SSブログ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

土日の日記 湯原温泉将棋合宿 7,24~25 [日記]

 ☆7月24日の日記

湯原温泉子ども将棋合宿

IMG-c_4715.JPG

 7月24日(土曜)は湯原温泉子ども将棋合宿で、岡山県真庭市の湯原温泉に行く。朝6時起きで。7:20分に家を出た。大阪駅から高速バスで津山駅行きに乗る。8時30分発だが、大阪市内を出るのに渋滞で遅れがちだ。しかしこのバスは宝塚に9時40分に立ち寄った。やはり・・宝塚から乗れていたのだ。

IMG-c_4717.JPG

 いつもは自分で運転しているので高速道路からの風景が撮れないが、今日は乗客なので、滝野ICのナイル書店のラクダが撮れた。

IMG-c_4723.JPG

 中国道は山手や山中を走るので、景色がきれいだ。1時間足らずの遅れで津山駅に着いた。世話をされているYさんに湯原温泉まで送迎してもらう。高速に乗りなおして30分くらいで湯原温泉に着いた。山間の静かな環境にある、由緒ある温泉地だ。

IMG-c_4732.JPG

 14時から子ども将棋合宿の開校式が始まる。子どもの参加者全員と関係者の記念撮影だ。帰りにきれいなパンフレットに仕上がっていて、記念に全員に配布されている。今回は私と伊藤博文六段、室谷由紀女流1級が講師だった。

IMG-c_4737.JPG

 私はKさんと一緒に6階会場のAB合同クラスの担当だった。Cクラスの方は3階で伊藤六段、室谷女流1級、Yさんが担当だ。9名参加で初めに将棋の上達法について話をする。テキストを用意してきたが、例によって難しくなりすぎてしまった・・3時限あるので①詰め将棋に関すること②棋譜並べに関すること③実戦に関することの内容だった。

 途中から平手指導対局に移る。Kさんにも手伝ってもらって分担した。

IMG-c_4739.JPG

 この後は千日手模様の展開で打開しにくくて困った。風車戦法か?

IMG_-c4741.JPG

 6六角は勇み足?6七銀、7七歩、同角で大捌きになる。棒銀はていねいさが必要だ。

IMG-c_4743.JPG

 居飛車がリードの局面だろう。5六歩、5二飛、3三角成、同桂、2四飛、1五角、2三飛成、3二銀、2八竜と進む。3二銀では3七角成、3三竜、3二銀とするしかしょうがなかった。

IMG_-c4745.JPG

 玉を囲いに来たところを強襲する。やはり序盤の駒組みが問題だった。攻防のバランスを取りながら中盤に持っていくことが大事だ。

IMG_-c4748.JPG

 攻めっ気が伝わってくる。しかしやはりバランスが崩れている。何故か妙に愛嬌のある?局面だ。

IMG-c_4751.JPG

この後は6四角、同角、同角、同歩、6一角、5二銀、8三銀と進んだ。

IMG-c_4755.JPG

まだこれからの戦いの局面である。

IMG-c_4757.JPG 

 似たような局面である。7七歩、同飛、6六角、6七銀、7七角成、同角、4四銀と進んだ。この後もうまく指されたが、終盤で逆転した。惜しかった一局だ。

IMG_-c4759.JPG

 あれれ・・これはまずい?・・序盤の危険な王手飛車のパターンだ。

IMG_-c4761.JPG

 急戦にみせかけて?持久戦になったときの作戦がよくない・・緩急自在の駒組みの教え方が難しいが、序盤の40手までは第1関門だ。

 詰め将棋を解いてもらって、実戦を指していると、棋力がわかってきた。どこをアドバイスするかだが、的確に言うのは難しい。欠点を直すのと棋力アップは急にはつながらない面もあるのと、長所を伸ばす方がいいタイプとに分れる気がする。

 18時すぎに一日目の授業が終了した。うまくできなくて申し訳ない気持ちもあった・・まあ高望みしないで、何かひとつでも身につけてくれたらと思う。

IMG_-c4765.JPG

 19時から食事なので、温泉を散策することにした。これは吊り橋だそうだ。

IMG-c_4771.JPG

 川の右手の真ん中に露天風呂、砂湯が見える。湯原温泉の名物で、週末のせいか満員でごった返している。混浴なので近くでは撮りにくい?あっけらかんとした露天風呂である。

 

IMG_-c4795.JPG

 温泉街の散策をする。風情がある風景だ。

IMG-c_4796.JPG

 足湯。私も浸かって見たが、思ったよりも熱かった。

IMG-c_4799.JPG

 川に霧がかかっている・・さすがに冷たかった。

IMG-c_4806.JPG

 湯原温泉の云われ

IMG-c_4820.JPG

 19時から夕食だった。ご馳走を前に途中でお腹がいっぱいになってしまい・・料理に圧倒される?

