阪神競馬、奨励会 [日記]
9月21日(祝、月)の日記
金太郎は目の前にあるもの何でも口に咥える。こういう風に電気のコードに近寄ると「ダメ!」と言う。金太郎はサッと辞める。しかし様子をうかがってまたチャレンジするのだ。
これは団扇を咥えてひっくり返す得意技である。ついでに食いちぎってしまうのだが。好奇心と慎重さと無鉄砲、それが金太郎のようである。
今日は祝日だ。何もない祝日に阪神競馬に行く。開放感がある。パドックで踊りのアトラクションがあった。
阪神競馬場では場外馬券が多いので、ナマで見られるのは珍しい。しかし今日も人でごった返して、指定席も満員、椅子やベンチでも、どこもすべて人がいるのだ。ゆっくり見られない・・仕方なく地べたに座り込む。
パドックが長い・・馬も少々ウンザリかなあ?
二階の吹き抜けから臨む。宇宙基地のようだ。
阪神10レース「エニフステークス」一着16番グロリアスノア
二着13番マイプリティワン
パドックを観ていて馬券を買い足しに行ったが、16番を外してしまった。応援馬券は当たったが、すでに早めに買ってしまっていた。
三着6番ランザローテ
メインの10レースのときに第4コーナーに向かう。
第10レースは芝でなくて、ダートだった。だから人が少なかったのだ。
第10レース
今日は連休で祝日、家族連れが多かった。
馬が走っていなければ、どうみても公園である。
今日は奨励会の例会でもあった。新入会の星田雅弘5級、古郡国彦6級も初参加である。三段リーグが終わったので二段以下だが、全体ではもうひとつ物足りない結果だったようだ。
夜、宿泊組らが帰宅して、棋譜調べをする。
途中からレンタルDVDの「豚のいた教室」を見る。豚を飼って育てて、その豚を食べて命の尊さを知る・・その趣旨で飼ったのだが、卒業前に豚をどうするかで生徒達が泣きながら議論をして、最後は後輩に育ててもらう、処理場に持っていくの多数決を取る。結局真っ二つに分かれて担任の先生が処理場に引き取ってもらう、その断を下す。
何とも後味の悪い映画である。子ども達は家畜の豚を育てたのでなくて、ペットと同じに育てたのだから、同じ扱いをするのに違和感がある。そもそも初めの担任教師の趣旨が悪趣味である。実話を基にした映画らしいが、どこかイヤなものを感じる。子どもを追い詰めているだけである。どこが命の尊さを教えるのだろう?
この映画は後でも賛否両論があったらしいが、二度と見たくないと思った。命の哀しさがない・・一般的に豚を食べることと、子ども達が育てた豚の行く末とは別の問題である。
以前籠坊温泉に行ったとき、猪が檻に飼われていたが「一度でも飼った猪は食べられないね」おばあさんがそう言っていたのを思い出した。
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