昨日は(12月27日火曜)午前中、のんびり過ごす。また風邪気味になっている‥

金太郎は出入りがやりやすくなったと思ったら、知恵を使ってきて、なかなかすんなりとはいかない。妙に用心深いのだ‥またおしゃべりの声がはっきりしてきた。はっきり意思表示もする。

 昼前に山崎七段が来て、一緒に宝塚に行く。来年の1月17日の震災の日の一門新年会の昼食の予約である。山崎七段が幹事なのだ(私も山崎君も忘れていた‥糸谷五段に指摘されたそうだ)

 日が射し込んでいるときはいいのだが、陰ると冷たい。食事会の予約を終えて戻る。

 温泉の碑と冬らしい椿の横で写真を撮る。

 昼食を一緒にする。ここにも椿があった‥

 日当たりのいい窓際の席だったので、武庫川の風景が見える。今はユリカモメがいた。

 山崎七段とは久しぶりに会ったがいい表情だった。むしろ以前よりも凛々しいものも感じてほっとした。年齢とともに少しずつ環境も変わってくるものだが、将棋への気持ちだけは確たるものを持ち続けてほしい‥幹事の打ち合わせを忘れて近況を聞く‥のだった。

家に戻って少し休んで、また出かける。今年の仕事納めは小学校の指導だった。

 冬は単調な景色になりやすいので、椿の赤が目に付くのだ‥生命力の衰えとたくましく燃え続ける激情‥をはらんでいる赤だ‥

 金太郎は変わりなく遊ぶが、明らかに成長している‥その分自我の目覚めもあって、ますます大変だが?

 いよいよ年末で今年も押し迫ってきたが、今年はある意味で自分を見つめなおす境の時期でもあった気がする‥これからどうするのか‥を問われているのだろう。自分にできることとできないことの差をはっきりと感じた‥しょうがないのである。

 あきらめと執着の見極めをしないといいけないのだろう‥