帰省する [アルバム]
昨日は日帰りで帰省した。アルバムを更新してから、日記を書こうとしたが、睡魔に襲われる・・
四国の愛媛県四国中央市まで、高速に乗って真っ直ぐなら3時間ちょっとだが、私は1時間に1回は休憩するので(人よりは休憩が多い)4時間くらいかける。SAやPAに立ち寄るのも楽しみなのだ。
四国中央市に付くと煙突の煙が目につく。今日は煙と雲が混ざり合っていた。地面が濡れていて、午前中は雨模様だったようだ。
母が電話して、叔母を誘ったようだ。従兄弟のMが仕事が休みで一緒に食事をすることになった。叔母は賑やかで豪傑タイプ?真っ直ぐな性格だ。昔、叔母の子どもがいじめられたら、相手の家に怒鳴り込んでいくこともあったそうだ。農家なので、今日も野菜をどっさりもらって帰る。今も毎朝早起きして、畑を回るそうだ。
昼食はいつもの季乃屋(だったかな?)で釜飯がおいしい。叔母と母は10歳違いの姉妹だが、デイーサービスではどちらが姉か妹か、意見がわかれるそうだ。叔母は昔風のお目付けタイプで、妻も以前は恐がっていた?
何故かカラオケ喫茶にいくことになった。ふとみると、以前、私が帰省したときにいつも徹夜麻雀していたところのそばだった。店を入るとさっそくカラオケが聞えてくる。
母はとにかく歌が好きで、男の歌を歌うのが得意らしい。病み上がりで声がでにくかったらしいが、それでもしっかり3曲歌っていた。昔、町内会のバスの旅などでもマイクを持って歌ってばかりいて、私はこども心に気恥ずかしかったものだ。今日聞くときちんとした歌い方で、人気があるようだった。
叔母は美空ひばり同じ歳だそうで、子どものころから模範だったそうだ。感情移入して熱唱だったのでビックリした。普段よりも歌っている方が静かなのである。
従兄弟のMで40過ぎで今だ独身である。生真面目で固い性格だが、とにかく慎重である。歌うと渋くて男らしい声だった。従兄弟は数人いるが、みんな私から見ると小学生で、当時お年玉などを渡していた印象しかなくて、歳月の早さを感じる。
カラオケ喫茶は入場料が飲み物代400円で、後は曲のチケット十枚つづりを購入するシステムらしい。昼間もけっこう人が多いらしい。みんな熱唱なので驚く。毎日通っている人もいるそうで、うまい。
妻はカラオケの曲の中の映像が面白いらしかった。いかにもわざとらしい表情の男と女のからみと、制作費を安く上げているのがみえみえのロケシーンがいいのだ。みんな少し男前だが、男はつらいよの寅さん風のいでたちが多い。
次回は妻もデビューするかもしれないが、今回は拍手に回った。
カラオケ喫茶を出ると、車のウインドーに「ここに駐車するな」と貼られていた。駐車場の場所を間違えたようだ。ガムテープなので、今までも多かったのだろう。
母の家に戻り、しばらく休憩して、姉の家に寄ってから帰ることにした。義兄は今はひとり陶芸をやっているが、もともと器用な職人なのだ。玄関先を見ると白めだか?を飼っていた。植木や盆栽、骨董も得意らしい。
姉の家から高速の入り口が(土居の野田)近いので、そこから松山道に乗る。すでに真っ暗である。
夕食は瀬戸大橋の与島で降りる。車も人も少なくて、景気の悪さを見るようだ。
今の時期の夜の高速道路は、大型トラックが多い。お歳暮シーズンのせいだろうか。大型トラックはゆったり気味の安全運転タイプが多いので安心だ。
中にビューンと飛ばしている自家用車もあるが、私はとにかく高速道路では、車と車に挟まれるのが嫌いで、なるべく車から離れる習性を持っている。
帰りはどこかのSAで休憩して、少し寝ることが多い。5分でも目を閉じて休むと後が楽になるのだ。しかし、自分がこうやって運転しているのは、今もって不思議である。運転するのは飽きないのだ。
帰宅すると10時半くらいで、チビが伸びをして挨拶した。「今日はチビのふるさとに帰ってきたぞ」チビは元の飼い主が亡くなったことも、自分の住んでいた小屋がなくなったのも、もちろん知らない。
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