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小さな村の小さなダンサー [日記]

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 週末は将棋三昧?だったので、久しぶりの休みだった。ふとパンがないのに気がついて、珍しいが妻と一緒にHIROのモーニングを食べに行くことにした。昨日のジャパンカップのことをいろんなスポーツ紙で見たかったのもある。それにしても後味の悪い決着を選んだものだ。こういうときはもちろん見解も意見も分かれるので、何が正しいかを論じるのはある意味で虚しいものもある。

 競馬ファンが減るようなもので、ひたすら残念に思う。またしてもだが、あれだけ練習を積んでいるのに、それでもペルーサのゲートの出遅れがとっても明るい話題のように思える・・ローズキングダムとブエナビスタの決着を見たい・・それがファン心理だろう。

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 金太郎の体重を計った。457グラムだった、まずまずだろうか。赤ん坊のときは550グラムあったのだが、大人になるとこれくらいで(まだ太っている方らしい)安定していくみたいだ。

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 道の駅「いながわ」に行く。野菜の買出しだが、凄い人出で、しかも野菜は品切れのもあった。冬になるとよけいに野菜がおいしい。

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 野菜を作っている人の「顔が見える」のキャッチフレースだ。

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 パンも買った。車の中で間食をする。ドライブも久しぶりの気がする。

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 帰宅して昼食を済ませて、金太郎を日向ぼっこさせる。チビがこうやってくるのはお腹が空いたときである。しきりにアピールする。「わかったよ」と返事をする。

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 金太郎の日向ぼっこの貴重な時間だ。我が家の日照時間が少ないので余計にである。

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 トビオとクロも日向ぼっこさせる。これはクロである。

 

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 後にトビオとクロもいる。

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 クロは地味だがけなげさがある。小さな自己主張をするときもあるが、歳をとってもいつまでもあどけなさがある。クロが怒ったのは見たことがない。足腰が弱ってきて可愛そうだが、今日はずっと撫でてやるとじっとしていた。もともとは触られるのが嫌いなタイプなのである。

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 金太郎と一緒の時間が多くなった。ヤンチャさは消えないが、ますます可愛い・・いろんな新語を覚えているようだ。人前であまりしゃべらないのがもったいない・・でもそれがいいところだろうか。

 少し昼寝をしながらゆっくり過ごした。夕方、義父の家に寄ってからピピアめふのシネピピアに行く。19:20からの「小さな村の小さなダンサー」という中国映画を見た。

 山東省の山奥からダンスでスカウトされて北京に行った少年が、認められてアメリカに渡る。そこで一柳のダンサーになったのだが、帰国命令が出てしまう。そのときアメリカの恋人と結婚して帰国しないで亡命の道を選ぶ。中国の家族がどんな目にあっているか心配しながらも、アメリカでのダンサーとして活躍の道を選ぶのだった。ここからテンポが早くなって、結局、中国にいる両親が息子の舞台に招待されるのだった。それから中国にも戻ってみんなの祝福を浴びるのだった・・

 こんなストーリーで実話らしい。

 中国へは数年前まで毎年夏になると家族で旅をしていた。桂林、雲南、貴州省、少数民族の地にいくのが好きだった。あえて奥地の屋根付き橋を訪ねていったこともある。中国の旅は楽しかった。旅ではいろんな人の世話になったりもした。地に足が着いた庶民の暮らしは世界中ほとんど変わりはない。私の場合は小さな旅でも、その土地に自分が住んだらどうだろう・・そう考えて旅をする。

 最後のシーンあたりはわかっていても泣けてきた・・

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子ども日曜コース G1ジャパンカップ [日記]

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 昨日の午前中は子ども日曜コースAだった。私が指導対局で、西田三段と高井6級が補佐で、阪上二段と平松6級が手合いだった。スタッフが多いのだが、大切なのは子ども達へのきちんとした対応だろうか。ひょっとしたきっかけで雰囲気が壊れてしまうこともある。但し単に叱ってもよくはならないものがあるのだ・・もっと厳しい教室がいいかもしれないが、兼ね合いは難しい。私の思いは将棋に目を向けてほしいことだけである・・そうしないとせっかく来ていうのにもったいない・・また指導側にもいろいろと問題があるのだ。願いは棋力に関係なく将棋教室の時間内での将棋漬けである。

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 大体は把握してきているが、技術的にはひとりひとりの将棋の長所を伸ばすよりも、弱点を治すのがいいように私は思う。弱点を見出すには常にしっかり見ていないとわからない。わからないことの正体を考えるのが、指導の仕事だろうか。みんなで楽しく過ごす時間も大切だが、私には不向きである。レベルに関係なく、子ども達の将棋の腕前をどんどん鍛えるのが性に合っていると、最近特にわかってきた。そうすると教えるのが楽しくなってきた?

