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篭坊から母子 [日記]

 今日も「夏休み研究会」後半の2日目で、メンバーは変わったが七名参加だった。昨日と同じ様に、初めに話と面接をして、その合間に大盤で棋譜並べをさせる。それから手合いを付ける。

 篭坊温泉方面に向かう。西谷から猪名川を抜け12号線沿いで、山道に入るとすぐである。初めてのときは不安だったが、今もほとんど車は通らない。木枯らし紋次郎が旅をする世界である?

宝塚市西谷 夢プラザ

 峠を越えて降りると、篭坊温泉の古い看板が見える。ひなびた狭い道沿いに数軒の温泉がある。一種独特の雰囲気がとってもよくて、ときどき懐かしくて訪ねたくなるのだ。

道路の真ん中に「篭坊温泉」の看板がある

篭坊温泉から母子(もうし)に行くルートは、以前道が不通になっていけなかったコースだ。

山越えをして、母子にある永沢寺(ようたくじ)に着く。 

 さすがにもう無いだろうと思っていたら、境内に私達が書いた、3年前の絵馬がまだ残っていて、再び感動する。よもやと思っていたので・・・

 帰りに山羊のメリーに会えるかと期待したが、今日はいなかった。

 有馬富士温泉「花山の湯」に寄り、温泉に入る。ここはもう数回になる。待合所が広くて、畳敷きで寝転べるのがいい。温泉から上がりカキ氷を食べる。今日もお盆のせいか、車が多かった。

 帰宅して、研究会の今日の将棋の棋譜を5局並べる。やはり棋譜をみないと、弟子の将棋の様子や状況判断がしにくい。悪手や好手が問題ではなくて、全体の将棋の捉え方が問題で、弟子それぞれの大きなテーマである。

☆小田実さんのことを書いた日記にコメントをいただいた、古井戸さんのブログ「試稿錯誤追悼小田実」を開いていて、見つけました。吉岡忍さんの記事で、「小田の目に涙」の一文からの抜粋です。

まっとうなことを口にするのは難しくない。ひとつやふたつ、やってみせることもできる。だが、まっとうに生きること、生き続けることは誰にでもできることではない。>


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コメント 3

NO NAME

まっとうに生き続けることは無理かなぁ。
まっとうに生き続けようとすることなら、何とか挑戦できそう。
他人の評価尺度、自分自身の評価・自己満足などなど
よくよく考えると答えがいっぱいある。
「まっとう」という言葉は根っこが深いなぁ。
by NO NAME (2008-06-12 12:29) 

モリノブ

NO NAME 様
 まっとうという言葉の響きが好きです。昔から、まっとうに生きろや、そんなセリフが頭にこびりついています。
 まっとうに生きるということを、常に考えながら(できなくとも)生きていきたいですね。裏表なく、上下なく、嘆き悲しむことなく淡々と・・
by モリノブ (2008-06-12 13:16) 

宮ちゃん

名前を入れるのが抜けてしまいました。
NO NAMEでお返事をいただき恐縮です。
わたしも、「まっとう」と言う言葉は心に響きます。
by 宮ちゃん (2008-06-12 18:35) 

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