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息子の引っ越し準備 5,14 [日記]

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 昨日(5月14日月曜)は大阪に出る。大阪の息子のマンションに行って、我が家に戻ってくる引っ越しの準備だ。どうも腰が重いので、妻と一緒に部屋の片づけや不用品の整理や、今後の段取りを決める。それにしても荷物が多い‥

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環状線の桜ノ宮駅のそば。環状線の駅で火災があって電車が大幅に遅れていた。

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 何気ない大阪の下町の風景だ。いいところに住んでいた。天王寺も近い。

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 ダンボールを買いにコーナンに行く。息子は「歩いては無理、15分くらいかかる」道行く人に尋ねても「けっこう歩きますよ」と言われたが、数分歩いて左手を見ると、すぐにあった。

 どう見ても徒歩5分くらいなのだが?都会の感覚との違いだろうか。タクシーに乗らないでよかった。でもこれが田舎に行って「すぐですよ」と言われて歩くと一時間くらいかかってしまうことがある。

 ダンボールを借りた台車に乗せて息子のマンションに戻る。

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 ダンボールというと、昔、村山聖の東京行きの引っ越しを手伝ったことがあって、他の弟子と妻と数人でダンボールを買いに行った。そのとき村山君もダンボールを手に持って帰ってきたそうで、妻が今も、「申し訳なかった・・」とこぼすのだった。

 その引っ越しのとき、村山聖がどうしても宅急便のみで引っ越しを済ませたいと言い張って困った。私は「漫画本が多いのやから荷造りも大変やし、引っ越し屋さんに頼んだ方がええ。」結局、説得したのだが、内心はイヤだったらしい。

 数年後にも「あのとき師匠の言うことを聞いてしまったのですが、今でも僕の意見が正しかったはずです」と言い張っていた。費用のこともあったが、引っ越しだと現地に誰かいないといけない‥宅急便なら日を指定できる・・そういう意味もあったようだ。

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 村山聖も私も頑固だが、お互いに(しょうがないなあ、困ったもんや)と思っていたかもしれない。

 ダンボールに詰めようとすると、息子がもうできた・・と言ったので確認すると、何やらあるものを全部詰めているだけで、しかも重かったので、私がやり直す。息子はいじけてしまって(それを口実のような気もする)シュンとしていたので、結局私が勝手に整理することになった。

 私の引っ越し回数はのべ10回である。ベテランだが何度やっても、引っ越し先で不用品の山を築くのが得意芸かもしれない‥「探し物の人生」と妻に言われる。

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 不用品回収業者に連絡を取って、口頭で見積もりしてもらった。2軒目の交渉であっさり決めた。私はこういう交渉事では全く粘りがない。まあいいかである。速断するので相手はたいてい喜ぶ。組みやすい相手だろうなあ。

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 初めての風景はワクワクする。

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 天王寺駅界隈が見える。

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 絵になる風景「大阪を歩く」だろうか。

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 寺田町の駅が見える。ガード下の寿司食堂で昼食にした。

 この日の予定がほぼ終わったので、帰る。電車が混まないうちにと・・金太郎が待っているからである。

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 帰ると「オハヨウ、キンチャン、イイコイイコ」と返事をする。オハヨウはあいさつで、イイコはいい子でいたよの意味でアピールだ。

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 義妹の庭で取れたさくらんぼ、小粒だがおいしかった。

夕方は久しぶりのレーザー治療に行く。2歳くらいの男の子がわんわん泣いていて、どうもお母さんがレントゲンを撮る間に病院の人があやしているらしい。レーザーの人が「ああみえて、周りに気を使って泣いているのですよ」なるほどと思った。

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 木材運びする?金太郎。妻が最近、金太郎に「タカスギ、タカスギ、カイハツ」を教え込んでいるようだ。金太郎は初めて聞くフレーズは集中して聞き入る。そしてひそかに練習して発表するのだ。

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 夜に出したとき、甘えてすり寄ってくる。だから戻そうとすると、こうやって逃げて(まだ遊びたいよ)のポーズになる。

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 眼鏡外しは慣れてしまったが、テクニックが高度になってきて、お手上げである。この後は体ごと目の前に寝転んで、いちゃついてくる。

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 ときどき真顔でじっと私の顔を見る。「きんちゃんいっしょに遊びましょ」と歌うと「ポン」と言って催促だ。妻から私が教えると金太郎がわざとダミ声になるので、基本的には歌は禁止されているのだ。

 遅くなっているが、次の本のゲラの校正に取り掛かる。

 

 


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土日の日記 5月12日、13日 [日記]

 ☆土曜日の日記 5月12日

土曜コースと土曜教室

午前中は「土曜教室」だった。新学期になって入れ替わりもあるが、やや流動的なものもあるようだ。連休明けのせいもあるが、子ども達も腰が座っていない雰囲気である。

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 ひとりひとりと接するととってもいい子ばかりなのに、友達同士が集まると、流されてしまって、自分のペースを崩す子が多い気もする。私のようにヘンクツが根底にあると、今の時代は無理なのかもしれないが、もう少したくましいものがほしいとも思う。

