詰小棋会,C2組順位戦 10,15 [日記]
★詰小棋会,C2組順位戦 10,15
毎日遊び道具が違う金太郎
私のそばに寄ってきた
外を眺める、最近はスズメさんが来ていない。
この日はたっぷり遊ぶ
午後からは「詰小棋会」だった。場所は喫茶Kである。TさんYさんと将棋会館にいたので連れてきた弟子のY君である。 すぐに帰らせるつもりが夕方まで特訓?になったようだ。この会は私も終わると頭がフラフラになる。
Y君を帰らせて居酒屋に行く。詰将棋の話は楽しくて時間がいくらあっても足りないのである。自分自身の詰将棋50年の歳月を思うと、今も昔もひたすら詰将棋に向き合う、それだけは変わりないようだ。
帰宅してC級順位戦をネットで観戦する。澤田五段が早々と勝ち。同門対決の竹内四段VS千田四段戦を観るが、こういう戦いは師匠としてはきつい‥結局千田四段の勝ちだった。
増田六段が負けて、残った大石六段の対局を見守る。終盤は細い攻めだが大石六段らしい勝負強い指し回しで乗り切って勝った。
どの対局を見ても私の力では見極められないが、今の将棋はどこが勝負どころなのか耳を澄まし目を光らせるのが大変に感じた。終盤もそうだが、案外序盤だったりする。基本の考えがきちんとしていないと伸びない‥
先日ふと目にして買った「勝負論ウメハラの流儀」梅原大吾著を読んでいるが、そのあたりの呼吸に関する内容の本だった。もちろん私が勝ちたいでなくて、弟子に勝ってほしいからである。
伊丹コース 級位者研究会 10,14 [日記]
★伊丹コース 級位者研究会 10,14
毎日金太郎と暮らしているとそれが当たり前に思えてくる。
金太郎が手に乗る、知らない間に手に小キズがある?
伊丹コースは祝日だったのでSさんが手伝いをしてくれた。
下手は攻撃態勢が築けていないが形勢は微妙だ。
角落ち戦で下手はおとなしい立ち上がりだが、これでもよい。
二枚落ちの中盤で勝負はこれからだ。
家では「級位者研究会」で8名参加だった。膠着状態の級位者には発奮してもらわないと困るが、日々の鍛練しかない。ひとことで言うならみんな勉強不足である。そういうところを師匠を見習ってもしょうがない?
詰将棋を出題して様子を見て観た。それの採点中だが、それぞれの特徴が私の考えているところと同じ気がした。金太郎飴である。弱点を徹底的に直すよりないのだが、誉めて育てる方もあるらしい。私には無理だなあと思う‥
頭の中で考えていることと、肌で感じるもの、そして体を動かして身に着けるのもの、その差は大きいものがある。子どもの身分は素早く終わり、仕事感覚で将棋に向き合う大人にならないといけない気がする。
いつか打開してくれるかなあ‥弟子が勝ってくれないと‥師匠のつらさもわかってほしいものだ・・針の傾きが弟子に疑心暗鬼の日々である。