IMG_-c4831.JPG

 夏休みもあって、楽しいイベントや夜店も出ている。さっそく会場に向かう。将棋合宿の子ども達も参加している。

IMG_-c4840.JPG

 ビンゴ大会もあった。盛りたくさんの賞品がある。もちろん参加した。

IMG-c_4849.JPG

 ビンゴがこんなに大変と思わなかった?五つの数字が揃うまで20,30とかかる。やっと私の持ちカードでビンゴが成立した。そのとき子ども達も含めて5人居たので、ジャンケンとなった。ジャンケンは得意なので私が勝ったが、大人げなかった?・・そのシーンをMさんが撮ってくれた写真である。

 

IMG-c_4857.JPG

 伊藤六段と室谷女流1級もビンゴ成立で、私も呼ばれて紹介してもらった。司会は今回の開催ホテルの「菊之湯」の社長さんで、子ども将棋合宿の会長でもあるIさんだった。カッコよくて凛とした方である。

IMG-c_4861.JPG

 輪投げをやった。5回のうち3個入れた。

IMG-c_4862.JPG

 ホテルに戻り、屋上の露天風呂に入り、その後で外の砂湯に向かう。夜になっても満員で、脱衣場が空いていない・・何とか詰め込んで、早速砂湯に入ったが、とっても心地よかった。最高の贅沢である。

 家に電話して、金太郎に「キンタロー!」と話しかけると「ウッ、キンチャンウォー」と返事をした。金太郎がとってもさみしがっていると妻の報告があった。

 部屋に戻って、KさんとYさんとで夜遅くまで歓談した。

☆7月25日(日曜)の日記

将棋合宿二日目

IMG-c_4875.JPG

 7月25日は朝7時前に目が覚めた。大浴場に入ってから、その後で散策に出かける。

IMG-c_4877.JPG

 昨日見た吊り橋である。

IMG_-c4883.JPG

 橋を渡ってみた。

 

IMG-c_4886.JPG

 宿泊ホテルであり、子ども将棋合宿の会場でもある国際観光ホテル「菊之湯」である。右手は共通の駐車場だ。

IMG_-c4889.JPG

 砂湯に向かう。朝なのでゆったりしている。また入った。朝風呂は気持ちがいいものだ。

IMG-c_4897.JPG

IMG_-c4903.JPG

 砂湯の入り口

IMG_-c4904.JPG

 向こうにダムが見える。川の水面はやはり霧のような靄がかっている。

IMG-c_4913.JPG

 砂湯を出てからホテルに戻り、朝食にする。

 今日は9時から将棋合宿の二日目である。2時限の授業だが、せっかくなのでミニ将棋大会を開く。合間に指導対局のスケジュールだった。講師は昨日と入れ替わって、AB合同が伊藤六段と室谷女流1級で、Cクラスが私の担当だった。

IMG-c_4918.JPG

 初めに大盤で詰め将棋と棋譜並べと実戦についてのミニ講義をしてから、総当りリーグ戦に入った。対局を見て回ったが、なかなかいい線を行っている子が多かった。対局態度も好感が持てる。

 途中から勝ち負けの成績がはっきりしてきたが、初対局だと棋力差が縮まるのが将棋の面白さでもある。

IMG-c_4922.JPG

 まずは確実な攻めを覚えるのが基本だが、おおまかには合格だ。

 

IMG_-c4930.JPG

 これは立派な有段者?の将棋である。ここから6九竜、7七金、8九竜、同玉と進んだ。8九竜が悪手で7七角成で勝ちだった。Cクラスとは思えない素晴らしい内容だ。

IMG_-c4933.JPG

 後手はきちんと組んで攻めている。先手が勝ちにくい将棋だが、発想が豊かな作戦である。

 指導対局をしたとき、局面を残すのを忘れてしまった。もっと時間があればいっぱい指導したかった・・2日間の日程が終了した。

 閉校式が行なわれて、それぞれの講師の感想を述べた後で、全員に修了書を手渡しして、記念写真の贈呈をする。ひとりひとりの表情がいいのでうれしかった。また来年も続けてほしいイベントである。

 遠方からの参加もあったり、いろんな方の配慮や準備の積み重ねで成り立っているのがイベントなのだ。こういったイベントはこれからも増えてくると思うが(増えてほしいし)今後も益々実りある方向に体験を生かしてほしいと思う。

 みなさんお世話になりました。

IMG_-c4939.JPG

 関係者の記念撮影をする。これで「湯原温泉子ども将棋合宿」が無事に終了した。

IMG_-c4942.JPG

 バスの時間まで少し余裕があるので、Yさんにダムまで案内してもらった。

IMG-c_4951.JPG

その後で高速に乗って、蒜山SAまで行く。左手向こうに雄大な大山が見える。

IMG-c_4950.JPG

炎天下なので名物のソフトクリームを食べる。そこからいったん高速を降りて引き返し、津山に向かう。

 津山駅で休憩した後で高速バスに乗った。「宝塚まで・・」と思ったら「特急は宝塚ICは止まりません」がっくりして乗る。

 途中まで順調に走ったが、「お急ぎのところ・・17キロ渋滞です」のアナウンスにあきらめて開き直るのだった。結局1時間遅れで大阪駅に着いた。

 あわただしい2日間だったが、帰宅する。金太郎がすごくうれしそうに迎えてくれた・・2日ぶりにケージから出す。「ハアー・・」ため息をつくのでびっくりした。金太郎が覚えたらしい。


ブックマークボタン
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

西成に行く土用の丑 ブログトップ