのだ・・堅実に次ぐ堅実さが大事だ。
いろんな分野で将棋とかかわっているが、大きな方針として持っているものがぐらつくとつらいものがある・・それでも自分にできるのは、目の前のことにきちんと向き合うことしかない、いつも噛みしめながらそう思っている。
私は執念深い方で、ウジウジはしないがメソメソした後はムキムク、ムラムク踏ん張って行くのは、子どもの頃からの習性である。蹴飛ばされても噛みついて離さない気持ちの悪さを持っている子どもだったのだ?でもそうしている間にいじめられたことも忘れてしまって、ひとり遊びに講じている・・
金曜、有段者研究会 [日記]
金曜日の日記 2月24日
金曜日(2月24日)は「有段者研究会」だった。もともと月に1回一門研究会を開いていたのだが、奨励会の例会が土曜日が多くて、翌日にするのはどうも効果が薄くなってしまうので、別の平日に開くことになった‥現役の中学、高校生や下の級の弟子が参加しにくいが、年齢的にも今が勝負どころの世代が中心になっている・・
今は少し前と比べても奨励会の壁が厚くて厳しい状況にあると思うが、何とか打開していってほしいものだ・・
自分の奨励会時代を振りかえると、今よりははるかにおおらかな時代だったので、劣等生の自分でも運よくチャンスが与えられたのだろう・・私はおそらく30回くらいは退会の危機があったと思う。修羅場をくぐり抜けたというよりも、大きな偶然とかろうじての幸運とかすかな一念・・だった気がする。自分の力だけでとは思ったことがない。
今の弟子よりもはるかに弱かったし、はるかに可能性も薄かった・・それを思うとどこかやりきれなさや、つらい気持ちと歯がゆい気持ち悔しい気持ちが混ざり合ったもどかしい気持ちになる。何とか結果を出してほしいものだ・・
妻の風邪が回復に向かってきて、とにかく外に出る。
閉塞感があるほど、花の咲くリアルな美しさに見とれる。
帰宅すると、金太郎へのプレゼントが送られてきていてうれしくなった‥
みんな遅い昼食の時間だったので、プレゼントの品で記念撮影をする。左から藤原新三段、西田三段、竹内三段、石川二段である。奇数だったのでまだ対局中の弟子もいる。
最近は金太郎の遊び道具も少しマンネリ化していたので、よかったな金太郎!
22時ころに有段者研究会が終わり、金太郎を部屋に出す。本来ならネンネの時間なのだが・・
元気いっぱい飛び回って、それから私のメガネをはずして遊んでいる。
今度は電気のスイッチを壊しにかかる。蓋をあけようとする。さすがに危ないので叱る。
今度は将棋盤をかじっている。叱るとムキになるので、気をそらさせる・
最後はいつもこうなる‥金太郎の爪がとがっていると痛いときもある。
金太郎と遊ぶのは癒しの時間なのだろう・・ただし油断をすると下剋上をねらっているのが動物の本能だ?また短気な金太郎はやや我慢心が薄い‥またけっこう知恵者なのである・
入門コース,チビの命日 [日記]
昨日は夕方から「木曜入門コース」だった。風邪のため欠席が多くて出席はいつもより少なかったようだ・・
昨日は実力テストを兼ねた感じで指導をしたが、①序盤にうまく作戦ができていないと勝てない、②攻める感覚が曖昧ではっきり理解できていない③終盤は1手詰めも難しい、などだった。いつもはすこし柔らかめで指導しながら指しているのだが、この辺の呼吸が難しい。
こっぴどく負かすのがいい場合と、自信をつけるために指導しながらの方がいい場合もある。緩急の呼吸で、自分で勉強するようになればグイグイ伸びていくものと思う‥
初心者から入門者、初級者への指導と、指導法と、棋力アップの分析は大きな課題であるが、自分でこうかなあと思って模索しても、なかなか阿吽の呼吸とはいかない。大きなテーマがあると、のめりこんで向き合うのだが、大きすぎて大変だ‥かすかでも何かのヒントを得るための入門教室かもしれない。
将棋にはパワーが必要な気がする。①戦うパワー②勝ちたいパワー③負けたくないパワー④自分を鍛えるパワー⑤コツコツ取り組むパワーなどだろうか。どのパワーを出そうとしているのか、はらんでいるのか‥?それぞれ子どもによって違う気もする。
昨日はチビの命日だった。
チビはもっと小さい印象だったが、実際は大きかった。
近所の人に見送られて宝塚に来た。
初めての長旅はどういう思いだっただろうか。
我が家には亡くなるまで3年半いたが、チビはもともと15歳と言われていたので、どちらにしても高齢だったわりには元気だった。
チビとの縁も不思議なものがあった‥
糸谷六段、昇段祝い [日記]
昨日は(2月22日水曜)糸谷哲郎六段の昇段のお祝いで食事に行く日だった。妻の風邪が気になるが、少し回復したので一緒に行くことになった。糸谷君の顔を見ると元気になる?
金太郎は最近、どことなく元気を持て余しているようだ‥遊び友達がほしいのだろうなあ。私だとすぐにバテてしまうので物足りないのだ・・あるいは少し大人の兆しで落ち着いてきているのだろうか?
