特訓 [日記]
シャッターを押すタイミングが遅かった。チビと金太郎の出会いの局面だった。こういうのをすれ違いというのだろう。案外、人生でこういうことが多いのかもしれない。
昨日は(2月25日木曜)春のような陽気の一日だった。
朝から山口君の特訓をする。お父さんも来られていて、金太郎に挨拶をしてもらう?例によって初めは貝になっていたが、「キンチャン」と声を出す。金太郎は幼稚でやんちゃだが、意外に人をよく観ていて次のときは覚えているのだ。
久し振りに一日将棋を指したが、途中から私が特訓を受けているようにもなった?将棋の戦いは短距離と長距離の両面があって、常にその両方の備えが必要なのだが、年齢とともに中途半端な中距離タイプになってしまうのかもしれない。攻めも受けも中途半端な指し手が多くなる。
駒落ちの指導だと上手は長距離の心構えだが、平手は短距離もあって、激しいのである。だから長距離を目指すのだが、たまに短距離を走ってみたくなるのだ。50メートル7秒くらいのつもりがタイムを計ると12秒くらいなのである。例えがヘタクソだが、要するに短距離を走る体が出来ていない。
最近は奨励会や研修会の弟子の将棋をよくみるのだが、強さのバロメータがわかりにくいのと、作戦によって力が出る出ないの差が大きいように思う。またネット将棋の影響もあるが、手の見え方と手の作り方が実戦的なものが濃くなっているような気がする。
その辺の状況を踏まえて、勉強法を自分独自で考えていかなければだめなようである。要するにレベルがあがってきて、今まで以上にどう対応するかが問われているのだ。
夕方、特訓が終わって金太郎の相手をする。この写真は妻がサンケ〇スポーツの懸賞に応募した、鬼太郎グッズが当選したのだ。当選者は少ないのでかなりな強運である。
金太郎のネーミングは私が決めたのだが、案としては①鬼太郎②キタロー③金太郎④キンタロー⑤桃太郎⑥モモタローだった。最終的に妻と相談して金太郎に決定したのだった。
夕食は久し振りに吉野屋の牛丼を食べた。それからHIROに行く。ここ数日は暑いのでアイスコーヒーを注文する。
朝、母から電話があって、家の前の県立病院が内科だけになって困っている話だった。要するに潰れてしまって、民間病院になって出張所扱いなのだ。雇用対策と医療機関の減少が暮らしに関わる最たるものなのに、政治はずれていて政治家はぶれているように思う。それでも政治を信頼しないと出発しないのである。
こういうことはマスコミが指針をしめすことも重要と思うのだが、機能してほしいものだ。大きなアドバルーンよりも、大切なのはこまやかで確実な対応だろうか。伊丹空港廃止、府市一体化などの大阪の橋〇知事の発言を聞いていると、よけいにそう思う・・
どういう方向に向かうのかということと、細かい現実の処理はバランスが難しいことが多い。以前、痛みを伴う改革ということばを言った首相がいたが、それが今の不況のことだったのか・・そう疑ってしまう。今の時代状況は過去の政治選択の流れなのである。その分析が足りない気もする。つまりどの政党が政権を取っても、政治の将来のビジョンを疑ってかかるしかない・・
夜は子ども教室の詰め将棋プリント整理する。自分にとっての現実的な対応の時間だ。一手詰めなど作り直した。
病院の話、数年前にあちらこちらで問題になっていましたが、
これだけ医者がおるのになんで…、と思いますね。
きちんとした方針を打ち出せないのが歯がゆいですね。
by おじゃまま (2010-02-26 16:41)
おじゃまま様
地元の反対が多くてもどうにもならない現実に歯がゆさを感じますね。全国で深刻な問題ですね。
by モリノブ (2010-03-01 21:03)