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大阪梅田界隈 [写真日記]

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 今日は、5月3日の祝賀会の主役である山崎隆之七段との打ち合わせがあり大阪に出た。用事を済ませた後で、阪急グランドビルの31Fにのぼり喫茶店に入る。ここの見晴らしがいいので、昔からよく来たところだ。

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 打ち合わせも終わり、妻と大阪梅田界隈の探索に移る。たまに梅田界隈を歩くと、どんどん変化していて、浦島太郎化してしまうのだ。初めに餃子ミュージアムに入ることにする。ここはあまりいい評判は聞かないが、そうでもなかった。お腹が減っていなかったのだが、生ビールを飲みながら二軒の店から2種類の餃子を注文した。あまり客もいなかったせいもあるが、(閑古鳥というとついつい我が身を想像するのだ)申し訳ない感じで椅子に座るのだった。

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 これなら今度はいっぱいお腹をすかしてこようかな?1軒の店は4月いっぱいで餃子ミュージアムを卒業と書いてあった。いわゆる閉店だろうか。

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先日、仲間の集まりで麻雀の後で店を探したら、何処も満員でびっくりしたが、同じ梅田界隈でも、今は客の流れがさっぱり読めない。言えるのは、梅田が若者向けの街にのみ変身したように感じることだった。パチンコ、パチスロの隣にサラ金や風俗の店の構図である。そこに普通の飲食店があり、こちらは結構繁盛しているのも不思議である。

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 要するに人混みがいいのだ。人混みが人を呼ぶのだろうかなあ?人が来なくて閑古鳥が泣き出すと、若者が寄り付かない?のだろうか。わからないことだらけであるが、この奇妙な都会の複雑怪奇なエネルギーもたまにはいいものだ。

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 そこから少し歩くと「ボートピア」があったので入ってみる。要するに競艇のレースの総合ビルだが、夕方の4時を過ぎても満員で、今はナイトーレースというのがあるらしい。妻は競艇は始めてだが、舟券も馬券も似ているので大丈夫である。全国の3つのレース場の舟券が売られていて、忙しい。1レースだけして見ることにした。妻は3連複1000円券一枚である。私はみみっちくて3連単を四枚200円券で200円おつりである。レースは本命の②が差されて着外となり、ふたりともはずれた。

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 館内は熱気でムンムンしていたので、直ぐに出た。今はお金を稼ぐのは大変だが、浪費、消費するのは追いつかないくらい、手ぐすねを引いて誘惑が待ち受けているようだ。身を持ち崩すのはわけない、怖ろしい時代だなあと思う。この中で辛抱や我慢の修業して行くのは、外に出ないことしかないかもしれない。

 イヤ待てよ、これは私が遊び好きな要素をいっぱい持っているから、自分の意志の弱さもあって、無理なせいだろうなあ。都会のエキスは価値観や人生観も揺らがすものがあるのだろう。

 昔、私はこのあたりをほっつき歩くことも多かったが、あいにくお金がない、勇気も無い、仲間もいない、これでは誰も相手にされない・・・そういうとき、人混みはよけいにつらいものだ。都会は人が多そうで意外に自分の知っている人は少ない、そんなものなのである。群衆はひとりポツリと変わらないものだ。

 そんなとき、家に帰り、近所のお風呂屋さんの暖簾をくぐるとほっとするのだった。風呂をアガリ、ラムネを飲むと、やれやれ自分はこういう暮らしが向いているなあと思うのである。

 ボートピアを出て阪急電車の方に向かう。次第に人が増えてきた。街を出る人の波と、これから街に入る人の波が交錯する。 何だかインドの雑踏にいるような気になった・・

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