木曜入門コース 8月28日 [日記]
☆木曜入門コース 8月28日
先日高山に行ったときに買ってきた「高山ラーメン」おいしかった。
木曜入門コース、この局面はあえて誘導した。さあ逃げないで攻めよう六枚落ち!9六歩だ。
右の金は上手が活用をしくじった。
駒を交換するほど下手よし。
この日は入門コースもみんな普段よりも集中できていた。推理すると夏休みは天気が良くない日が多くて家で過ごすことが多かった→室内ゲームがよい→将棋をやる。
今は入門から初級、中級、上級、研修生、奨励会員まで成績のよくない子どもや弟子が多くて、上達生業家業を目指している?私には悩ましい日々である。指導がヘタすぎるのかなあと疑心暗鬼の日々でもある・・
何かが足りないのだろうと試行錯誤しながら知恵を絞るが、明快な答えは出ない。別段ノルマでもないのだが、自分の内面の意地かもしれない‥
きっと、苔むした一念なのである‥
個人指導 8月27日水曜日 [日記]
☆個人指導 8月27日水曜日
さあ遊ぶぞ!
目つきがよくない金太郎
この日はI君の個人指導日だった。ツギ歩の局面だ。ここで7六歩か8六歩か?
ここから5五歩、同歩、同銀、5六歩に6六銀、同銀右、同角と切りこんできた。同銀、3八銀に6五銀打と反撃して一気に終盤戦。
夜はSさんの個人指導だった。二枚落ちで3三桂はややおかしい。4五歩の交換から4四角としてから3三桂が形である。それを咎めに行った。しかし急所はこの後の終盤にはいるあたりで、「切込みの攻め」の特訓をする。
これも8四銀から8五歩は素直すぎる展開。さかのぼってこの将棋では銀は6四銀と中央が自然だ。
でもこれも急所は終盤で、どこかで4四銀とぶつけていくのが好手になる。
*将棋は個々の手の善悪が、終盤に近くなるほど重みを増してくる。
伊丹火曜ナイター 8月26日 [日記]
☆伊丹火曜ナイター 8月26日
珍しくクロが目を見開いて金太郎を見ている。二人の初めての出会いの時、めったに吠えないクロが金太郎に吠えた。
夕方からの伊丹火曜ナイターのために、早めに行った。
まだ二年前の梶井さんとのツーショットの写真があった。(写真の日付は違う)ときどき朝に喫茶店で合流して待ち合わせるのも楽しみだった・・
これもその頃の「伊丹日曜コース」の大盤解説風景だ。
ファイルには私の「子ども教室の会報」や「将棋関係の切抜きの資料」もあった。
私のエッセイである。梶井さんがきれいにスクラップしてくれていた‥これは奨励会の話である。
これは「聖の青春」の話である。懐かしいエッセイだった。今も自分がかかえていることとつながっている・・
何事も積み重ねと言うよりは、積み重なっての人生である。いいも悪いも好きも嫌いも、幸せ、不幸せも、すべて一期一会が基にある・・そういう中で自分のできることは、間違えても間違えていなくても、「一寸の魂を飲み込む」みたいなものだろうか・・
児玉七段、伊藤六段の夏の部 8,25月曜日 [日記]
☆児玉七段、伊藤六段の夏の部 8,25月曜日
「クロ‥」金太郎が偉そうに呼ぶ。
金太郎のヨチヨチ散歩は油断ならない
久しぶりに「らんぷ」でモーニングにした。ここは回数券を預けているのだが、ご無沙汰だった。
頭に乗る金太郎の爪を切るのは、少しいやがらなくなった。
鶴橋に14時に待ち合わせて、まずは麻雀だ。いつもの喫茶店に入る。ちょうど高校野球の決勝戦が中継されていた。
この日は冷静で、トータルは勝ちだった。勝負事は何でもそうだが、一発痛い目に遭った時にむっときて暴発するか、逃げ腰でメロメロになるか、我慢するか、反省して起き上がるか、である。
