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対局 [将棋]

 今日は対局で、またも福崎九段戦で王座戦の予選である。朝JR福島駅で産経記者のHさんとバッタリ出会う。「今日は井上vs杉本戦の観戦記です」「森さんは対局ですね、相手は誰ですか?」そう聞かれてハタと止まる「さあ?誰でしたかね」「森さんらしいですね・・」呆れられただろうなあ。

 事務所で福崎九段と会い、今日は?と聞こうとして思い出した。今日の私の対戦相手だったのだ。前局は完敗だったので、今日は一手違いに食いついていこう、そう思ったのだが、結果的にはまたも完敗だった。

▲2五金△4二角▲3四歩△8六歩▲同歩△同飛(第2図)

相穴熊となった(先後逆にしてある)ここで▲5六歩か▲2五金か迷ったが、最善手はわからない。

 ▲8七歩△8二飛▲3五金△5三角▲5六歩△3二歩▲9五歩△6四歩▲8六歩△7五歩▲8五桂△7六歩▲7八飛△7二飛(第4図)

 意地でも▲同飛と取りたいが、決戦は手負けのようである。この順は軽視していた。福崎九段らしい好判断だった。▲8七歩と辛抱して難しいと思っていた。△3二歩には驚いたが、これなら指せるように思う。▲9五歩の辛抱では「▲6五桂からバンバン来られて自信がなかったですね」と福崎九段の感想だが、私も自信がない。この辺が自分の弱点のようである。

▲7六飛△同飛▲同銀△5六歩(第5図)

▲7六飛は悪手で、当然▲5五歩△同銀▲7六飛(▲7三歩は重い)だった。

▲5八歩△7九飛▲8三飛△5七歩成▲同歩△5八歩

▲5八歩が敗着で、▲6一飛△7九飛▲5二歩なら混戦だったようだ。▲5八歩は一手パスで、△5七歩成から△5八歩をうっかりしていた。

 終盤の難しい局面で、二手悪手が続いて、将棋が壊れてしまって残念だった。力負けである。指せているような将棋だったので、最後までいい勝負で戦いたかった。ポキンと折れたのでグッタリ疲れた。何かに勝つと何かに負ける、将棋に負けると他で何か勝つこともあるだろう?

 帰宅するとき、夕焼けがとってもきれいだったが、満員だったのでカメラを出せなかった。

 今日は、目がショボショボする。将棋に負けると体にもよくない・・

 巌ちゃんの将棋道場リンクしました。京都府支部連合会の会長で、将棋教室も開いておられます、楽しいページです。プロフィールを拝見すると、私の師匠、故南口繁一九段が仲人をされています。


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