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奨励会例会 [将棋]

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 昨日は「子ども土曜特別コース」だった。午前と午後の2回コースだった。初めて次の一手の問題を6問出題してみた。全問正解はなしだったなるほどなあと思った。平手の対局は前回よりは慣れてきたようだ、但し、集中力を欠いた子もいて、なかなか思うようにはやってくれないものだ・・

 昨日は「奨励会の例会」でもあった。人数が多いと成績もばらつくのがしょうがないが、それでも明暗がはっきりしてきているようだ。将棋に取り組む姿勢と、将棋の内容を自分でしっかり分析しないと、道は開けない。いわゆる泣きが入らないと、性根をすえて指さないと、みせかけの願望では通用しない。勝負は結果が大事だ。真摯に認めて、自分の至らなさと自分の武器を信じて、ひとりで戦っていくしかない。

 昔は「心の中で泣きながら指す」ようなものがあった。今は棋力が上ったが、その分精神面よりも、技術を磨くことがより大事な時代になっている。そうはいっても気持ちのコントロールと日々の精進が、奨励会員の最大のテーマだろう。

 昨晩は宿泊組の奨励会の棋譜を検討していて、深夜になってしまった。不思議なもので、将棋は何かを映し出す鏡のようである。全体の総合力と個々の細かい部分のていねいさの両面を大事にしないといけないことを痛感する。プロは弱さの底が実力で、アマは強さのてっぺんが実力、たしかにそういうものみたいだ。

 写真あれこれのクイズ正解

 第1問 初めに食べたのは①ゲソです。私の大好物です。(安上がりだ)

 第2問 妻がつまみぐいしたのは②エビでした。

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コメント 2

ハイカイ式

「プロは弱さの底が実力で、アマは強さのてっぺんが実力」。なるほど、そういうことなのですね。

「大胆に指せない弱さ」と「慎重に指せる強さ」が背中合わせにあるようにも思います。
by ハイカイ式 (2008-06-08 17:35) 

モリノブ

ハイカイ式 様
 いつも俳句を楽しみにしております。ときどき作ろうと張り切るのですが、語彙の少なさに滅入ります。
 大胆に指せない弱さ、慎重に指せる強さ、大局観につながる話ですね。
 暗闇は見えないから恐いけど、実はそうでなくて、明るいときほど、見えても見えない怖さの方が恐いものだなあと思います。うまく説明できないのですが。
by モリノブ (2008-06-09 11:06) 

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