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日向ぼっこ [日記]

 

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 今日は朝から部屋の片づけをする。探し物を兼ねてだが、整理整頓である。どうしてこうも部屋がゴチャゴチャしてしまうのだろう?私の人生そのものなのだろうか。

 午前中、郵便局に行って支払いを済ます。しかし入金の紙をなくして困った。家に戻って探すとジャンパーのポケットにあった。最近はなくし物が多かったり、研ぎ澄まされた(ウソ)パワーが衰えている。昼食は回転寿司に行く。久しぶりだ。そこでもお茶をこぼす。

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 帰宅してトビオとクロ、そして金太郎を日向ぼっこさせる。チビは柵をして来れないようにする。トビオとクロはすっかりおじいさんになって、庭に出すときの階段も上り下りがあやうい。手を貸したりお尻を押したり、抱えたりするのだが、足腰が弱ってきた。パグの特徴で食欲だけは衰えないのだ・・今は目が見えないのと歩くのがあやういので散歩できないが、もともとパグはのんびりタイプなのである。

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 チビが興味深そうにやってきた。チビはニオイをかぐのが好きで、それだけなのだが・・クロが体のでかきチビを怖がるのである。トビオはあまり見えていないので、チビのことを知らない。みんなマイペースなのが我が家の住民である。

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 金太郎がトビオとクロを観ている。金太郎にとって「トビオは?」と呼ぶとき私と妻のことであり、「チビ!」もどうやら私と妻のことのようだ。ちなみに金太郎は「キンタロウ」と自分のことをわかっているのかどうか・・言葉の使い方があっていたりいなかったりする。

 「キンチャンオルスバンヤナア」は何となく出かけるのがわかっていての言葉のようだ。「オイデ」はケージから出たいときで、「バイバイ」はあっちに行ってというのと、またねという意味を使い分けているような気がする。

 また片付けに取り掛かる。自分にとって本当に必要なものといらないものを選んでいく作業と、ファイルなどに整理する作業である。

 片づけをしながら、あれこれ考える・・いろいろ取捨選択していって、最後に必要なもので残るものは何だろう?そこから逆算で残していけばいいのだ・・理屈はそうなのだが、現実はこういうことでも迷うばかりである。

 夜は食事の後で休憩して、それからHIROに行く。園田競馬のメインレースを(買わないで)予想をするのも日課だ。たいてい妻も私も外れ?が多いのだが、参考になる。

 「渡る世間は鬼ばかり」を見る。橋田壽賀子の脚本はいつもそのときの世相を反映している部分があって、身につまされる・・似たようなことがいっぱいあって、似たような人間もいっぱいいる、そんな想定が面白いのだろう。

 今は余裕のない時代で、何が起きても不思議でない、何が起きてもしょうがない、何が起きても受け入れるよりない・・渡る世間は鬼ばかりではないが、鬼ばかりと心してかかった方がよさそうだ。こういう時代がいつまで続くのか・・

 先の見えない不安の時代だが、昔がすべてよかったわけでもない、多分もう少し何とかなる要素が昔の方が多かった気がする。真面目に働いてさえいれば何とかなる時代だったのだが?今はいろんな分野の格差が激しくなって、競争も激しくなって、普通でいても倒れそうな圧迫感すらあるように思える。

 よくわからないが、商売も仕事も普通にしていると倒産の危機が隣り合わせで、うまくいっているのでも一瞬で状況が変わってしまう、そんな揺れの激しさがあるようだ。その中でそれぞれの世界でいろんな生き抜くための工夫もされてきている。どの業界も真剣度が高くなっているのだろう。淘汰されてるのか目減りしていっているのかわからないが、きちんと向き合う必要があるみたいだ。

 自分の生きてきた人生もそうだが、暮らしている生活も同じ状況かもしれない。今の政治にそういう切迫感を打開するものが感じられないが、昔がいいわけでもない。きつい中でも踏ん張っている人も多いので、いい方向に向かうことを信じたいものだ・・いつの時代も模索してきた・・のだろう。

 ともかく自分に与えられた仕事をきちんとこなそう・・今日も固く重い、路線である。

 

 

 

 


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めふの寄席、夜席 [日記]

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 昨日は(11月17日水曜)朝早くに夢で目が覚めてしまった。どこかに旅をして泊まっていたようだ・・仕方なく起き出して、雑用をしながら一昨日の日記を更新した。意識というのは記憶と経験と願望や不安など重なり合ってできるもののようだ・・

 昔、寝る前にストーリーを考えながら空想に浸るクセがあった。現実逃避と心身の保身?のせいだろうか。精神的に倒れそうになると、必ず身を守るスイッチがオンになるものだ。私の場合はかなりよく使うスイッチだ?

