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園田競馬 真夏の妄想 [日記]

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 「キンチャン、イッショ、アソボ」ややぎこちない「キンタロウ!キンタロウ」時代劇がかったセリフ回しだ。

 これはオモチャを噛み砕く前のシーンだ。あっという間である。

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 今日は(8月17日火曜)1Rにカンムリホルダーが出るので早めに行った。もう9歳なので、どこまで連敗記録が続くかよりも、引退してしまう可能性もあるのである。

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 負けても負けても淡々と走る・・自分を観ているようでもあるので?応援というよりも関心があるのだ。かといってそれだけというのではない。

 今の時代は何でもありの感があり、礼儀正しい損得勘定?や節操なきパフォーマンス?賢そうな稚拙さ?、横柄な公平さ?勝者唯我独尊?などが蔓延しているように思えるのだが、すでに時代から放り出されてしまいそうな(過去形だろが)自分には太刀打ちできないものを感じている。大きな流れだろうか。

 最近は自虐や皮肉でなくて、ポツリと、心は山奥にいる心境でもある。そう思って、それで少しだけほっと安堵しているのが自分の姿のような気もする。ローソクに火を灯して時間を過ごす・・そんな空間がいい。静かに当たらない馬券を買って過ごす?のも同じだ。

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 競馬場はその正反対に見えるが、JRAと違って地方競馬は案外古風な世界の気もする。昔と変わらぬものが通用する世界が減ってきている時代の中で、生身の雰囲気があるのだ。暑さの妄想・・だろうか。

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 今日も難しい展開が多かった。当たったのは配当が安くて、ジリ貧状態である。勝負事は負けるのが前提だが(私の価値観だが?)勝つのはほとんどが運である。しかし勝つことにあこがれるのは運ではない。

 負ける現実で、今後のことを思いわずらい、先行きの不安と葛藤を、かすかな期待に賭ける。そしてまた敗れてもなお勝つことを夢見るのでる。自虐の詩のようだが、そういうことに慣れてきて、たくましく生きていくことを覚える・・?

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 勝負は単純なほど面白いものだが、真夏の暑さに競馬場に通うのは、元気な人ばかりなのだろうなあ・・そう思える。

 結局、今日はトータルで負けだった。予想が外れたこともあるが、やや口惜しい負けである。

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 予想屋のおっちゃんも元気だ。いつも買うと、おまけに飴玉を貰う。独特の予想もあって面白いのだ。

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 4Rのファーストトライ競争の8番ホクセツサンデーがダダをこねている。この後で調教師のTさんが付き添っておとなしくなった。そして一着になった。まるで金太郎だ・・

暑い一日だった。


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