ペットショップの中のゲージで記念撮影をした。

 9月7日(月)とうとうヨウムのひなを飼うことになった。初めにみたときは、何だか恐竜のひなみたいな気がした。この頭でっかちなアンバランスの可愛さだろうか。

 この前の店に「源さん」がいたのだ。ブハラトランパッターといいう種類であるが、ネットで調べても源さん意外に出てこない・・源さんの仲間に会ってみたい、これは私の大きな願望である。

 店の人の話では、「20年くらいこの仕事をしていて、自分も一度だけ店にいて見たことがありますが、でもこの種類の鳩の入手困難でしょうね・・」

 ゲージの裏に回ると、同じ様に回る。甘えん坊で食欲旺盛、泣き虫なのであるが、人が見えなくなるとケロリと静かになっている。よく遊び、よく食べて、よく寝るタイプのようだ。ヨウムは臆病な鳥だが、知能は高いそうだ。

 このダンボールのケースで持って帰った。我が家に到着だ。箱の中でもよく泣いてよく動いていた。妻が抱えに行くと、さっそく指で手を加えられて、ケガをすることはないのだが、けっこう力が強いので痛いのだ。私も後でやってみたが、ひなのうちは、何でもつついて食べようとしてしまうのだ。

 プラスチックのゲージに敷き木屑を敷いて、ヒーターをセットする。あと一ヶ月くらい、ひなのうちは温度は30度で、寒さは厳禁である。みるとアヒルのような姿でもある。

 食欲旺盛でいくらでも食べるそうだが、消化を考えて、食べる前にも体重を量って、30グラム~40、多くても50グラムくらいの流動食を一日に3~4回、スプーンで食べさせるそうだ。

 食べた後のこの汚いカッコウは?(私と同じである?しかしギャーギャー泣いてまだまだほしがるのだった。

少し落ち着いてきた。この足元と全身のスタイルはユーモラスである。名前に迷ったが、この姿を見ると「金太郎」である。

 鬼太郎、桃太郎も魅力だったが、金太郎がイメージにいちばん合っているような気がする。源さんが引き合わせてくれたと思っている。

 チビも金太郎の泣き声にびっくりである。

 念のために動物病院に連れていって検査してもらう。血液検査は1週間くらいして慣れてからということになった。

 帰宅してゲージに戻す。これからここで暮らしが始まるのだが、元気で育ってほしいものだ。

 一息ついててん川で夕食、それからHIROに行く。今年の夏の終わりは、ヨウムの金太郎の家族入りでしめくくりとなった。私もようやく少しだけ夏休みに入ったような気分である。

 金太郎の体重は、病院で480グラムだった。