昨日は(11月10日水曜)午前中、昨日の西成の日記をブログに更新で時間がかかった。写真の枚数が多いのでアップロードが手間がかかる。その合間に明日から始まる「子ども入門教室」の準備に取り掛かるが、なかなかしっくり来ない。

 取り合えず、入門詰め将棋を80問くらい作ってみた。それからあれこれ模索するが、やはり詰め将棋と実戦指導と子ども同士の対戦になりそうである。私は子ども相手にうまく対応はできないと思うので、いかに将棋に目を向いてもらえるか・・そして実際に棋力向上のエキスを探りたい・・それがねらいの入門教室でもある。

 多分、楽しみながら、マナーや礼儀の方を中心にして、上達よりも興味を持ってもらう・・入門教室ではそこからの出発が多いと思うが、そこから脱皮したような指導法がないものかなあ・・私にとってのこれも大きなテーマである。要するに教えるのがうまいわけでないので、上達法に集約してみたい。そう思っているのだが、今までも「入門教室」は短期のイベントでは何度もチャレンジしてきたのだが、いつも悔いが残る内容ばかりだった気もする。

 そのたびに反省するのだが、結局は堂々巡りなのである。子ども教室でも常に実践と模索の繰り返しだが、積み重ねてきたものは、少しずつではあるがいい財産になっている。初めから言い訳しているみたいだが、将来の自分なりの「入門向けマニュアル」作成のヒントにしたいと思う。

 ここは最近は金太郎の第2の遊び場だが、私がパソコンで仕事やブログ更新のときははなはだ迷惑なのである・・遊ぶだけならいいのだが、必ずプリンターの蓋やパソコンにつながっているコードを噛もうとするのである。それで気をそらすためにこの青い布にくるめたりして遊ぶのだ。

 昼食前に珍しく息子が戻って来た。いろいろ悩みも多い時期のようだが、一緒に昼食にする。そこに竹内三段も来た。食後に「一局教えて下さい」息子が二枚落ちで指導を頼んだようだ。

 夕食も息子が一緒だったが、終ってHIROへも同行した。こういうときはたいてい何か悩み事?があるものなのは妻も察していたようだ。

 今は日々何かに追われるように、そして何かから逃げるように、せわしなく過ごしているような気もする。先々の悲観が6割くらいだろうか?居直り3割で後の1割が期待感かもしれない。その割りに7割くらいは腹を据えて取り組んでもいるつもりである。

 きれいごとの世界でなくて、本質を見極めることの難しさもひしひしと感じるが、今は何かに流されないように、嵐の海の中で必死に自分の持っているボロ小船を守っているような・・状況だろうか。ネット社会の陰鬱さが吐き出されている事件も生じているが、普通の人が普通に暮らしていく、この大事さを今ほど痛切に思うこともないかもしれない。

 とにかく物事を見る目の針を、普通のスイッチを押して生きて生きたいものだ。