 私の身勝手に作った言葉で言うと、今は「負けを知らない人間が強い時代である」ように思う。負けを知らないとは、大人になっても負けても認めない、謝らない、負けの自覚がない、正義を旗印にしがちである、些細なことでも他人の揚げ足を取る、自分を優秀と思っている、自分に酔っている、慇懃無礼な面がある、理屈では負けない(負けを知らないからである)まあこんな感じで、自分はどれくらい当てはまるだろうか?

 私の負けを知らない度数(こんなものはないが)は50パーセントくらいのようだ・・わかっていないのと、わかっていても認めない、わかろうとしない、この違いは大きいものがある。困った人間度数(そんなものはないが)からすると大きな差がある。

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 朝は金太郎の相手をして遊ぶのだが、こういうときは他に何もできない・・昨日は妻が阪神競馬場にソリオの「競馬面白講座」に出かけた。私も行きたかったが、4回の日程の都合がつかない日もあるので無理だったのだ。

 それで金太郎の相手をする。金太郎はよく遊んだ・・

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 妻がいなかったので、昼食は竹内三段と一緒にシチューを食べた。それから妻が帰宅してから買い物に出かける。トビオとクロのえさと、冬の敷物である。

 夕方は妻のピアノのレッスンの合間に、ひとりで夕食を済ませて、ピピアめふに行った。

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 「めふ乃寄席」夜席に行く。

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 めふ乃寄席は夜席で、チケットは1800円だが(当日は2000円)飲み物付きで、私は今日は電車だったのでビールが飲めた。それからおつまみを貰う。

 19:00開演だが、すでに開演前の「お囃子ライブ」をやっていた。私の方が遅れていったが、昨日は義父と一緒だった。

 林家竹丸さんは、祝賀会の司会もやってもらっているし、先日の森信雄杯将棋大会にも参加していただいて、おまけに席上対局の聞き手もやってもらった。

 ビールを飲みながら、おつまみや軽食を食べながら、落語が聞けるのは最高である!贅沢である!

 次回の夜席は2011年3月23日(予定)だそうだ。

 また1月30日は「第58回めふ乃寄席」もある。

 

 

 

 


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園田競馬 アルドラゴン C級2組順位戦 [日記]

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 昨日は園田競馬に行く。2週間開いたので馬と会うのは久しぶりである。車を止めて、競馬新聞を買い(なじみの店だ)パドックに行く。それから予想屋のおっちゃんのところに行き(なじみである)飴玉をもらいながら、予想を買う。それから2Rは迷ったが、馬券を買わないで見ることにした。

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 2Rの2番ロングハヤテの木村健騎手

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 2R11番は芦毛のリブ松浦政騎手だ。

 

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 2R、馬が走っているのを久しぶりに見るとうれしい。

 

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 園田競馬の隣は伊丹空港である。

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 3Rは2歳馬のファーストトライ競争だ。8番エクスカリバー(川原騎手)

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 2番ユキノベンジャミン(瀬沢騎手)

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 2歳馬のレースは引き馬の人も騎手も、いつもより緊張感がある?

 

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 9番サマーパレス(下原騎手)気合かやんちゃか?どっちだろう。

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 6番ハギノシンシア(吉村騎手)どこか初々しい。

 

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 3R最近は写真に時刻を載せているので助かる。

 昼食はいつもの「園田屋」に入る。ラーメンを注文した。最後にポトリと落としたラー油がなかなかのもので?その味が最高である。

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 4Rもファーストトライだ。初めてのレースのときは赤飯を炊いて祝うそうだ。

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 5番フェンスイパワー レース中に馬体に故障が発生した・・初出走なのに可愛そうだった・・

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 私はレースよりもパドックを見るのが好きである?馬はどの馬も可愛い・・でも馬券はこれでは勝てないぞ?

