今日は(11月22日日曜)は午前中、伊丹日曜コースだった。昨晩は弟子が7名宿泊で何だか下宿屋のようである?

 伊丹日曜コース、初めはきちんと姿勢よく、将棋も集中できている。途中から仲良しグループ化してしまうと要注意だ。なかなか真剣さを持続させるのは難しいものである・・指導の舞台作りが仕事のようなものか。

 六枚落ちにしては強い!筋のいい駒組みである。この将棋は終盤で逆転だったので惜しかった。

 五枚落ちで攻めっ気充分の駒組だが、やはり玉は囲った方がよい。

 これは二枚落ちで決め手の角切りの局面で、下手勝ち。K君の準二段昇級試験だった。

 これは上手充分の中盤だが、二枚落ちは辛抱していれば、下手に必ずチャンスがくるものだ。

 角落ち戦でうまく攻められた。

 

 八枚落ち戦でこれからの勝負だが、飛車をよく使うパターンだ。小技が利く指し方が必要だ。

 四枚落ちで、六枚落ちの端攻めの応用で、玉を囲ってから2四歩~3三桂の攻撃形を作る。あわてないできちんと攻めの陣形を作るのがコツだ。

 六枚落ちで1筋攻めの基本形8五歩と突いてあるのがミソで、上手の8七金形をさけるのだ。

 最後は大盤解説をする。今日は少し騒がしかった。

 一門研究会は14名出席だった。藤原初段が優勝で二位が阪上初段。

 古郡6級が初参加だった。12月、1月は弟子関係のイベントも多い。

 昼食を済ませて出かける。近所の空き地、いつのまにか家が無くなって風景が変わる。

 阪神競馬(場外馬券)に行く。いつも多くてあちらこちらの椅子は空いてなくて、寒い日などはさすがにしんどいときもある。人が多い・・

 通路の階段に座る。ジベタリアンである。ギャンブルは体が元気でないとできないのかもしれない。

 これも座り込んでいる。GⅠマイルチャンピオンシップが始まる。大型スクリーンを見る。

 このレースで引退のカンパニーが完勝で、強さを見せ付けた。二着は14番人気のマイネルフォルケで、三着に外国馬のサプレザが入った。私は迷った末にカンパニーから馬単と馬連を絡ませて、全部の馬を勝ったので取ったのだが、4-13は馬連だったので、少しだけ勝ちに終わった。

 他のレースもしたのだが、かすりもしなかった。18頭は多いものだ。

 帰宅すると一門研究会は十秒将棋トーナメントと二位決定戦の最中だった。

 今日は研修会でもあったが、Y君が四連勝で昇級したようだ。

 O君が家に来て、負けた将棋の検討をした。

 夜はNHK教育22:00からETV特集「ピアニスト、辻井伸行、バンクライバーン国際ピアノコンクール、優勝までの20日間」を観た。辻井さんの雰囲気に村山聖の面影があって、よけいに親しみ深く感じた。好きなクラシックの曲もあってよかった・・盲目のピアニストという題名でなかったのもよかった。まだ20歳なのに、何かを越えた人である。でもこれからピアニストとしてのスタートでもあるのだ。いろんなことを感じさせてもらった番組だった。