兄弟子来阪 [日記]
チビはこうやって部屋の中をのぞくのだが、呼ぶとさっと行ってしまう。微妙な距離感を持っているのが面白い。
昨日は兄弟子の滝誠一郎七段が師匠のお墓参りで前日に来阪で、例によってギャンブル友好?の時間を持った。今日は妻も競艇にチャレンジである。かっては競艇グループみたいなものがあって、私もときどき参加していた。
かって正月に愛媛に帰省したときは、友人達と連日の丸亀競艇と麻雀で、家にほとんど帰らなかった。合間にパチンコなので(これは私は苦手)何をしに帰省したのかわからない。大阪に戻るときも丸亀競艇か観音寺競輪場で別れたのだった。今は昔となったが。
しかし不思議なもので、そういう日々の方が精神のバランスが保っていたようにも思える。身を崩す要素はいっぱいあって、本当の原因はギャンブルなどでなくて、逃避感かもしれない。まずいのは自己逃避である。私などは世間にやや後ろめたい生き方がいい・・自分で勝手に納得するのだった。
ブイの回りでスタート前の静かな時間、将棋の序盤である。
スタートの瞬間だが、いちばん緊張、集中するところだろうか。一瞬の見切りみたいで、どんな精神状態だろう。
競艇はこんな風にコーナーを回るときの水しぶきがいい。60キロくらいのスピードだが、100キロくらいのスピード感覚があるらしい。どの分野もそうだが、プロの世界は命がけの要素も含んでいる。
今日は私はまずまずで(勝ったのでなく、負けなかっただけだが)兄弟子と一緒に今まで何度も通ったが、ほとんど負けパターンである。前回は珍しくそろって勝った記憶がある。
今日はわりと堅い日だったようで、配当を見ると低かった。連単と3連単、連複、3連複を混ぜて買う。将棋を指しているようで、負けると次こそは、の気持ちになり次第に闘志が湧いてくるが、冷静に・・なるのも大切だ。
競艇に堪能して、終わっての帰りに入り口で記念撮影をする。
大阪に戻り、夕食をごちそうになる。明日は師匠のお墓参りで、いろいろ懐かしい話もあって、楽しかった。
帰宅して、酔っ払っていたので、シャワーを浴びてスグに寝てしまう。
滝誠一郎七段といえば、今は亡き村山聖と交流があった棋士ですね。
「聖の青春」で読んだことがあるんですけど、森先生の兄弟子というのは初耳です。
by coldman (2009-06-18 15:52)