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 5Rは外で見た。柵のそばまでよって撮った。やはり目の前で見ると迫力がある。

 

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 7Rのパドック

 今日は3連単も取ったが、堅いレースで本命が強くて配当は安かった。

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  7Rサマーリガード(平原騎手)

 

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 7R

 

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 7Rは9番⇒12番⇒2番と入った。

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 8R4番トップストーリー(山田騎手)「ここでも勝つのかトップストーリー4連勝!」中継の声が響く。園田競馬は中継アナウンサーも味がある。

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 9Rが終るとさっとパドックに行く。今日の目的は10Rに出走の「アルドラゴン」の応援でもあるのだ。

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 この引き馬の人のジャンパーがルドラゴンと書かれてある。今日は妻も同じジャンパーで応援だ。アルドラゴンは9歳にして今も桁外れの強さで活躍をしている。

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 アルドラゴンの写真ばかり撮る。追っかけみたいだ?

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 アルドラゴンに木村健騎手が乗った。

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 絵になるカットだ。今日も勝ってくれ!

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 3番手に押えていたが4コーナーを回ってから一気に先頭に出る。迫力あるアルドラゴンの疾走だ。今日も主役を演じてくれた。妻はアルドラゴンの馬単総流しで取ったが、私は二着三着が外れた。

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 今日もあっという間に終った。11Rは残して帰宅する。3連単が当たっていたが、2800円の配当だった。でもますはほっとした。

 夕食を終えて、T6級を早指しで特訓する。「あのう・・」「えっもう終るのか?」「いえまだ夕食の弁当を食べていないので・・」すっかり忘れていた。

 20時半過ぎに終えてから、ネットでC級2組順位戦の中継を観る。

 それからチビのパンを買いにと、休憩でマグドナルドに行く。いろいろするとお腹が空いてしまって・・食べてしまう。

 帰宅して順位戦の中継を観る。糸谷五段が勝ちだったが、増田六段、澤田四段、大石四段は負けだった。このところ弟子の将棋に関わることが多くなったが、それだけに成績が気になって困る?いろんな波があるので何とも言えないが、弟子の成績は私の精神面にけっこう影響されるのである。

 

 

 

 

 

 

 

 


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病院、有段者研究会 [日記]

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 昨日は急遽、義父と一緒に病院に行った。予約でなかったので待ち時間も多かったが、主治医のK先生の診察を受けられた。大丈夫だったのでほっとした。待合室にある血圧を測ると、私は122-76だった。もともと低いのだが、年齢とともに最近はどちらも10ずつ増えている。

 何事も心配なく終ってほっとして、昼食に行く。いろいろ回ったが結局お好み焼き偶GUにした。ここの店長さんは「はいはい今日は〇〇が婚約しましたね。女子バレーは〇〇です」と大きな声で今日のホットニュースを言いながらあちこちのテーブルを回っている。

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 今日は曇りから晴れ間の天気の流れだったが、冬の様相だ。

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 昨日は家では「有段者研究会」で5名出席だった。ちょうど20歳前後で、高校を卒業しているメンバーである。何とか現状打開をの思いで始めた研究会だが、年齢も立場も切実なので、とにかく将棋漬けで踏ん張っていくしかない。級位者と違って、こちらの方はほとんど任せっきりでも大丈夫なのである・・

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 有段者研究会は夕食を終えても続けるので、空き番のA二段を連れて参道のパン屋さんまで、夕食どきのパンを買いに行った。今日も妻は音楽好きのマスターの話に聞き入っている。私にはちんぷんかんぷん、馬の耳に音楽?だが、村山聖も好きだったなあと思い出す。

 アリス?クイーン?何のこっちゃ?と聞いたのを思い出す・・

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 帰りに出会った猫。近くの家の裏の門に「猛猫注意」と書かれてあった。猛の字がややヘンだったが、雰囲気は伝わってくる。

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 清荒神駅の東側の踏み切りだ。我が家はここから徒歩30秒だ。

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 妻のピアノのレッスン用の楽譜を買いに「宝塚南口」に出る。この駅は私の師匠の南口先生の名前と、私が澄んでいる宝塚が入っているのでなじみ深い?のである。街自体は再開発でやりなおしの状態だ。

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 電車の窓から撮った。夕暮れ時の秋から冬の光景だ。

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 宝塚ホテル、ここのドーナツは私の母が大好物で、いっぺんに送ることもある。由緒ある気品のあるホテルだ。いかにも宝塚らしい場所でもある。

 

 

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 焼き鳥を食べたくなって、宝塚南口から逆瀬川まで歩くことにした。途中で出会ったでかい犬だが、名前はわからない。「まあおおきいわね・・」通りがかりのおばあさんが感嘆する。

