受験者特訓 [日記]
昨日(8月3日)は受験者特訓の日で、千田二段と上田3級に指導を頼んでいた。メンバーはF君、HD君、HM君、Y君、T君、Mさんの6名である。
10時から二面指しで持ち時間は30分だった。弟子に指導を依頼して、後で感想を聞くのが面白い。私はやや感情的に観てしまうので、ちょうどバランスがとれる。
ライオンのオスは意外に見掛け倒しで、狩をするのはメスである。オスは群れの統制や外敵をたてがみで威嚇して守るのだ。人間とにているのだろうか?偉そうに言っているオスにかぎって、その傾向があるのかもしれない?私もガンコだが後悔、反省して撤退するのは早い。そいういう意味のプライドは持っていないのである。
弟子を育てるとか人を育てるとかも同じで、そう思った瞬間、嘘が生じる気がする。ほとんどは自分のためにやっている意味もあるのだ。縁を持つとは関わることで、総合的にも関わることなのである。弟子を育てるのでなくて、弟子が育つように関わる、言葉にするとそういうことなのかもしれない。だからプライドの高い人間は不向きかもしれない。自分より弟子が上に行くことを望まないからである。私は両方があるが、追い越されてもムッとくるだけで(たいした気持ちではない)すぐに憎らしい(たいてい強くなっていくとそういう時期があるもので村山聖でもそうだった)気持ちが消えて、まあよかったなあ、である。
他人の幸せを素直に喜べるのは難しいことだ。喜べないことの方が多いのが自然かもしれない。喜べなくとも認めることが大事なのだろう。弟子は心配ごとの方が多いので、順調なら師匠の出番はないものだ。そうあってほしい。
何といっても弟子の活躍がうれしい・・つくづく思う。
特訓が終わって、ふたりに感想を聞いた。なかなか味がある。自分の中で凝り固まっていると見えてこないものが、ふとしたヒントから目覚めることも有る。自分で求める気持ちが大切なのだろう。
終わって宿泊3名とHD君が夕食をしていった。私と妻は太鼓亭に寄ってからT整形外科に行く。また芳しくないが周期的にこういうものなのかもしれない。
深夜に借りてきたDVDの「コント55号」を見る。
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