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 四枚おちでだが、二枚落ちとほぼ変わらない攻めである。この後もうまく指されて完敗モードだったが、優勢になってから少し甘くなってきて?逆転した。受けと攻めのバランスの難しさだ。

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 八枚落ちで、こんな風に進むことは多い。飛車角を使って成りこむ攻めをねらっているのだが、ときどきうっかりしてしまうこともある?将棋は駒の協力が必要、これがポイントだ。上手も目いっぱいの受けでもあるのだ。鬼ごっこのようでもある?

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 飛香落ちで昇級試験なので、上手が定跡形をはずして矢倉に組んで受けている。角のにらみは強烈なので下手が勝ちきるのは大変だ。

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 六枚落ちできっちり1筋を破って攻めが成功している。ここから終盤で急所は成香の動きである。あわてて大駒ばかりでせめようとするとうまくいかない。それと受けがポイントだ。上手の遠い攻めをしっかり受ける気持ちがでてくれば六枚落ちは卒業だ。

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 午後からは日曜コースBだった。スタッフが多いので、子ども同士の対戦を珍しく棋譜を取ることにした。棋譜を取られるのははじめての子もいたが、内容はどうだっただろう?

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 三枚落ちだが、上手の5五歩止にで、下手がどう応戦するかである。二枚落ちと変わらないが、この局面の進展で間違わなければ初段が近い。上手の強いモードへの指し口だ。

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 飛落ち戦だ。ここからの一手々々が難しくなる。いつ仕掛けるかであるが、ともかく早くても仕掛けの体験をしたほうがよい。待つよりもまずは仕掛けだ?駒落ちは考えるよりも前に仕掛けて、戦いが始まると受けを中心に手を読むのがいいかもしれない。

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 四枚落ちだが、下手は銀多伝の作戦だ。この形は優秀で、上手の6五金に目を奪われないで、自分のねらい通りに指すのがコツだ。少々しくじっても下手勝ちの変化が残っているのが強みの戦形なのである。

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 二枚落ち矢倉戦法で、この戦い方もけっこう多いのだ。これは玉の厚みを生かして、途中から8筋9筋でなくて上手の玉を直接攻めるのがいい。矢倉の金銀を攻めにも使う感覚だ。

 最後に西田三段が子ども同士の棋譜を並べた。私は指導で忙しかったが?今度はじっくり見てみよう。

 終ってGⅠのジャパンカップである。ブエナビスタの圧勝で終るかに見えたが、審議のランプがついたまま20数分が経った。(長すぎる)そして裁定の結果はよもやのブエナビスタの二着への降着だった。呆気にとられる・・

 私の買った馬券は3連単フォーメーションで10、16⇒6、7、10,11,16⇒6,7,10,11と、馬連の16⇔2,4,8,14だった。馬連を取ってもあまり意味がないが?

 私がブエナビスタにスミヨン騎手が乗ってほしくなかったのは、こういうケースも起こり得ると漠然とした不安を抱いていたせいもある。外国の騎手が好きか嫌いでなくて、ブエナビスタのファンだからである。

 後でスポーツ紙やパトロールビデオを何回も観て、(結局審議は3つの場面があったようだ)何が起こったのか少しはわかってきたが、ブエナビスタの降着でなくて、スミヨン騎手への処罰で止まってほしかった・・馬が悪いわけでなくて騎手が悪いのは明白だ。もちろんルールに基づいての判定にケチをつけるつもりはないが、残念だとの想いである。もちろんスミヨン騎手に恨みもない。JRAの今回の裁定は実際はどうだったのか・・もっと知りたいが、これでは白けてしまう・・面もあるだろう。

 レースの内容はブエナビスタ強し、3歳馬強しである。やはり3歳馬とブエナのボックスが正解だったか・・ナカヤマフェスタは世界の強豪で、遠征疲れが残って気の毒だった。期待のペルーサはやはりゲートがダメだったが、いつかは克服して勝つと思わせる魅力がある。

 ジャパンカップは味の悪い結果になってしまったが、その原因をきちんと解明してほしいものだ。ブエナビスタに罪はない・・

 私は競馬をやるようになってからまだ年数は短いが、馬の疾走する姿にひかれるものがある。だから馬のファンではあるが?厳密には競馬ファンではないかもしれない。ごくごくではあるが自分が調教師になったつもりで観てしまう?傾向があるのかもしれない。

 勝っても負けてもまずは無事で走ってほしい・・まずはそうである。ヘンだなあ?

 

 

 

 

 

 


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