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 アピアで店を探すが、なかなかないのであきらめてどこか入ろうと思ったら、焼き鳥の店があった。今日は運転でないのでビールが飲める・・

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 おいしかった・・たまにはいいものだ・・懐と相談しながらも・・つつい注文する。

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 ここの隣の串カツも絶品で、串カツが大好物の私がいちばんお気に入りの味である。私が食通で器用なタイプなら弟子入りしたい・・くらいである。

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 駅に戻るが、そろそろクリスマスの風景である。今年の暮れまでのわずかな日々を大切にしよう・・

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 帰宅したら、研究会はまだまだ終っていなかった。こういう日々を毎日繰り返すのがいいのだが・・鍛錬千日だろうか。

 金太郎を出すが、最近はやりやすくなった。ケージの出入りを増やしたので、入るのに抵抗感がなくなったようだ。妻が始めにケージから出すようになって、何となく環境にも幅が出てきて?平和な時代が続きそうだ?

 22:00に研究会が終わって解散する。


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日曜コースとエリザベス杯 [日記]

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  昨日は(11月14日)午前中、日曜コースAだった。偶然にも出席は昨日と同じ20名だった。私が指導対局で、坪井1級が指導対局手伝いで、阪上二段が手合い、平松6級が手合いの手伝いだった。日曜日はイベントで私が出かけることもあるので、きちんとできているかどうか心配なときもあったので、腰をすえて指導してみた。

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 教室の初めは①きちんと座る②きちんと駒を並べる③きちんとした姿勢で正座をする、これでいいスタートだ。これがどこまで持ちこたえるかが勝負だ?よそ見したり、雑談が始まったりが崩れ始める原因のようだ。不思議なもので将棋に目が向いてくると、騒ぐよりも将棋のほうが面白くなるものなのだ・・

 棋力に関係なく、①将棋はなかなか強くならない面と、②なかなか勝てない面と、③どう指していいのか難しい面がある。この壁をいかに突破していくかだが、①勝ちを多く体験する②玉を詰ます体験を増やす③熱戦の楽しさを味わうこと、などで、バランスが取れていくものなのかもしれない。

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 K初段の二枚落ち戦である。銀を交換して下手が有利だが、定跡形ではないので、力試しの局面が続く。こういう不定形なときは、①攻め急ぎししない②じっくり受けるつもりでよい③攻めるというよりも駒を活用する感覚がよい。

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 四枚落ち戦でお互いにほぼテンパイ状態だ。下手がうまく指しているわけではないが、駒落ちは悪手をしなければ、常にチャンスが残されているものだ。自滅しないこと、これが大駒落ちの鉄則である。また攻めて勝とうとも思わないほうがいいかもしれない。攻めなければいけないとプレッシャーになりがちだ。持久戦でがっちり戦う方針でよい。

 駒落ちは(八枚落ちは別だが)なるべく持久戦で、駒を活用させるのが目的の方がいいように思う。どちらかいうと①攻めの姿勢を持って、②きっちり受けることと③終盤は踏み込みを覚える、ことだろうか。要するに優勢になる指し方よりも、互角の結論でいいから戦い方を中心に教えるのがいいみたいだ。

 後半は崩れ気味だったが、何とか持ちこたえただろうか?

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 午後からは日曜コースBだった。知らない間に有段者が増えてきている。まだまだ物静かな雰囲気とはほど遠いが、将棋に目を向けている姿勢ははるかによくなったようだ。みんな序盤からきちんと指しつつある?

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 S準二段の飛香落ち戦だ。私の教室では3級からまず準3級に上がり、それからステップがあり昇級規定の成績で3級になるシステムである。これは子ども同士の対戦だと、ついつい甘くなる傾向もあるので、関西将棋会館なのでの棋力とレベルをあわすために考えたものだ。また有段者には昇級試験制度も作った。

 この将棋もそうだが、ここから無理な攻めをしてしまった。9六歩、同歩、同香、9七歩、7四歩、同歩、9七香成、同桂、同角成、同金、同飛成、8四角と進む。下手の駒損でも9筋の端攻めで突進してきた。この局面では下手どう指すのか難しい。やや駒組みが甘いのだ。こういう場合のアドバイスは序盤の作戦が大きなテーマとなる。

