高砂市に行く [写真日記]
今日はオフの日なので、兵庫県高砂市に行くことにした。宝塚から中国道、山陽道に乗って加古川北ICで降りて、43号線を下ると加古川から高砂に入る。
長寿と縁結びの神様、高砂神社を目指して進む。結婚式でおなじみの「謡曲」高砂や・・の発祥の地でもある。
縁結びの象徴である相生の松、今は五代目らしい。境内に落ちている松を拾って帰ってもご利益があるという。
長寿の神様尉と姥の絵馬である
古木に日が差し込んできた
狛犬は貫禄がある
印象に残った松
古い灯篭の向こうに、帆船始祖の工楽松右衛門の銅像がある。江戸時代、高砂町は海運の要衝だった。
西友のサンモールで車を止めて、中華「白鳳」で昼食にする。なかなかおいしかった。そこから街の探索で歩くことにする。まずは高砂センター街から。
長屋風の家が並んでいた。時代を間違えてしまいそうな、いい風景だった。
路地のような狭い道を歩く。街道のようだった。
工楽松衛右門屋敷に出た。歴史そのものが残っている景色だ。
高砂町の古い街並み
運河のような港の風景 この向こうに加古川がある
喫茶店で一休み「キンパ」 他にも郵便ポストや骨董品などもあった。「若い人が出て行ってしまって、老人ばかり残ってしまうし、古い家は住むと寒いから、冬などはマンションがいいなあと思うのですよ」何故か炭酸せんべいをおまけにくれて、少し話を聞かせてもらった。
古い商店街や、古い店を見ると駆け出すルンルンが写ってしまった。作意ではありません。
店の入り口に飾られていた。思わず引き込まれてしまう。
駐車場から望む
ハンバーグの店、日本語もホットドッグもうまかった。
車で帰る途中、加古川の「志方八幡神社」に寄り道する。播州平野一望の看板にひかれて行った。
播州平野一望だが、天気が良く、明るすぎてうまく撮れない。
今日もいい一日だった。高砂は初めてだったが、歴史のある街並み、風光明媚な名残が感じられた。日本は狭いようで広くて、知らない街や土地を訪ねるのは面白い。そして考えさせられることも多い。今の時代何が大切なのか、ひしひしと伝わってくるものがある。それは、「いいものを残して守る」ということだろうか。
高砂やこのうらふねに帆をかけて・・・
の謡いは有名ですが、尉と姥が年寄りなのがいいですね。
年をとるまで仲良くというのがいいです。
仲良きことは美しきかななんて言葉も思い出します。
by kobecco (2007-02-27 06:13)
kobecco様
仲良きことは美しき哉、逆に言うと仲良しを長く続けるのは、難しいことなのでしょうね。高砂神社に毎年お参りに行った方がいいかなあ。そう思う人が多いでしょうね。
by モリノブ (2007-02-27 10:51)
高砂の写真素敵でした。拝見しながら山田洋二監督の目を意識しました。
by 野狐 (2007-02-27 21:42)
野狐様
男はつらいよのロケ地と、行きたいところがかち合うことが多いことに気がついたことがあります。前もって準備していないので、後で知るのですが。高砂も印象に残る街です。歩いていてうれしくなりました。
by モリノブ (2007-02-27 21:58)
どの写真もノスタルジ-を感じさせる素敵な写真になっていると感じました。一つ教えて頂きたいのですが、港に2艘古びた船(間に小さい船もありますが)が移っている写真の場所(港)は、山陽電鉄の「高砂」の駅から近いのでしょうか?一度観てみたいと思っています。よろしくお願いいたします。
by 高原誠一 (2017-03-30 23:18)