駅で焼き肉食事会に参加のMさんを待つ。考えるとこのメンバーでどれだけ集まったかなあ‥特に児玉七段と東七段とは同期でとっても縁が深い。伊藤六段は後輩で、けなげな塾生時代から縁があるが、憎めないキャラクターだった。
昔、奈良に住んでいた時はこの界隈で時間をいっぱい潰した。当時はヘンな映画館もあった。(入った意味ではない)鶴橋の市場の散策も好きだった。
今回は初めて店を変えた‥肉はステーキのようでおいしかった。やや贅沢と思ったが、たまにはいいだろう。だいたい将棋にまつわる話、グチも多いが?楽しい話で盛り上がる。こういうときに、演説しないように心がけている?のだが、児玉さん以外は話好きなので大丈夫である。
駅で記念撮影をする。このメンバーで会うときは、大きな歳月の流れの中で位置づけするみたいな気持ちになる。現状厳しい環境の中でどう凌ぐか?などの参考になる。昔からの古い付き合いのせいだろう‥
仕上げの甘党喫茶である。私は大きなパフェーでふたりは「ぜんざい」だった。甘いものをいつまで食べられるか、元気さのバロメーターかなあ。
最後にセルフで撮影をする。ときどきカメラがひっくり返ることもあるが、私はセルフ撮影職人である?
また年末に元気に開きたいものだ。そう言って別れた。中国語の「再会」と言うことばが似合う。もっとも関西将棋会館で普段も会うこと多いのだが?
飛騨高山に行く② 8月24日 日曜 [日記]
☆飛騨高山に行く② 8月24日 日曜
雨の中の散策、ええいと進む。
朝顔の 目に沁みる 青深し
雨も少し小やみになった
宮川朝市に行く。こちらは観光客だけでなくて地元の人も多いそうだ。
雨で客は少ないが風情はある。
昔ながらの光景だろうなあ‥
トマトがおいしそうだ
最近は野菜を見るとほっとする。
こんにちは‥の表情だ。
冷たい水の中のキュウリとトマトが絵になる
鳩も雨降りは大変だ
市場を出てから古い街並みに向かう
風鈴の 音も静かな 雨あがり
地酒のおいしさが伝わってくる景色
にぎやかでいて静かな軒先
高山は外人のツーリストも多い。古風な風情に人気があるのだ。
ホテルに戻り、迎えに来てくれた車に乗り込む。将棋大会の会場に向かう前に立ち寄った。
二枚銀の元気な戦法。一歩持って5五歩、同歩、5六歩の攻めをねらう。
下手押され気味だが、この後終盤で上手が逆転負けをした。
これもがっぷりな闘いで息が抜けない。
第18回バローこども将棋大会
午前中は指導対局で、午後から大会だった。開会の前に記念撮影をする。
三クラスに分かれて大会が始まった。
昼食に出かける。屋上からの風景だが、天気がいいとアルプスが見えるそうだ。
「神の手」?の抽選箱。成績順に名札を入れるのだ。ユニークな発想だ。この大会は保護者の方が運営も協力されていて、和やかでほのぼのとした雰囲気がとってもよかった。
決勝戦は大盤で解説する。これは劇的なトン死で、勝負のきつさもあるが、ドラマティックな幕切れだった。いい体験でふたりとも印象に刻まれる‥戦いだったなあ。
最後のクラスの名人戦の部決勝は、私が大盤で解説したが、手に汗握る熱戦で好局だった。ふたりとも強かった!
「同胞」ブログでどうぞ!
大会が終わり、高山の駅まで打ち上げしながら、帰りの電車に乗った。
高山の皆さん、お世話になりました。ありがとうございます。
飛騨高山に行く① 8,23土曜日 [日記]
☆飛騨高山に行く① 8,23土曜日
大阪から名古屋に向かう。
名古屋から飛騨高山に向かう。車窓の風景が好きだ。
先日の豪雨で川傘も増している。
8七歩成に8四歩で大駒を封じる。八枚落ちなので下手苦戦?