 <悪手はたいてい無理で急な流れを作ってしまった場合が多いものだ>

 午後も私が指導対局で、阪上二段と高井6級が手伝い、手合いは坪井1級と平松6級が手伝いだった。とにかく将棋漬けの教室にしたいものだ。

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 今日は研修会で、O君が3-1、YM君が2-2、試験のYD君が3-1だった。YM君が来て負けた棋譜を並べる。その後でYD君も来て棋譜を調べた。やはり負けるときは、全体のバランスを崩していることが多い。負けたときは何故負けたのかの分析が大事で、個々の指し手よりも大局観のチェックである。

 ◎GⅠエリザベス女王杯予想と結果

 私の予想

 馬連フォーメーション

  ⑨⑫⇔②④⑥⑩⑰  1000円

 3連単フォーメーション  2000円

 ⑤⑨⇒⑤⑨⇒②④⑥⑩⑰

 ⑤⑨⇒②④⑥⑩⑰⇒⑤⑨

  結果は一着が⑥スノーフェアリーで、⑨メイショウベルーガ⑤アパパネと入った。外国馬の勝利となったが、レース展開と3馬身差とあって完敗だった。アパパネの出来がよくないのと(疲れが残っている)メイショウベルーガの古馬強豪の存在と、外国馬の出来次第のレースの予想が多かった。⑫のアニメイトバイオだけが不可解な負けだった?4着だったが、⑰のリトルアマポーラの好調も当たっていたようだ。

 私は馬連は取ったが配当が安くてトータルは負けだった。3連単は取れなかったが、②④⑥⑩⑰⇒⑤⑨⇒⑤⑨のセットも勝っておけば取れていた・・でもネット投票でもあり、資金の問題もあって?やはり絞るよりないのである。妻も取ったが、少し勝ちだった。

 このレースは予想の段階から面白かった。結局はほぼ強い馬が順調に勝ったのだが、いろいろと考えてしまう・・競馬は確率と可能性と綿密な調整と実戦のリアルな状況などがかみ合ってくるので、当たっても自分の予想が当たるのでなくて、結果的に当たった・・のが現実のような気がする。

 私は強い馬が順調に勝つというよりも、しのぎを削る勝負を見るのが好きだ。そして何が起きるかわからない・・そんな人気薄の馬が鬼神のように勝つのも見るのが好きだ。

 競馬も単なる賭け事ならつまらないかもしれない。特にGⅠなどは回収率とか勝った負けたの数字でなくて、大きな勝負を味わう醍醐味だろうか・・私の場合は馬のひたむきさと、勝負の悲哀だろうか。それにリアルな収支が関わっているのが現実的でよい。どちらかいうと厩舎の立場?からの観点かもしれない。まずは無事であってほしいのである。

 

 

 

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 Youtube「金太郎、不良?」  NEWクリックしてごらん下さい。

 


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土曜コース、土曜教室 [将棋教室]

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 昨日は(11月13日)午前中、「子ども土曜コース」だった。久し振りに私が指導対局をする。千田三段が指導の手伝い、阪上二段が手合いで平松6級も手合いの手伝いだ。自分で指導していないと、子ども達のひとりひとりの手ごたえがわからなくなるのだ。以前はずっとこうだったのだが、最近はにぎやかメンバーを将棋に目を向けさせるためと?全体を考えて私が総括の役目をしている。

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やはり心配していたとおり、途中から賑やかになっていたようだ・・ひとりひとりだときちんとできるのだが、どうも今の子ども達は仲間と一緒のときにやや軟弱な気がする。時代のせいもあるのだろう。子どもの頃から人間関係?が大変なのかなあ・・全体に身勝手さが消えているが、自分にの世界にひたすら集中する要素が物足りないかもしれない・・

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 私は学校が苦手で、多分、給食がなかったら、もっとさぼっていたかもしれない。よくイジめられていたので、それを理由に学校をズル休みすることもあった。たいていは母親が毎日仕事に出かけていたので、気づかれなかったが、たまに用事で家に戻ることがあって、そんなときは部屋の天井裏に隠れた。今考えるとすでに闇の仕事人?の要素があったのだ。(そんないいものじゃないが) でもそういうとき、お腹が空いて困ったので、クラスの子が給食のパンを持ってきてもらったのがとってもうれしかったのである。

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 小学校は歩いて2分のところにあったので、ズル休みしても外に出かけるのはできなかった。必然に将棋の本を読んだり、詰め将棋を作ったりしていたのだ。 中学校に入るとバイトで夕刊を配っていたので、学校は休まなかったが、やはり学校は苦手だった。高校からは朝刊も配るようになって、奨学金ももらえるので、ほとんど親から小遣いはもらっていない。けっこう抜け目はなかった。今と比べると全くお金は使っていなかった?

