水津さんを偲んで [旅の仙人]
旅の仙人、水津英夫さんのパスポートをあずかっていて、写真の日付と照らし合わせたり、水津さんのお話を思い出していると懐かしい。今日は水津さんの友人の山崎さんが来られて、いろんな話であっという間に時間が過ぎた。
手帳やパスポートで水津さんの遺したものをあらためて見直させてもらうと、過去の大きな時間の流れの中で、貴重な旅のストーリーを見せてもらっているようだった。この写真は外人の人に描いてもらった似顔絵のようだ。
イースター島のビザである。ときどきパスポートにもメモ書きされてある。盗難にあって再発行のパスポートもある。
インドのビールのラベル。旅を通じての水津さんの知り合いは多い。楽しくて強烈な印象を与えていたと思う。人にも物にも分け隔てのない自由人だからファンが多いのだろう。
2007年の予定が書き込まれてあった。やはり外国への旅だった。平成19年イタリー。イタリアに行く予定だったみたいだ。これからも水津さんを通じて、自分の生き方を探る旅になるような気がする。
水津さんは強烈な存在だったが、これほど丁寧に生きた人はいないかもしれない。そんな風に思えるようになってきた。ごく自然な普通の人なのだ。まだまだ旅が続いているように思えてならない。水津さんを知る人は同じ様な思いなのだろうなあ・・亡くなった悲しみよりも、懐かしさがこみ上げるのだ。
水津さんは本当に人生を丁寧に大切に生きたのでしょうね。誰にとっても限られた時間しかない人生を精一杯自分らしく生きる。言うは易く難しいことです。
by 大分のおじさん (2007-02-09 01:35)
水津さんのことを紹介してもらうと、こちらも元気になります。温かい気持ちになります。「心温かきは万能なり」。似顔絵を描いてもらうなんて、外国の人にも魅力的に映ったのでしょう。
by kobecco (2007-02-09 05:31)
改めて、“仙人様”のバイタリティーに脱帽です。
万分の一でも、見習いたいと思います。
by 一酔斎 (2007-02-09 13:49)
大分のおじさん様
丁寧に生きる、水津さんはもっと八方破れ的かと思っていましたが、正反対でした。緻密なくらい予定を立てて、それでいてハプニングにも動じないものがあったようです。計算しないけど予習復習はたっぷり、そんな旅、いや人生だったのかもしれません。
by モリノブ (2007-02-09 15:49)
kobecco様
元気印のエネルギーを、人に発散していたように思います。心温かきは、万能の薬なりでもありますね。
自分の人生でもエネルギーを発散したいものです。
by モリノブ (2007-02-09 15:51)
一酔斎様
普通のことを淡々と普通にこなす。その繰り返し、その平坦さを忠実に維持できるのが、積み重なると仙人なのかもしれません。
by モリノブ (2007-02-09 15:53)