近畿大、最後の稽古 大阪の風景②

 

　今日は近畿大学の最後の稽古日だった。３０年間通ったので、さすがにさみしい思いもあるが、よく続いたなあの実感もある。ちょうど卒業、入学シーズンで、親子でマンション探しの光景が目に付いた。家賃が４万～６万くらいのマンションが多くて、高いなあの印象である。下宿やアパートは減っているそうだ。

　稽古が終わって、雑談をして、お別れ会みたいな小宴をしてもらった。大学の先生ばかりなので、分野が違って話も面白かった。定年で整理していると、専門書など廃棄処分の量がすごく多いそうだ。毎日数１０冊捨てていっても追いつかないらしい。もったいないが・・「定年になると毎日何をしていいかわかりません」とｋ先生。私などは若い頃から定年後の生活をしているようなものなので、そのへんはプロである？

　何だか私も大学を定年で退職するような心境でもある。３０年は長いようであっという間だったような気もする。

　

☆アルバム　大阪の風景　京橋～都島～野江②

 心の中の風景に出会うと、もうこれ以上は崩れないでほしいと思う。でも時代とともに風景も去っていくのだろうなあ・・

 

コメント 4

大学での30年間に及ぶ稽古指導、長い間お疲れ様でした。
街の風景も様変わりしているんでしょうか。
一昨日の松下での稽古日に、１年半ぶりに通勤ルートを歩いて見ました。マンションやアパートのゴミを捨てる場所のすべてに囲いが作られ、勝手に捨てるなとの張り紙が目に付きました。また、車に注意せずに突然車道に入ってくる自転車も増えてきてます。痛い目にあわないと矯正できないといっても、運転手も本人も重い十字架を背負うことにもなりかねません。
自分のことしか考えてこなかった大人の責任だろうとも思います。
by mura (2008-03-23 10:55) 

モリノブ先生、こんばんは。長期間のご指導、たいへんお疲れさまでした。
同じ仕事を着実に、３０年もの長きにわたって継続されることは、
本当にたいへんだったことと思います。
まだ２０年程度でぐちをこぼしている自分が、少々恥ずかしくなりました。
さて、私もあと１０年ほどですが、
小さなことでもいいのでこつこつ仕上げて行きたい、そう考えます。
１０年後どんな結果となるか、それはきっと自分次第、
身の丈にあった、しかししっかりとした仕事をしていこうと思います。
by ahiru (2008-03-23 23:26) 

ｍｕｒａ様
　３０年間といってもピンと来ないですね。近大のある長瀬は他のところよりは変わっていないかもしれません。道が狭くて区画整理が大変なのが幸い？しています。
　今は似たような風景が多いのですが、とこりどころに昔の風景が残されているのもありますね。過去が息づかいのある風景なら、今は身勝手な風景でしょうか？
by モリノブ (2008-03-24 01:12) 

ａｈｉｒｕ様
　３０年ふた昔？のような気がします。村山君が中学生の頃からです・・「あまり強くならなくって・・」Ｋ先生が謙遜されましたが、「あまり強くなるように指導できなくて」申し訳ない気持ちもありますが、棋力とは別に、将棋を通じての知り合いはいいですね。
　
by モリノブ (2008-03-24 01:16)