 

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 昨日の日記のブログが半分消えてしまってがっくり・・戦意喪失である。

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 午後からは土曜教室だった。

 夕食は久し振りに泊まりの平松6級と一緒だった。HIROに行ってから、夜は平松6級を特訓する。

 それからGⅠノエリザベス女王杯を予想する。それも書いていたのが消えてしまった。

 


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陽だまりの街 [日記]

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 昨日は臨時総会の日だったが、私は委任状を預けて欠席した。内に外に悩ましい時代だが、長い年月の間にはいろんなことがある。ともかく自分のできる範囲のことで、日々できうるベストを尽くしていくよりないのだろう。

 自分が少々荒んでいるせいか?世の中や人間が荒んで見えるのは困る。まっとうなものもいっぱいあるはずだが、そういうものほど静かな暮らしの中にあるのかもしれない。なかなかおおらかさを持ちにくい時代でもある。でもこれも自分がおおらかでないせいでもあるのだろう・・

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 秋から冬になると、庭に日が当たる時間が限られてくる。ちょうど昼過ぎに金太郎を日向ぼっこさせることにした。初めは怖い表情で無言だが、しばらくして「トビオハ?・・」とポツリ。これは私や妻を呼ぶときの声だ。

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 最近はツイていないことが多くて、こういうときは流れが悪い方に傾きがちである。いじけたりすねたり、ひがんだりして滅入る精神状態になる?でもこれも何かのバチが当たったのだろう・・私の場合は常に原因は自分に目を向ける習性がある。どこかでそう思うのだが、こういうときに心のスキをつくように?街角で幸せになりませんか?と言われると「私は幸せよりも不幸とともに生きて生きたいので・・」と言ってしまい呆れられるのである。

 幸せという言葉はあっても実体はないものだ。ほのぼのとしたものや、かすかなものや、つかの間のいい心地で幸せを感じたりするようにも思う。<幸せにはひとつの顔しかないが、不幸には様々な顔がある>こんな言葉があったかな?

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 金太郎を入れて、出かけることにした。最近は金太郎やチビ、トビオ、クロのことがあって、なかなか遠出が出来ない。ミニ動物園のようでもある。もっと飼いたいのだが、動物を飼うのはエネルギーも必要なので今は無理のようだ。

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 いつも園田競馬に行くときに車で通っている伊丹あたりのところで、気になるあたりを散策した。陽だまりのさりげない風景だ。

 

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 秋から冬にかけての花は、可憐さともの悲しさがある?

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 黄色は元気な色彩だ。

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 風呂屋さんの煙突が見えたので、行ってみる。こういいうとき、自分がここに住んだらどんな暮らしをするだろう・・そう考えて歩く。あるいはこの舞台でドラマを作ったら、どんなストーリーだろう?そう考える。

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 陽だまりの公園には、子どもが二人遊んでいて、車椅子でかがんでいるおじいさんがひとりいた。初冬の雰囲気もある。

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 静かなアパートが多かった。

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 何かの教会のようだった。

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 ワルツを踊っているような花だった。

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 バス停が見える。車ばかりでバスに乗らなくなると、街が雑に見えてくる。

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 いらっしゃい。

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 ここもバス停だ。おじいさんが待っている。その左上のかすかにのぞく看板がよかった。

 2.30年前のような?風景の多い街だった。澄んでいる人や風景はさほど変わらないが、時代が変わっているのだろう。自分の心が変わったのだろう。

 車を止めていた薬局で買い物をして、帰る。

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 清荒神に戻り、参道のパン屋さんに行く。最近はここのバゲットが大好きでしょっちゅう通っているのだ。不器用そうな店のマスターと妻が音楽の話をしている。私はついていけないのだが、これも2,30年前の音楽のようだ・・

 近くの雑貨屋さんの店先である。

  吊るし柿 思い思いの 皺つくる(しわつくる)とあった。

  陽だまりに 消えては浮かぶ わが身なり ←森信雄

 夕方、T6級から電話があり、それならと家に呼んで将棋を指した。私の方も終盤はヨレヨレだったが、何とか食いついて将棋を指してほしいものだ。食いつくのでなくて、喰らいつく気持ちだろうか・・

