帰省する [アルバム]
今日、1月19日日帰りで帰省する。最近は天気にもよるが、時間が取れればできるだけ帰省を考える。
母が午前中デイサービスなので、早めに着いてキング食堂で昼食だ。
おでん、濃い味付けでおいしい。
中華そばを食べる。おばちゃんは「前に来てもらったね」覚えていてくれた。
話好きで、お客さんが来ないと果てしなく続く・・それがまた面白い。
同級生のおばちゃんが来て、お酒を注文していた。漫才のようでいいコンビだった。
デイサービスに母を迎えに行く。玄関にあった。
デイサービスのスタッフの人らと記念撮影をする。ルンルン撮影
車で新居浜から西条方面に走る。
今日行こうと思っていた喫茶「シンデレラ館」がまたも定休日。そこで更に車を走らせ見つけたのがこの喫茶「ゼウス」だった。
室内には装飾品がいっぱい
母は素早いというよりせっかちだ。私も同じだが。
近くお寺に入る。至王森寺、名前がよかった。
以前に入った、曲がっている喫茶店の場所がわからなくて、気になる。帰りにようやく見つけてほっとする。今度来よう。
帰りに土居町の延命寺に立ち寄る。いざり松が有名らしいが、すでに老木で残がいが残っているのみだが、迫力ある存在感だった。
いざり松
近辺の風景
派手なポスター
延命寺にお参りする
スーパーに立ち寄る。手押し車を押しながらだが、早い。遅れそうになる。
帰宅する。私は居眠りで、兄の仏壇の前で疲れを癒す。
帰りに姉が立ち寄った。
ETCを使うと便利だが、金銭感覚が甘くなりがちの不安もありそうだ。
帰省できるときに帰省しておこう・・そう思う。天気がよくてよかった。
モリノブ様:謹賀新年:キング食堂は《泥の河》に登場する「大阪・安治川沿い食堂」では?
キング食堂の全景写真、それに中華蕎麦のトッピング写真も拝見。リクエストに応えて頂き、有難う御座います。
ただ四国と云う土地柄の所為か、「中華蕎麦」と言うよりも、これはもう「饂飩に近い麺類」ではないか----との印象を持ちました。昔懐かしい、田舎風の手作り感一杯の饂飩ですね、これは。美味しそう。
で、肝腎の食堂全景ですが、以前に掲示された帰省時の写真でも感じたことですが、この食堂全体の佇まいや、雰囲気に既視感があるのです。30年ほど前ならば、何処にでもあった様な「街の大衆食堂だろう」----と思われるやも知れませんが、それだけではないのです。
モリノブ氏が好んで取り上げ、或いは立ち寄る店に特有の、「ややうらぶれたボロッチさ」----食堂の小母さん、申し訳ないです!!----、それに「気取りの無さ」、「寛げる雰囲気」、「人と人が心を通わせられる温もり」等も勿論備えているのですが、それだけではないのです。
何故、モリノブ氏がこの店に斯くも惹かれるのか----と考えている裡に、ハッと閃いたのです。この食堂全体の佇まいが、森さんお気に入りの《映画・泥の河》(原作・宮本輝、監督・小栗康平、公開:1981年)の舞台となった、大阪安治川沿いに在り、水上生活者を相手にしていた食堂とそっくりだったのです。確か主人公の名前も、森さんと同じ「信雄」で、彼の生家の家業が、その食堂だったのです。
気負いもなく、衒いもなく、「人々の生活に欠かせない食欲を満たす場所として基本的な機能を満たしておれば、それで十分」と云う、経営者の判断と覚悟が窺える、そんな雰囲気ですね、この佇まいは。客を煽てたり騙してまでしても、金を儲けようとする不純な貪欲さが、この店構えからは、殆ど臭って来ないのです。
そんな、地に脚の付いた仕事振りが客を寛がせるのでしょう、この店は。居心地も、良さそうですね。お元気で。
by Yozakura (2009-01-23 23:08)
Yozakura 様
先日「泥の河」を見たところなので実感が湧きます。そしてキング食堂のレトロな雰囲気は、おばちゃんの人情味溢れる存在もあって、心魅かれるものがあります。でもますますこういった存在や場所がなくなってきているのも事実で、さみしいです。おばちゃんはたいていの人の職業を当てるそうですが、私はまだ不明らしくて、それで話かけられます。
先日も警察署長さんが私服で来たそうで、話の流れでわかったそうです。あけっぴろげな人柄が、お客さんが少なくてもユーモラスなひとときになるのでしょうね。
現代では消えつつある、人のぬくもりはいいものですね。こってりした味も大好きです。
心温まるコメントありがとうございました。
by モリノブ (2009-01-23 23:43)