糸谷六段は11時に家に着いて、少し雑談してからすぐに、宝塚南口のイタリアレストラン「アモーレ アベーラ」に行く。日本最古のイタリアレストランだそうだ。閑静な住宅街の中にある。
糸谷六段の昇段はもっと前だったが、忙しいので延期していた。ゆっくりのんびりのはずだったが、妻が風邪をこじらせていたので危うかった?
糸谷六段とはどちらかいうと私よりも妻の方が話し相手になりそうで?私は二人の会話についていくのがやっとである・・子どもの頃は台所に来て、妻にせっせと三国志の話を延々と続けて、それを妻が楽しんで聞いている構図だった?
私の印象は奨励会の都度に負けて、電話口で泣きながら「負けてしまいました」「負けてしまったのでなくて、負けたのやろう?」「はい!」「次はがんばりや」「ハイ!」立ち直るのも早いのと、どこをとっても愛嬌があってかわいかったのだ・・
負けず嫌いとおおらかさ、勝負勘のよさと直感の鋭さ、深い論理思考とお人よしのやさしさ、そういうものを膨らませてパン!と割れそうなものを抱えているのが?糸谷六段の魅力である。そういう意味で私も糸谷ファンのひとりなのである・・
私が妻に相談すると、今回はイタリア料理と、決めていたそうである。私は雑食無国籍タイプだが、糸谷六段はいかにも洋風が似合うようだ。というよりもセンスの問題だろうか?
アモーレランチを注文した。妻だけは別のを注文したが、なかなか出てこなくて、そのうち「すみませんねえ・・〇〇〇でして」それからまた来て「大変すみません・・〇〇〇でして」伏字のところはルンルンピアノに出てくるだろう?
料理の話が中心で、そうなると私は異邦人で?お手上げである。その合間に他の弟子の近況の話もする・・「最近は弟子の成績はあまり見ないようにしているからなあ‥」「すみません、余計な話をしてしまって」気配りのいい糸谷君である。
帰りに店の人に撮ってもらった。
家に戻って、糸谷君に妻と私に携帯電話のメールの方法を教えてもらったが、私のメールは見ることがなくて放っておいたのだが、200件近く迷惑メールがたまっていて驚いて削除した。
「糸谷君は親切で説明もわかりやすい」妻は私をにらみながら納得していた。
夕方はレーザー治療に行く。天気のせいもあるが、リハビリを置き去りにしていると、たちまち膝に痛みがある・・そういえば注射の時期である。
今日もひそかに園田競馬のネット馬券を買っておいたが、出入りの割に少し負けだった。昨日と今日で元金は減っていないようだ。最近は勝負にからく馬券を買っているつもりである・・
金太郎が物足りなさそうな表情だ。
家で園田競馬 [日記]
在りし日の源さん・・2007年11月15日 源さんは飛べない鳩で顔も見えない‥でも賢くて人間らしい面ばかりだった。最近は鳩を見ると「ゲンさん」と呼んでみる。
金太郎は源さんがこの世に遣わしたと思っている・・世の中はそういうものだ・・
前の晩は早く寝たので、早朝の4時ごろに起きて仕事を始めた。
金太郎は音に敏感で、外で何か聞こえると耳を澄ませて聞いている。
昨日は本来なら園田競馬に行く日だったが、妻の風邪が治りきらないので中止にした。私は仕事をしながら、ネットで園田競馬を観戦する。
いつもはオッズパークで馬券を買う。昨日は楽天競馬の会員になった。携帯電話のアプリ?はうまく使えないので郵送にする。
最近は3連複が中心で馬連とワイドを使い分けている。昨日は久しぶりに少し勝った。
椅子で遊ぶ金太郎、この勢いで私の袖を噛みに来る?
金太郎のくちばしは手のようでもある。
こうやって静かに過ごす時間もでき始めたようだ‥
自然な表情がいい。
夜はまた早めに寝る。早朝に起きて仕事をするパターンである。
金太郎と遊ぶ [日記]
昨日は(2月20日月曜)オフだったが、妻の風邪がよくならないので家にこもる?午後から郵便局や銀行、市役所の出張所に行って用事をすます。
私はこまごました用事は嫌いではないが苦手で、ついついそのままにしておくことが多い。そのせいでぬかりがあることばかりである・・
「シュジュメサン」最近は金太郎のこぼした餌を庭に撒いているので、スズメがやってくる。それで金太郎も「シュジュメサンは?」と聞いてきたりするのだ・・
和室に金太郎用の椅子を置くようになってから、私のそばによく来るようになった。こうやって目の前にいることが増えた。
この鐘が大好きでよく遊ぶ。チャリンチャリンとなるのがいいみたいだ。
金太郎と遊ぶときは平和な時間である・・ときどき噛みにくるので油断はならないが・・
夜も更けてくると「ネンネ、キンチャン、ネンネ」としゃべりだす。眠いのか寝たくないのか真意はわからないが、遮光カーテンを半開きにしてから、最後は全部閉める・・ピタッと静かになるのだが、ヒソヒソ話でも金太郎の話題になると、どんな時間でもガサガサと反応するのが怖い‥
久しぶりに早く寝た。また次の仕事の準備にかかるのだが、心身ともに余裕がない年齢になってきているのを感じる。