帰省 同窓会 2月11日祝土曜~12日 [日記]
★帰省 同窓会 2月11日祝土曜日
この日は午前中I小学校のカルチャースクールだった。すこし早めに終えてもらって、帰宅してから急いで帰省する。
電車での帰省だが、最近はゆったりペースなので、指定席は避けている‥
昔はいつ電車の帰省だったので、岡山から乗り換えは慣れている。
瀬戸大橋を渡る以前は、宇高連絡船で一時間かかる間にうどんを食べるのが楽しみだった。この風景が好きだ‥
電車で車窓を眺めながら、あれこれ考える時間が好きである。だからそういう旅も大好きである。
時間の流れを噛みしめながら、これからのことを考える‥
歳月は待ってくれないどころか、過去も現在も急ぎ足である?次から次から新しい局面に向き合わされる。
伊予三島の駅でK君と会って、一緒に同窓会の会場に向かう。60歳の時から5年ぶりであるが、みんなと会うと自分が50年以上前にすんなり戻れるのでいいなあと思う。
たいてい私は隅っこに座るのが習性だ。自分の性格が静かとにぎやかの間を年齢ごとに行ったり来たりしているが?今は静かモードかなあ‥
こういう時間はとっても大切だなあと思う‥
途中で友人のK君が、昔、私の作った文集を持ってきてくれた(今読むと気はずがしい‥)
★2月12日日曜日
夜は実家に泊まったのだが、暖房が故障で寒かった。すぐに布団にもぐりこんだが、何度も目が覚めて困った。
朝になって母に入居している施設に行く前に、姉と甥とで朝食にする。
それから近くの施設に行くと、すぐに母が泣き出した‥涙もろくなっているのである‥私は情に入り込むときと、あっさり平気な両面がある。流されそうで流されない?のである。
母はもともとは気丈なので、もろいときは知らんふりしていた方がいい。子どもの頃から私はいつもそのスタンスだった。
会社を辞めて棋士を目指すときも、棋士になったときも、知らせていない。将棋仲間の情報で知るようだ。
その母が知らぬ間に、師匠の奥様と知り合いになっていたので驚いたことがある。
家に戻る電車の中で、歳月の重みをひしひしと感じながら、すべて流れに身を任す‥それが自分の生きていくスタイルなのだと言い聞かせる。
悔いを思うときりがなく、期待を願うと打ち砕かれる そういう感情の揺れを少なくして、ひたすら日々の暮らしに浸っていきたいなあと思う‥
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