四枚落ち戦でこういうときは「攻められている角を捌きたい」
六枚落ち戦で、かろうじて攻めを受け止めたが、下手優勢。でもここからが勝負だ。
六枚落ち戦でまっしぐらに攻めれば下手優勢だが、8五歩、同歩、同銀、8六歩に7四銀と下がってしまった‥攻めよ!六枚落ち。
これはと金がよく利いて上手完敗。定跡の仕掛けは大きな武器だ。
終わってみんなで記念撮影をする。うれしいシーンだ。
ホテルに入り休憩して夕食の歓迎会に出かける。
高山の夕景
昔、何度か観光で来たことがある。
ごちそうさまでした。ありがとうございます。明日もよろしくお願いします!
園田金曜ナイター ゲスト出演 8月22日 [日記]
☆園田金曜ナイター ゲスト出演 8月22日
台所に立つ金太郎、家事をしています?
今度はケージの前の扇風機の上、もちん電源を抜いてある。
今度は床に降りて遊ぶ。こういうときはいたずらに要注意。
椅子の下で遊ぶ、向こうにクロがいる。
この日は園田金曜ナイターだが、①特設テントで将棋イベント開催②ラジオ大阪、園田競馬実況のゲスト出演、だった。
弟子では安用寺六段、大石六段、この後で糸谷六段も駆けつけてくれた。H君のご両親に挨拶しているのは野間六段である。
この日はグループ席二部屋貸してもらえた。競馬で知り合った人達や、弟子、弟子の家族など‥大勢の人が来てくれた。何よりもうれしい‥
私はこの時間にこの日の馬券を全部買った。
特設テントの前でそのたんと一緒に記念撮影
ラジオ大阪の競馬実況が終わって2FのSKNプレイスで記念撮影だ。
ここからは「ルンルンアルバム写真館」私は忙しくて写真を撮れない‥
ルンルン写真館、8,22 園田金曜ナイター「将棋イベント」
17:30~「詰将棋コーナー」
初イベントなので集客を心配していたが、途中からいっぱい来てくれた。五手詰めを10問出題した。二日前に全部作ったが、▲3二飛か▲3二竜の形にした。
その中の問題です。
テントの外から覗き込む人も多い‥「将棋か・・知らへんからなあ」そんなこと言わないで、寄ってみて下さい!?
この後で席もどんどん埋まっていった。初めに手を挙げるのは勇気が必要だ?
向こうに私がいる。この日のメインは10Rで「棋士のまち、加古川特別」だった。その関係者の方と挨拶している・・
18時からは指導対局三面指しで、この日のアシスタント野間六段にも手伝ってもらう。
ここが園田競馬場なので、ある意味で不思議な光景だ。
駒落ちでなくて、平手も多かった。競馬場の中で将棋は贅沢なイベントかなあ?
私は先に終えて,2Fの実況中継のあるSKNプレイスに向かう。
安用寺六段、糸谷六段、大石六段、弟子の六段勢?が揃った。
S君と一緒に記念撮影。足して18段、これも贅沢な写真だ?
19:00~20:26 9R、10R、11Rの予想と解説を実況で行っている。
この日は総合司会 西村寿一 解説 瀬藤治人 ゲスト 森信雄
SKNフラッシュ8 仲村ありさ 佐藤 夢
私は①3連複4頭ボックス②馬連1頭軸、このパターンで馬券を予想した。
日頃の、馬券を長く買い続けるための堅実な方針である?