 終って夜にHIROに行く。G1エリザベス女王杯が近いので考える。

 一門の弟子の成績を初めて?記載しました。「ひらけゴマ!」をクリックしてご覧下さい。

 


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子ども入門教室 ピピアめふ [日記]

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 今朝の金太郎は悪かった。たまにこういう日もあるが、こんな風にプリンターの蓋を噛んで開けようとするのだった。止めようとすると指を噛むのだった。もちろん普段は甘噛みなのだが、ときどき試すようにきつく噛まれることがある。「ダメ!」と大きな声で叱ると、まずかったかという表情で止めるのだ。

 午前中、コピー用紙とプリンターのインクが無くなっていたので、その補充と、久し振りに義母と昼食と買い物を兼ねて一緒に出かけることになった。

 買い物を終えて昼食もバーミヤンで済ませて、伊丹の喫茶店に入った。

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 今日は夕方からピピアめふで「子ども入門教室」の初日でもあったのだが、今日の昼間は実にツイていなかった・・

 入門教室の初日は3名の出席があった。ひょっとするとゼロかなあとも思っていたので、まずはスタートしてほっとする。以前に伊丹将棋センターでの「子ども教室」も3名から5名くらいが長く続いたものだ。どれくらいの人数が最適なのか、人数の問題もあるが、やはり大切なのは、自分で体験して、自分がどういう教室にするかだろうか。

 マンツーマンのような教室になったが?いろんなことが見えて来て、またわかったこともあった。いろいろ頭の中で考えたことと、実践の違いだろうか。今日いちばん感じたのは、入門者同士の子どもの対戦のときに、勝負がつかないで長引くことの対策だ。時間があるのならいいのだが、時間も限られているので、難しい・・技術面では「詰ます」「詰み」の実体?と、「攻め方」をどう教えるかだろうか。

 要するに将棋は勝ちに結びつくまでの経路が長い・・棋力によってももちろん異なるが、それ具体的にどう説明するかだろうか。多分、勝つというのは、勝ちパターンをいっぱい覚えることがいいのかもしれない。成功イメージがないと、ただ指すだけになってしまう。でもただ指すだけの時間も体験しないと、上達のエキスだけというわけにはいかなのだ。

 入門教室もこれから少しづつ人数も増えてくると思うが(そう期待しているが)、今の内にすこしでも早く身につけておきたいことがいっぱいある。いろいろな準備が必要だ。<世界で上達のいちばん早い入門教室>を目指してやっていこう!目標である。

 手伝いの坪井1級も張り切っているので、踏ん張っていきたい。

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 金太郎が襖から覗いている。

 今日は夜は郵便局に荷物を取りにも行ったが、ここでもツイていなかった・・ことがあった。今度は厄払いをしに行かないといけない。

 ふと対局結果を見ると、弟子のほうも成績がよくない・・ややバイオリズムの悪い時期に突入しているのだろうか。こういうときはひたする我慢である。

 「耐えて反撃の機会を待つ」村山聖の言葉を思い出すのだった。みんな踏ん張ってほしい・・

 


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息子来る [日記]

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  昨日は(11月10日水曜)午前中、昨日の西成の日記をブログに更新で時間がかかった。写真の枚数が多いのでアップロードが手間がかかる。その合間に明日から始まる「子ども入門教室」の準備に取り掛かるが、なかなかしっくり来ない。

 取り合えず、入門詰め将棋を80問くらい作ってみた。それからあれこれ模索するが、やはり詰め将棋と実戦指導と子ども同士の対戦になりそうである。私は子ども相手にうまく対応はできないと思うので、いかに将棋に目を向いてもらえるか・・そして実際に棋力向上のエキスを探りたい・・それがねらいの入門教室でもある。

 多分、楽しみながら、マナーや礼儀の方を中心にして、上達よりも興味を持ってもらう・・入門教室ではそこからの出発が多いと思うが、そこから脱皮したような指導法がないものかなあ・・私にとってのこれも大きなテーマである。要するに教えるのがうまいわけでないので、上達法に集約してみたい。そう思っているのだが、今までも「入門教室」は短期のイベントでは何度もチャレンジしてきたのだが、いつも悔いが残る内容ばかりだった気もする。

 そのたびに反省するのだが、結局は堂々巡りなのである。子ども教室でも常に実践と模索の繰り返しだが、積み重ねてきたものは、少しずつではあるがいい財産になっている。初めから言い訳しているみたいだが、将来の自分なりの「入門向けマニュアル」作成のヒントにしたいと思う。

