加西に行く②鶉野(うずらの)飛行場跡 [アルバム]
「60年前以前の農作業」とある。牛は朝鮮牛でおとなしいそうだ。当時は各農家に1頭はいたそうである。
こういった風景が普通だった時代がよみがえるようだ。
案山子のような集団
法華口とは一乗寺に行く入り口とのことらしい。
昭和20年に起きた悲惨な事故の顛末を記した記事だった。
鶉野飛行場跡を訪ねるが、場所が不明だったので探す。周辺はいかにも飛行場があったといった風景だ。
奉天池の土手に上ると、ゴルフの練習場で、おじさんがボートでゴルフ球を集ていたので、飛行場跡の場所を教えてもらった。
周辺の風景
鶉野飛行場跡
真ん中あたりに記念碑があった。
次第に複雑な思いになる・・
飛行場跡の全景
さりげなく駅の案内で見つけた鶉野飛行場跡だったが、訪ねてみると戦争の傷痕が生々しく今も尚残されている地だった。
今はものごとを真面目にみつめる機会が少ないように思う。真面目さが重く暗いと避けられる傾向にもあるらしい。スマートさ(軽薄さに通じる)と合理性(損得が基準である)がもてはやされる時代は、つまらないなあと思う。
ブツブツとワケのわからぬ呪文を唱えながら、いつしか自分も消えていくのである・・それでいいのだ。
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