★誕生日の日記 2,10月曜日

 板盤の駒台を噛んで落とす。

 どこでも覗きこんで入る。

 この日は私の62歳の誕生日で、阪急岡本駅近くのスパイスレストラン「ぶはら」で昼食の予約を取っていた。

 「逃れ将棋」を手伝ってもらった弟弟子の野間俊克五段にお礼も兼ねて来てもらった。本の出版では困ったときの野間頼み?でずいぶん救われている。

 日頃の悩ましいことは全部忘れて、まずは乾杯だ!

 ランチメニューのサモサを食べた後でそれぞれみんな違う種類のカレーを注文した。食欲も元気も出るカレーだ。アジアの旅の香りがする。

 辛いなあ?

 デザートはチョコレートとインドアイス。

 チャイで「まあ一杯」お腹もいっぱい。

 店の前で、店の人に撮ってもらう。

 「ぶはら」は以前は三宮に店があった。アジアを旅した人が遠くからもやってくる店らしい。その気持ちがとってもよくわかる。

 阪急西宮北口駅、入学時試験のシーズンで珍しい案内表示だ。

 野間五段が帰ってから金太郎と遊ぶ。油断して眼鏡を取られてしまう。

 以前、この眼鏡を桟のせまい場所に隠されたことがあって驚いた。知能犯だ。

 眼鏡を取り返すが、甘噛みで?かわそうとする金太郎。まともに噛まれたら大変だが、そこは勝負である?目を見ると本気か手加減かわかるのだ‥

年々歳々自分の何かが崩れ、何かで転び、そして何かが生まれ、何かで踏ん張っていくしかないなあと思う。