木見金治郎お墓と老松町に行く [日記]
この三角ハンガー掛けは以前に金太郎が壊したのだ。ほどよい遊び場と道具になりそうだ。
昨日は(6月4日金曜)阿倍野の姫松にある、木見金治郎九段の駒型のお墓にお参りに行った。以前にも行ったのに、駒型の木見先生のお墓があるのをうっかりしていたのだ。
天王寺から路面電車の阪堺線に乗り換える。
天王寺界隈は都市開発ですごいことになっている。この不景気なときに大丈夫かな・・将来の変貌ぶりは想像がつかない。
姫松に着いた。この古めかしい駅は情緒がある。昔、友達を見送りにきたことがある。
西念寺はすぐそばだ。大野源一九段のお葬式で覚えている。師匠の木見金治郎九段のお墓があったのだ。
駒型の木見金治郎九段のお墓、きれいに花が活けてあった。
昭和38年、17回忌にこのお墓を建てた大山、升田、大野、そして他の門下生の名前が刻まれていた。感慨深い・・
お参りをして、お墓にお水をかけて磨かせてもらった。
お墓を出て北畠方面を少しだけ歩く。旧関西本部で住み込みの塾生だった私には、懐かしい匂いだが、風景は変わっている・・
私は棋士になるまでは、刑務所にお勤め?の気持ちで住み込みの塾生をしていた。だから世の中のことは一切しらなくてもいいから、棋士になれなくても将棋のことでせめて何かを得たかった。弱すぎたので棋士になるのは無理とは思っていたが、それが秘かな一念でもあったように思う。
姫松方面に戻る。このあたりは静か住宅地である。
歴史を感じるたたずまいの家。
姫松に戻って昼食にする。
帝塚山ポワールで昼食。私には似合わない?おしゃれな店だ。
阪堺線に乗って天王寺に戻る
電車の中でなくて、出るときに改札でお金を払う、200円だ。
地下鉄御堂筋線で淀屋橋に行く。
中之島遠望、福島に住んでいるときは、自転車でこのあたりを散策したものだ。市役所や図書館もある。
大江橋も古いモダンさがある。
橋の欄干、人間のような・・
老松町に入る。ここは木見金治郎九段が住んでいた街だが、大山、升田も内弟子をしていたのだ。
老松町は画廊や骨董の店が多い。タイトル戦でおなじみの料亭「芝苑」もそばにある。
大阪市北区西天満4-3-3星光ビルの二階が目的地だった。教室のお客さんの〇野さんの陶芸展の案内をもらっていたので、楽しみにしていた。
ギャラリー白(ぱく)「Ceramic Site 2010」5月31日~6月12日
16名の陶芸家の個展だった。2階と3階が会場で現代陶芸である。
ギャラリーを出て梅田まで歩くことにした。
梅新に向かう
かしく寺。遊女だった酒飲みのかしくが罪を犯して処刑されるが、そのときに反省して、自分のようにならないようにと言い残した・・それから酒を断ちたい人がおまいりに来るようになった。
お初天神に入った。ちょうど露天市だったようだ。
お初天神の横の飲み屋街
曽根崎通りに出る。この辺に昔、将棋クラブがあった。
ジャンボ宝くじの最終日の呼びかけにつられて買う。映画の影響でロト6も初めて買った。宝くじは発表までの楽しみを買うようなものか。「ねえ、3億円当たったら、どうする?」妻の言葉に「半分くらい寄付した方がバチが当たらないかなあ」虚しい会話か・・
早く帰宅できたので金太郎を庭に出す。
相変わらずの健脚ぶりで…先生が歩数計つけたら、すごいでしょうね…。
酒断ちのお寺があるなんて知りませんでした…。
お参り、なさってないですよね〜?
by おじゃまま (2010-06-05 22:25)
おじゃまま様
私は面倒くさがりなので、歩くよりも車が好きで困ります。でも写真を撮り始めると、どんどん歩くみたいで、豹変します。
断酒のお参り・・私はあまり酒が強くないので大丈夫です。
by モリノブ (2010-06-06 06:58)