ラッキー、病院に [日記]
昨日は(10月5日)ラッキーを連れて早めにT動物病院に行く。尿検査、体温、血液検査の後で、結果が出るまで外で待った。
どうやら膀胱炎の疑いがあるらしくて、血液検査のデータをもとに説明を受けた。右の濁りと皮膚のかゆみは前回も同じなので、薬をもらうのだが、別のものに換えることになった。
その後で点滴をすることになったのだが、背中に針を刺して注入する。これが痛いらしくて、珍しくラッキーが「ヒエン」と情けない声を出して訴えた。「ビタミン剤が入っているので痛いので、我慢してね、ラッキーちゃん」食欲もでるように処置をしているそうだった。
検査結果を待つ間のラッキー、細くなって(食欲不振と冬毛が生えてこないせいもある)ハンサムだった面影が薄くなった。むこうに8歳の雌の柴犬がいて、こちらをときどきチラリと牽制している。なかなか可愛い仕草だったが、病室の中から「ギャイン」と泣き叫ぶ声がしていた・・
ラッキーを義父の家に戻して、治療の結果を報告する。義父も義母もほっとしたようだった。
それから私はK歯科に行く。「歯磨きの時間も回数も足りませんね。このままだと赤信号です。10分は磨いて下さいよ」コンコンと説教される。そのときは反省の色が濃いのだが・・
午後は金太郎のNewケージのほうに入れるヒーターを買いに行く。
餌も流動食から固形のフェレットと併用にしているが、以前の赤ちゃん状態ではなくて、おなかの減り具合がわかりにくくなった。体重も480グラムに減少している。もっともこれくらいが普通かもしれない。
金太郎は遊び好きで、こうやってターザンみたいに奇声を発して一人遊びをしている。たまに落ちてしまうが平気である。
新しいヒーターを入れると、さっそく興味を示して咬みまくる。かと思うととなりのオモチャにチャチャを入れる。気まぐれもいいところだが、B型かなあ?とうとう綱を噛み切ってしまった。
金太郎の口ばしは人間の手足と口である。
今日は昼寝をしてしまった。どこかに疲れがたまっているようだ。金太郎は新しいおもちゃと格闘をしている。半端でなくて激しい。ボクシングやプロレスをやっているようなシーンだ。唖然することもある。
夕食の後でHIROに行く。
21時に坪井君とお母さんが挨拶に来られた。いよいよ熊本を出てひとり暮らしをすることになった。夜学に通いながらの生活だが、将棋の修業と両立させてがんばってほしい。親や師匠の期待と心配を説得するには、本人の自覚と日々の精進で結果を出すしかない。
弟子のひとりひとりと関わっていると歯がゆくなることが多いが、鉄は熱いうちに打て!それに尽きると思う。
18歳、20歳、25歳、30歳・・年を取ることは年輪を積み重ねて育っていくものだが、必ずしも成長することではない。むしろ冴えなくなっていくケースも多くある気がする。自我でなくてエゴに目覚める面があるのだろうかと思ってしまう。
修業の気持ちを持ち続けるのは意外に大変である。でもその気持ちを失ったら(自分にも耳の痛いことだが)お終い・・ダメなような気がする。どこかで自制心を持たないと崩れてしまうが、価値観の基にあるものが何なのかが大きな分かれ目の気がする。
幼いころの純粋なものや自然なものが、現実の波の中に直面して、どう変わっていくか・・それが常に抱えているものなのだろう。体験の重みと体験の恐さだろうか。流されゆく日々なのである。
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