宝塚、仁川の喫茶店「ハッセルハウス」に行く。山崎さんご推奨だけあって、異人館のような雰囲気の店だった。初めての店はワクワクするものだ。すぐに二階に上る。

 喫茶店の息子さんが 山の作曲家、近藤浩平さんとのことだ。メニューを見せてもらいがてらに、いろいろ妻がお聞きする。山岳写真のアルバム、アイルランド風景の絵画、作曲集など、すべてご自身(絵画)と家族のものらしい。芸術一家なのだろうなあ。

コーヒーとサンドウィッチを注文する。店の方が「宣伝するわけでないのですけど」いろいろ教えてもらった。

 音楽のパンフレット、CD、楽譜などが置かれていた。「作曲してもなかなか演奏までいかなくて・・でも今の時代でしょうか、プロでないのに息子は認められてうれしいです」実感がこもっていた。「またこんなことを言うと、息子に叱られますけど」

これは一階のテーブル席。

帰りに「ああついでにもうひとつ宣伝させて下さいね。映画”○○は私の妹の旦那がモデルなのですよ。是非みて下さい。」題名を忘れました。ルンルンピアノに掲載されているはず?です。私が横着してメモしないで、いつも尋ねてばかりいるので、教えてくれないときもあります。

 最近は新しい出会いがあって、世の中は本当にいろんな人がいるのだなあと実感する。何かに打ち込んで、それをひたすら積み重ねていく。そうして生まれるものは、損得を越えたものであるのには、間違いない。でも何故かいいものを感じさせる場所ほど、人が少ないのもちょっぴりさみしいものがある。でもそうではなくて、多い少ないではなくて、充実したものの醸し出す雰囲気を味わえることが、幸福なのだろうとも思う。

 饒舌や多数は権威や嘘を生み出し、寡黙や少数は孤独(孤立?)と真実を生み出す、言いすぎだろうか。

 B2組順位戦、山崎七段は早々と負け。あまり時間を使っていないのが気になるが、一年を通じてコンディション万全は難しい。負けるとがっくりするファンが多いのに・・山崎七段には憎らしいほど強い、それくらいの活躍を期待したい。