ピピアめふ将棋入門教室 2日目 [将棋]
今日も「ピピアめふ子ども将棋入門教室」だった。午前と午後の部の2回で、昨日からだと全部で四回の教室だった。手伝いは西田三段と阪上初段と荒木初段である。
昨日と内容は微妙に変えているが、企画はほぼ同じで①将棋入門講座コーナー(大盤を使って駒の行き道やルールを素早く教える)②実戦の体験コーナーで対局しながら覚えていく。途中で一手詰めコーナーで、全員大盤で解いてもらった。③ミニ大会(8名のトーナメント)初心者同士なのに大熱戦もあり、判定とジャンケンでの決着の両方があった。負けた子には直接私と荒木初段平手でが指導した。④お楽しみコーナー、表彰式と抽選、ミニ講座を開いた。
いろんな子どもがいて可愛い。指導のときになかなか指してくれない子や、二手指しの子も居たが、はじめてにしては格段の上達だったと思う?将棋の楽しさを味わって、どんどん続けてほしいと思う。
午前と午後をこなし、ようやく終わった。反省材料もあって、アンケートを見ながら振り返る。のべ95名の入門の子どもに教えたわけだ。今回私なりにわからなくて迷った点はおおまかに次の5点である。
①全く入門の子と、少し知っている子に差があって、両方を納得させる教え方が難しい。内容が難しく感じたり、物足りなく感じたりだろうか。
②駒を動かせて一手詰めもわかり将棋を指せる⇒ここからの指導法が様々だが、きちんと教えるマニュアルがないので不充分である。
③駒の動かし方を覚えてから、次の段階に移る過程で何が急所か?将棋は自分で気づかないといけない要素が占める割合が大きいような気もする。
④入門前後の子ども達が習う場所が足りない。教える人材も不足だろうか。教え方が異なるのも問題かもしれない。
⑤入門の子ども達に必要なことは何か?わかりにくい。例えばどれくらいの時間をかければいいのか不明である。もちろん子どもに拠って異なるのだが、筋道を立てての理論がない。
終わってから片付ける。帰宅して少し居眠りして(やはり思った以上にくたびれていた)夕食は軽くHIROのサンドウイッチにする。
梅雨明けだろうか、これは夏の入道雲?である。嵐の予感?だ。
案の定、帰る頃には雨が降り出した。家の近くの駐車場に戻ったが、豪雨でひるんでしまい、車の中で少し待つことにした。その写真だ。
今日はB級1組の山崎七段vs久保棋王戦があった。山崎七段苦戦の内容だったらしいが、追い込みならずで負け。こういう日もあるのは仕方がない。
心身ともに崩れないで、根気強く取り組んでほしい。
毎日訪問楽しみにしています。
山崎7段の挑戦権獲得、お2人の4段昇進等のお弟子さんの活躍もそうですが
子供達への心からのご指導による将棋底辺拡大に尽力されているお姿には
いつも心うたれます。
by 初心者の高齢者 (2009-08-01 11:14)
③は将棋に限らず、人間が生きていく上でとても大切なことだと思います。その言葉には感銘を受けました。
by coldman (2009-08-04 18:33)