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奨励会試験二日目 [日記]
昨日(8月20日)は奨励会入会試験の2日目だった。報告の電話がなければまだ戦っているということだ。電話のベルが鳴るのが怖いのである。
Eさんがやってきて、分析と反省をこめて昨日の棋譜を並べた。
それからT君の電話があった。1次で不合格で残念だった。
午後はT君とお母さんがやって来て、棋譜を調べる。口惜しさを我慢して、今後の課題を探る意味もある。
夕方はH君とご両親が来られて話をする。H君は今日の最後に負けて1次突破はならなかった。しかし1勝2敗からの連勝はよかった。
夜はM君を呼んで棋譜を見た。口惜しい思いが伝わってくるが、それが実力であることを知るよりない。
この夏の研究会などのことを思うと、なかなかいい結果は出なかったが、(まだ全部は終わっていないが)子ども達にとって少しでも成長の糧となったと信じたい。今後も強くなるかどうかは、まずは弟子たち自身の問題である。
何かにチャレンジする気持ちを失ってほしくないものだ。今はどちらかいうと結果オンリーの時代だが、それ以上に大切なものもある。それを信じるかどうかで価値観も変わってくるような気がする。私は甘い人間なので、負けて口惜しい子ども達の涙に共鳴するのだろうなあ・・しかしそれでも将棋も人間も強くなってほしい。
いつも大変お世話になっております。福井のT橋Y生の父です。
本日の土曜教室に1時少し遅れるかもしれませんが、受講宜しくお願いいたします。いつも勝手な申し出ばかりで申し訳ありません。宜しくお願いいたします。
by T橋父 (2009-08-22 08:52)