昨晩トビオとクロのサークルの扉が故障して、急遽ペットショップに行く。閉じなくなってしまったので、しょうがない。新居を構えてやることにする。その後でピピアに印刷に行ったがすでに年内の業務は終わっていた。地下のコープに行き、来年の子ども教室(1月6日)のテキストをコピーする。大晦日まで雑務に追われる感じだが、いつも準備が遅いせいだ。

 昼食の後で、伊丹の昆陽池に渡り鳥を見に行くことにする。着いて見ると今年は昨年よりも、鴨の姿が少なかった。冬の到来が遅いせいだろうか、心配だ。ユリカモメにパンをあげる親子がいて、どっとユリカモメが押し寄せてくる。空中の餌を取るのはユリカモメの妙技なのだ。

 きょうは寒波の到来で一段と冷え込みが厳しいが、鳥たちは元気いっぱいだ。別の親子もユリカモメに餌を投げると、熱気ムンムンである。ユリカモメの襲来みたいに、激しく寄って来るのだった。

 帰宅して、妻はおせちの仕上げにかかる。私はリビングなどの掃除をして、正月の準備をする。

 おせちができたので、義父の家と、義弟の家に届ける。それから帰宅して、「きりたんぽ」鍋の夕食となった。「きりたんぽ」は秋田の名物で、「美味しんぼ」の漫画などで知っていたが、食べるのはもちろん初めてだ。

 「きりたんぽ」はお餅とご飯の合間みたいな気がした。出しは醤油味で、野菜はせり、長ネギ、舞茸、糸こんにゃく、鶏肉、ゴボウなどである。中に「だまこ餅」も入っていた。ふるさとの味わいで、野菜たっぷり冬の鍋の飽きない味である。なるほどこれが「きりたんぽ」か・・満足の鍋だった。

 お腹がいっぱいになって、少し休んでいると「紅白歌合戦」が始まった。年末のムードになってきた。

 今年ももう1時間を余すところとなったが、来年はどんな年になるだろう・・年々、何かが始まり何かが終わる、そんな体験を繰り返しながら、生きている現実の時間を過ごしているのだろうなあ。悔いのないように、そう思っていても、なかなか思うようにはいかないことの方が多いものだ。

 来年は、自分の背丈で、自然に無理なく、かつ自分に厳しく生きていきたい・・

 皆様よいお年をお迎え下さい。