勝負帝なおさん来訪 [日記]
昨日は(10月11日、日曜日午前中、子ども日曜コースAだった。今日は竹内三段が子ども教室の手伝いの最後の日だった。坪井3級と交代である。幸い昨日の三段リーグ開幕は2連勝で飾ったのでよかった。本来は棋士になって、教室の手伝いも卒業なのだが、今期こそ卒業の期待もこめている・・
初めの対局のときに、姿勢や駒の並べ方をチェックするが、それがいいようにクセになってほしいものだ。次第に崩れていくのだが、将棋から目を離さないように、目を反らさないようにしてくれればいいのだが・・
七枚落ちの指導対局で、16、17級くらいである。これはうまく駒組もできつつある。上手の心得は、どんな手合いでも互角にきちんと戦うことだ・・勝てるようにでなくて、強くなるようにでもなくて、しっかり駒を活用させるように教えるのがいいように思う。
これも七枚落ちで、9筋の端攻めである。この戦形は終盤の寄せができるかどうかだ。と金攻めで駒を取り、その後で上手の玉を詰ませるかどうかだ。しかし詰ますことを重点にすると、闇雲に王手をかける。守りの駒をはがす、この感覚である。
午後は日曜コースBで、こちらは四枚落ちくらいから二枚落ち、飛香落ち、飛落ち、角落ち手合いが多い。この将棋は二枚落ちの定跡パターンで、もちろん、▲7六歩でなくて▲6四歩と攻めるのも定跡だ。この戦形では、攻めきること練習みたいなもので、番数をこなしていくよりない。急所は、攻め切って勝とうと思うのでなくて、攻める練習をする気持ちがよい。だからいろんな攻めパターンを使うのがよい。
三枚落ちのS君との対局だ。△5五銀に▲7三角まで。これは困った。しかしこの後で寄せを間違えた。終盤のコツの大きな急所は「王手をかけない」ことかもしれない。王手の前に王手を我慢して、玉を包むように寄せることだ。
私の大盤解説が早く終わったので、竹内三段にもやってもらう。写真で見ると、みんな姿勢がよくない。
子ども教室が終わって、片づけをする。
毎日王冠の本命馬、ウオッカである。私は馬連五頭ボックスだったので取ったが、ウオッカがらみでは配当はつかない。3連単だと取れていない。
夕方、勝負帝なおさんご夫妻が遊びに来られた。昨日は有馬温泉泊で、今日は我が家への客人である。連休を利用して宝塚方面に来られたのだった。
さっそく金太郎に面会だが、金太郎は例によって、こわばり始めて貝のようになってしまった。
金太郎はさっきまで部屋の中を走って、飛んでいたのが嘘のようにダンマリである。そしてふたりをじっと眺めて詩人になったような表情だ。
お茶を飲みながら雑談のあとで、妻たちは外に出かけ、私と勝負帝なおさんは将棋の対局となった。何度も会っているのだが、私との将棋は始めてである。盤を挟んでの実戦は久し振りのようで、でも雰囲気は出ていた・・?!
なおさんの次回の再チャレンジを待っています。
夕食は明月記に行く。食事のうまさと夜景のきれいさで、何度きてもいいところだ。弟子のお祝いごとでも来ている。駅まで迎えに来てくれるので、私も少々お酒がのめるのもうれしい。接待半分、楽しみ半分だろうか。
食事と団欒のタイム終わって、かがり火のある明月記の門のところに出る。
ほろ酔い気分で楽しい時間を過ごせてよかった。再び金太郎と会ってもらったが、今度は勝負帝なおさんを威嚇する。凍り付いて、威嚇する、この儀式が終わるとソロリと寄って来るようになる。けっこう気難しいのである。
今度来られたら親愛の金太郎となるので、またお越し下さい。
大変お世話になりました。金太郎様との対面は引き分け??に終わりましたが次回頑張ります。チビ様ととびお様には気に入ってもらえたようで満足です。
将棋は雰囲気すら出ていなかったのが実際です。棋力は上がったような下がったような。対局を多くこなしていたときのほうが良い将棋が出来たかもしれないと無念の気持ちでいっぱいになりながら高速を走っていました。
いろいろ考えたことをブログにまとめて戒めとしました。次回は恥ずかしくない将棋を持っていきます。またよろしくお願いします。
by 尚武帝 なお (2009-10-12 23:22)
尚武帝 なお 様
金太郎とはいい勝負でしたね?将棋はどこがいいのか悪いのかが難しいのですが、戦法や相性や調子によって、棋力の波は大きいものです。いいリズムを作ることでしょうね。
また金太郎と将棋の再戦をお待ちしています。
随分遅くなってすみません。返しているつもりでした。
by モリノブ (2009-10-20 18:45)