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東日本大震災 有段者研究会  [日記]

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 今朝は6時前に目が覚めてしまって、下に降りてテレビをつける。「東日本大震災」のニュースを見る。何が現実で何が起きているのか・・想像を絶する事態になっているが、命を守る救助の動きに安堵し、悲しい現実を聞かされると、声もなく重い気持ちになってしまう。そういう中で、冷静に行動している人の姿に感銘をうける・・

 大きな災害があると、何気ない日常が(普段は気づかない)平和の中で存在していることを痛感する。今年に入って、私自身も厄払いをしないといけない・・そう思っていたが、このとてつもない悪夢のような震災が起きて、本当に何が起きても不思議でない時代になったのかなあと思ってしまう。あまりにも大きな不幸が重なると、涙も枯れてしまうのかもしれない。

 死亡の方や安否不明の人数が、卒倒しそうな数である。こういう現実をどう受け止めていいのか、受け止めるものなどない・・それでも被災地では現実に対処していかないといけない。何とか助け合って乗り切ってほしい・・安易な言葉は出せないがそう願うばかりである・・

 そこに人災ともういうべき原発の危険さが現実を帯びてきた・・日頃の意見はどうあれ、最悪の事態を凌いでほしい・・祈りと怒りが混ざった複雑な心境の人が多いだろう。これで原発への不信が一層増すだろう。電力の供給不足の現実があっても、根本から見直す動きがでるのは間違いない。ただ今は被害がこれ以上何もないことを祈りたい。

 今日は(3月14日月曜)有段者研究会だった。8名出席だったが、みんないつもより表情は硬い。こういうときは何を口にしていいのか、適当な言葉は無いものだ。10時開始で、テレビの置いてある部屋でも研究会の対局があるので観られないが、逆にそういう静かな時間も大切な気がした。

 私も今日は「子ども教室」の事務整理をした。成績表を個人簿につけたり、出席簿をチェクしたり、みんなの成績を調べたりする。自分の気持ちが落ち着く作業というのは、案外、普段の事務的なものなのかもしれない。

 昼食を終え買い物に出かける。それまでおしゃべり三昧の金太郎が「キューン」と、私たちが出かけるとき特有の「いかないで」という意味のいつものさみしがる声を出していた。

 買い物を終えて、近くの公園に行く。おやつと飲み物を買っていたのだが、ちょうど母親と子どもが遊んでいた。平和なシーンだった。さりげない平和な風景に心が癒される・・

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 夕食後も棋譜調べをやっていいたが、夜の9時前に研究会が終ったようだ。外出から戻ると金太郎がポツリとさみしそうに待っていた。さっそく部屋に出す。

 こういう日々はどことなく重々しさがついて回るが、そんな中で普段の暮らしに戻す作業も必要に思える。自分にできうる分野を自覚して、しっかりこなすことなのだ。

 


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