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ふるさと大学伊予塾での講演、道後温泉 [写真日記]

  4月23日(水)雨

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 昨日は(4月23日)午後の便で愛媛県松山市に向かう。曇っていたので飛行機が揺れたが、私は揺れが好きなのだ?「揺れますが安全です」のアナウンスが流れる。ほどなく45分くらいで松山空港に着いた。

 愛媛新聞社の事業局局長Bさんが出迎えに来られていて恐縮する。車で雨の空港を出て、市内へ走る。愛媛新聞というと、子どもの頃に参加していた将棋大会の会場であり、中学から高校で新聞配達していたのも愛媛新聞だった。なじみ深いのだ。

 市内の宿泊のホテルに着いて、早めの夕食を取りながら歓談する。将棋や囲碁はされないそうだが、いろんな分野の話があって、講演前の緊張が解けるよう配慮していただいてありがたかった。

 少し部屋で休憩して、会場に向かう。「ふるさと大学伊予塾、第24回、将棋あれこれ」という演題の講演が今日の私の仕事だった。講演の内容やヘタさはともかく、郷里の愛媛で仕事が出来るのは幸せなことだと思う。

 控え室で待っている間、もう少し内容を練ってくればよかったかなあと後悔していたが、真面目に見えて、妙にどこか横着で図太いのが私の特徴でもある。とにかくいつもの早口にならないように、ゆっくり話そうと心がける。

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 控え室に私と同郷の研修会のI君のお母さんが挨拶に来られた。こういう時は知っている人の笑顔にあうと心強いのだ。「滅多に手に入らない、幻の?霧の森大福があったので、是非食べていただこうと思って来ました」ありがたい・・

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 B局長の司会で伊予塾が始まり、伊予塾会長のOさんの挨拶があった。そして私の自己紹介から講演が始まり、ゆるりと話を進めていく。

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 このとき私はいつも、①理事になって初めて挨拶したとき、アガってしまったときのこと②飲みながら演説するのはやめて下さいと真顔で村山聖に言われたこと、この二つをいつも思い出すのだ。今日はどっちに傾くだろう?

 自分が将棋のプロを目指したときのこと、奨励会のときのこと、棋士になったときのこと、弟子の村山聖のこと、将棋界の弟子について、将棋の才能や上達法のこと、これらを話したつもりだが、どうだっただろう?私の講演はヘタクソだと自覚しているが、まあ自分の考えていることを話せればなあと思うのだ・・

 腕時計を見ると開始から1時間10分くらい過ぎていたので、話のまとめをする。それから大盤を使って、一手と三手の詰め将棋の出題と解答をしてもらいながら、雑談を加える。抜け目なく、新刊「スイスイ解こう詰将棋、オール一手412題」の宣伝をした。5月発売!

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 講演が終わってから、Oさん、愛媛新聞社のB局長、Tさん、Iさん、そして坊ちゃん支部のKさんとで打ち上げとなった。終わった安堵感から生ビールとお酒がおいしくて、そして料理もおいしくて、歓談もぐいぐい進んだ。ふと時計を見るとPM11時になっていてびっくりした。2次会も誘われたが、おとなしくホテルに帰った。

 4月24日(木)曇り

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 8時前に起きて、ホテルのバイキングで朝食を済ませる。それからチェックアウトをして、9時過ぎにホテルを出た。帰りの飛行機の便まで時間があるので、道後温泉に行くことにした。路面電車に乗って10分くらいで道後温泉駅に着いた。

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 そこからアーケードを抜けて、先ずは「椿の湯」に入ることにした。朝から温泉とは優雅だなあと思っていると、地元の老人入浴客が割と多かった。ゆったり湯につかる。着替えてネクタイをしめていると「オッ!」と声をかけられる。(ネクライなぞ野暮なことをして、これからどうしなさるんかな?)表情がそう言っている。答えに窮してしまう。そのおじいさんと入り口でまた会った。お辞儀すると手を振ってくれて、「やあ!」常に曖昧ながらひとことなのがいいなあ・・

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 道後温泉本館に向かうが、さすがに連続はきついので、周囲を散策することにした。「ぎやまんガラスミュージアム」にはいる。館内を観て回って、大正時代のガラス細工がいちばん好きだった。

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 1時間くらいして、道後温泉本館に入る。入浴にはいろんなコースがあるが、「霊の湯二階席1200円」にした。浴衣と貸しタオル、皇室専用の又新殿見学などがついている。また温泉だ。4人組のグループが一緒で、「アツイ!」と言いながら騒いでいたが、熱いのが苦手な私が大丈夫だがら、39度くらいだろうか?

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 しばらくすると、誰もいなくなり、貸切状態になった。気持ちのいい湯だ・・

 霊の湯を出て、お茶菓子で休憩する。そのとき私は忘れていたが、神の湯も無料で入れていたのだ。肌がすべすべで独特の心地よい匂いがする。夏目漱石が松山にいるのはイヤだったが、温泉だけは気に入っていたのがわかる。

 温泉を出て、食事することにした。迷った末に「鯛茶漬け」と生ビールである。

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 それから近くの公園を散策して。少し早かったが空港向かうことにした。帰りのタクシーから「坊ちゃん電車」なるものが見えたので話を聞いていると、観光用なので市内どこでも300円(普通の路面電車は150円)だが、けっこう人気があるそうだ。でもその車両の製造費を聞いてびっくりした。何と3億円かかったらしい。

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 松山空港から伊丹空港まで45分だった。大阪に近づくに連れて、雲が多くなってきた。雲の中ではやっぱり揺れた。ふんわり揺れる感じだ。プロペラの横で着陸態勢の準備で、前輪が開いた。建物が急に現実の大きさに近くなって着陸だ。

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