おしゃべりしすぎないように?間合いを取るように‥と思っていたが、やはり普段と変わりない‥この日は総合司会の西村さんが3連単ゲットで(初の万馬券?)よかった!私は配当は低いが9R11R3連複を確実にゲットした。
終わってサインを求められた。いつもは観客の立場で見ているので、これも不思議な光景だ。
この日は将棋と競馬のミックスで楽しく過ごせてよかった。
関係者の皆さん、ありがとうございました。
整骨院、個人指導 8月21日木曜日 [日記]
☆整骨院、個人指導 8月21日木曜日
するどい目つきで何をねらっているか?
これは隠れ家に入って足をかけている。ケージに戻らないようのポ-ズだ。
昼前にR鍼灸整骨院に行く。気持ちがいい‥
二枚落ち戦で、すでに上手が困っている。ここから3七桂、7二金、5六金、5五歩、4五金と進む。ジリ貧をさけて上手が勝負に出た。7二金では6二金から6三金、6四金をねらいたい。
これも二枚落ち戦で、6五銀、同銀、同桂、6六歩、7七桂成、同金直、8八銀、6五桂と進んだ。上手が苦しい受けでアヤを求めに出ている。
下手の手番で6八金、6五歩、A6七金、6四歩、2八銀、3八玉、2九銀不成、同玉、B3七銀、3九銀、C4九金、3八銀で下手間違えた?
A6八金⇒6八銀の方がよい。
B3七銀⇒5七金の活用が好手
C4九金⇒やはり5七金がよい。
*寄せは確実な積み重ねがよい。
手乗りの金太郎
甘えてくる金太郎
電気を消さないと戻らない金太郎
奨励会例会、二次試験 8月20日水曜日 [日記]
☆奨励会例会、二次試験 8月20日水曜日
なあに?の表情
メガネ外しは日々の日課だが、次第にうまくなっている。
この日も10時からI君の個人指導だった。ようやく攻めっ気が強くなってきた。
玉の囲いと攻めの駒組みがやや変調だ。でもそれを腕力でまかなう。
午後からは宝塚に出て、銀行に入ったり書店に入ったり(逃れ将棋2しかなかった)喫茶店でケーキを食べたりして過ごす。
帰宅して結果報告を待つが、奨励会員からはあっても奨励会試験のIさんからはなかったので,連敗して3局目を戦っていると予測した。待つのはきついが、こういうときは、ひたすら待つしかない‥
遅くなって電話があったが、3連敗だったようだ‥昨年と同じ結果なのできついと思うが、しょうがない‥勝因は様々だが敗因はシビアで具体的なものだ‥
新入会はなしとなった。今年に入って退会の弟子もいたので、厳しいパンチを食らう感じだが、勝負の結果は素直に受け入れることから次へのスタートだ。勝負事は負け戦の後の気持ちの整理の持って行き方がすべてでもある・・実りのある勝ちまくる時期は少ない。たいていは深く静かに潜行して腕を磨く時間である‥
結果報告が終わって、この夏も終盤になった。ままならぬことばかりで、勝ったり負けたり、負けたり勝ったりが勝負の世界である‥癒しよりもひたむきさ、貪欲さ、しつこさと友達でいたい。
奨励会一次試験2日目 個人指導 8月19日火曜日 [日記]
☆奨励会一次試験2日目 個人指導 8月19日火曜日
最近は出るとなかなかケージに戻らない
こうやって金太郎と向き合うのが日課
S君の個人指導をする。①攻めの駒組み、守りの駒組みをきちんと作る②将棋の指し手は基本的に崖上りや階段を飛び降りないで、庭掃除と庭の散策をする感じだろうか?③手拍子をなくすこと、一手に20秒はかける?ことなど。
この日も奨励会入会一次試験の2日目だった。1-1、1-2で二次試験には1名通過だった。以前のように受験者が多くてやきもきは少なくなったが、今は逆にシビアな結果のようだ。
ある意味で下剋上のない世界になっている?今まで以上に将棋の底力が必要になっているようだ‥好きで好きでたまらないか、かなりな集中力で勝負に向き合う‥のでないと‥私のように気まぐれ遊び人タイプにはやや苦手な時代ではある。