 将棋のレベルは上がってきているが、中終盤のダッシュするような感覚がまだまだのようだ。全体では受けがもろい・・気がした。

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 後半は騒がしくなって、落ち着かない雰囲気になってしまってしまった。小さなおしゃべりが蔓延すると手におえないのだが、それだけ将棋に集中できていないのは、いろんな要素があって、いつも子ども教室では悩みの材料である。

 将棋を指すよりも友達といるのが楽しい‥面もあるようで、なかなかいいバランスでまかなっていくのは大変だ。

 静かに真剣な雰囲気で2時間をこなすのは、至難である。いろんな‥気持ちを抑えて、大きな声で叱るのだった・・

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 ひとりひとり特徴があって、どこがわからないのかを探りながら指導対局をしているが、的確なアドバイスをするのも至難である。身についた実力はどこかのレベルで安定(停滞?)するようだ。そこからの壁を乗り越えるのが難しい。「小さなミスが大きな敗因」子ども達の将棋の特徴である。たいていもったいない負け方だ。

 午後からは「土曜教室」だった。こちらは実戦指導中心だが、時計を使っていないので(以前は使っていたが、やはり音がうるさくて、落ち着かない雰囲気になる)ジックリタイプに向いているかもしれないが、適度に緊張感を持って指した方がいいように思う。

 以前は級の下の弟子の指導対局で、お客さんに「負けの局面で先生の方が指してくれないのですよ・・」と言われてびっくりしたことがある。今は弟子の奨励会員も級の上や段ばかりになったが、上手が指導対局で負けたくない心理は、たいてい自信のなさから来ていることが多いのだ。

 指導対局は「上達ための指導」が柱で、私の場合は相手の特徴や実力を計って、どうアドバイスするかを考えながらのみ指している。試してみたくなる要素が強くて、痛い目に合うことも多いのだが・・指導で大切なのは「伸びしろを増やすこと」と「実力を計る」ことだと思っている。

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 教室が終わってから山崎七段がやってきた。知り合いのお客さんご夫妻と「明月記」に行くことになっていた。遠方から来られていたのと、金太郎のことを訊かれたので、次回は是非対面してほしいものだ・・

 金太郎はけっこう知られていて、うれしくなることもある・・これからもっともっと活躍してくれよ・・

 明月記は久しぶりで、それだけ弟子のお祝いが少ないのかもしれない‥山崎七段と来たのもかなり前のことで、そのときは昼間だったので、夜景を見るのは初めてだったそうだ。ここの夜景はベストショットである・。

将棋にまつわる楽しい話で、久しぶりにほんわり?させられて、よかった。

 ありがとうございます。

帰宅してほろ酔い気分だったので、金太郎と遊んですぐに寝る。

☆日曜日の日記 5月13日

日曜コースAと日曜コースB

 日曜日の午前中は「日曜コースA」だった。土曜日とは少しメンバーも違ってくる。こちらも中盤あたりから騒がしくなった。子どものエネルギーに押されてしまいそうだが、なんとか対策を考えないといけない‥

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 ひとりひとり指導対局をすると、ひたむきなものが伝わってくるので、持っていきようなのだろう。仲間が集まると、思っている以上に雰囲気に流されるのが意外だ‥シンの強さを持ってほしいのと、もう少し貪欲さがほしいなあと思う。

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 この後で壁との隙間の溝に眼鏡を隠された。

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午後からは「日曜コースB」だった。午前からの組もいるのだが、昼休みは遠足状態である。楽しいのかうるさいのかわからない?

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 坪井1級の3面指し

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 午後は参加者は少ないのだが、有段者が中心なので、対局が始まると見違えるように静かになる。昨日は昇級試験が重なった。4名いて結局2名が昇級した。昇級試験は規定の成績を上げると、実施する。からめにしたシステムだが、これで壁にぶつかって実力をつけてほしい意図である。

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 全体では粘り強さも出てきたが、終盤の難解な局面での選択や、中盤の作戦は大雑把なようである。

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 阪上二段の指導対局

 教室が終わってからも坪井1級の受験者特訓があって、それも終わると金太郎が「ハイ、サヨナラー」と催促する?帰ってほしいの意味で、そのあとで自分の出番があるからだ。

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 O君との飛香落ち戦で、詰むや詰まざるやの局面。

 夕食後は、研修会の後のY君とO君の将棋を並べて、終わったのが20時半くらいだった。今週の将棋シリーズも一段落だが、あれこれとノルマや課題が多くて、どこから手をいいのかわからない。

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 窓越しに鳩のカップルが見える。

 ていねいにひとつひとつ向き合っていくしかないのだが、ヨロヨロ状態の中で、ひたすら目の前のことを何とかこなす作業をする日々である。

 金太郎が眼鏡を咥えて持って行ったのはいいが、消えた。よもやと思って和室の桟の隙間に手を入れるとあった。まさかと思うが隠したのなら末恐ろしい‥

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 金太郎は相変わらず、まとわりついて吐き戻しをしたりする。雄雌に関わらず、愛情表現らしいのだが、そのあとで突如きつく噛むこともあって油断はならない。

 

 

 


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