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将棋と落語 [写真日記]

 

 今日は午前中、伊丹子ども教室日曜コースで8名参加だった。伊丹将棋センター席主の梶井さんが退院されて、今日は復帰されていてよかった。11月からは土日、月火と営業して、水木金と休む予定とのことだった。無理をされないで、なおかつ営業は続けていってほしい。

四枚落ち、指導対局

六枚落ち戦

ピピア庵という茶室、

開場前の光景

 帰宅すると、今日は一門研究会の日だった。15名参加なのに靴が16足あると、妻が不安そうな表情で話す。ミステリーかと思ったら、荒木君が前回、誰かに靴を間違えられていたので、その靴を持ってきていたせいだった。事実がわかればなるほどである。

 

 一門研究会は11月は休み、12月も日程は変更だ。最近は奨励会の日程によって、教室も研究会も一定しないので困るがしょうがない。

 午後から妻と一緒にピピアめふにいく。第40回めふ乃寄席(10周年記念スペシャル)の招待券を、林家竹丸さんからいただいていたのである。しかもゲストに桂九雀さんも来られるので、行かない手はない。2時開演だが、1時に着くと、すでに竹丸さんが受付あたりにおられたので挨拶する。「今度、徳島に行かれるのですね。関西将棋会館のネット通信で見ました。」竹丸さんは落語家の前は新聞記者という変り種なのである。そのときの勤務地が徳島で、5年間おられたので、懐かしいだろうなあと思う。熱心な将棋ファンでもある。

 整理券を貰ってから、地下のコープで弁当を買って食べる。研究会のカレーはあったのだが、足りないとも見た。1時半に開場だったが、前売りが完売で、我々はその次だった。いつも将棋大会で主催側なので、客としてくるのも参考になる。席はほぼいつもと同じで後ろの方に座る。ロータリー寄席とは少し客層が違うような気がした。

 2時開演で、お囃子で始まるのが情緒たっぷりで、いかにも落語の会にきた心境になるのだ。林家竹丸さん(つる)林家染左さん(青空散髪)そして桂九雀さん(はてなの茶碗)で仲入りとなる。九雀さんの落語は久しぶりで(ご無沙汰してすみません)貫禄が出てきましたねえ。いつものように2キロ先まで届きそうな通った声で、愛嬌たっぷりのお話だった。

 仲入りの後は桂阿か枝さん(金明竹)そしてトリが笑福亭呂鶴さん(お楽しみ)だった。呂鶴さんは、初め本当に酔っ払いかと思ったほどで、迫真の熱演だった。圧倒されるのみだ。

 終わってから少しだけ楽屋に入れてもらい、桂九雀さんに挨拶をする。飲み友達の本間五段がフランスに行っているが、「毎月1回、必要なものを頼まれて送っていますけど、この間なんか、本間という字の印鑑を送りましたわ」独特の九雀さんらしい口調だ。落語の会報に、趣味の詰め将棋を掲載(自作とのこと)されているそうだ。

 ピピアを出て、余韻を残したままHIROに行き、コーヒーを飲む。帰宅するとちょうど、研究会が終わって、みんな帰るところだった。

 チャンピオン戦は澤田新三段3-1Y2級、Aクラスは大石三段が優勝で、2位が千田2級、Bクラスは石川6級が優勝だった。10秒将棋は竹内二段が優勝。研究会は段も級も関係なくやっているので、好調の者が好成績となる傾向にあることが多いのだ。けっこう奨励会の成績をにらんでの目安になるので、手抜きできないものなのだ。

 週末の仕事が一段落して、少しほっとした。

 落語界の方が、将棋界に比べると、先輩後輩のけじめがきちんとしているように思うがどうなのだろう?ましてや師弟関係は・・芸の世界なら当たり前だろうか。タテの関係が崩れているのは、いい世界ではないだろう。どの世界でも、友達のような先生などというのはあり得ないと思うのだが・・先生は恐いのがいいのだ!私は甘いが。


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