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 ここは最近は金太郎の第2の遊び場だが、私がパソコンで仕事やブログ更新のときははなはだ迷惑なのである・・遊ぶだけならいいのだが、必ずプリンターの蓋やパソコンにつながっているコードを噛もうとするのである。それで気をそらすためにこの青い布にくるめたりして遊ぶのだ。

 昼食前に珍しく息子が戻って来た。いろいろ悩みも多い時期のようだが、一緒に昼食にする。そこに竹内三段も来た。食後に「一局教えて下さい」息子が二枚落ちで指導を頼んだようだ。

 夕食も息子が一緒だったが、終ってHIROへも同行した。こういうときはたいてい何か悩み事?があるものなのは妻も察していたようだ。

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 今は日々何かに追われるように、そして何かから逃げるように、せわしなく過ごしているような気もする。先々の悲観が6割くらいだろうか?居直り3割で後の1割が期待感かもしれない。その割りに7割くらいは腹を据えて取り組んでもいるつもりである。

 きれいごとの世界でなくて、本質を見極めることの難しさもひしひしと感じるが、今は何かに流されないように、嵐の海の中で必死に自分の持っているボロ小船を守っているような・・状況だろうか。ネット社会の陰鬱さが吐き出されている事件も生じているが、普通の人が普通に暮らしていく、この大事さを今ほど痛切に思うこともないかもしれない。

 とにかく物事を見る目の針を、普通のスイッチを押して生きて生きたいものだ。


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西成、将棋愛好者のつどい [日記]

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 昨日は(11月9日火曜)明け方から台風のような荒れ模様の天気で、風の音で目が覚めてしまった。それから外を見るとこんな奇怪な空が見えた。

 午前中は義父の通院で車を出す。血液検査と心電図と診察で早く終れば一緒に帰るつもりだったが、診察が急患で30分遅れるそうなので、私だけ早めに帰る。

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 帰宅し出かける用意をする。今日は大阪で西成労働福祉センター主催の「将棋愛好者のつどい」がある。いつもギリギリ駆け込みの阪上二段、楳田で待ち合わせていた荒木二段と一緒だった。

 大阪で昼食を済ませて、環状線の新今宮で降りる。担当の人に携帯に電話したがなかなか出ないので、(ちょうど受付開始中だ)自力でいくことにした。今日は例年の会場の三徳寮でなくて、福祉センターの三階だったが、昨日までの天気がウソうのような肌寒い天気だった。吹き抜けの風が冷たい。これでは将棋イベントも集客が少ないかなあ?三階に上ると紅白の垂れ幕があったのでスグにわかった。これは有名な淀川工業高校の「たそがれコンサート」に使っているものだそうだ。

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今日のイベント会場で、奥の部屋で13:00から将棋大会で、こちらの会場で「他面指し指導対局」と、大盤を使って「大道棋」とメインで「席上対局」の予定だ。

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 将棋大会の会場でAクラスとBクラスに分れて行なう。今年は申し込みも少なくて、心配だったそうだが、当日徐々に揃ってきて無事開催できたそうである。30回を迎える大会で私はほとんど参加なので、常連である。顔なじみの人も多くなった。

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 こちらは三階の奥で毎日将棋を指している場所で、今日はイベントがあるので私も覗きがてらに誘いに出かける。昔を思い出す懐かしい光景だ。

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 こうやって毎日指しに来る人も多いそうだ。

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 初めは遠慮がちだった人も、きっかけができると次第に申し込みが増えて、また見物も多くなった。荒木二段と阪上二段の五面指しである。「思ったよりとってもマナーがいいのと、形勢が悪くなってもあきらめない粘りがあるのが特徴ですね」ふたりの一致した感想だった。私が初めて来た頃に比べても、中盤の形がよくなった。総合的に実力もアップしている。

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 大道棋は私の担当で数日前から特訓していたが、難しいものが多くて(私も答えを考えるのに自信がない?)前もって手数の短いものややさいいものを集めておいて出題した。それで難しいらしくて、ときどきヒントを言うが、一度私が合駒を間違えてしまうこともあった。

 けっこういろいろ飛びついてきてくれたので、やっている方も楽しかった。ワナにはまってくれるとうれしくなる・・私の好きな分野でもある?

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 次は荒木二段と阪上二段の十秒将棋の席上対局だ。記録も読み上げもいないので、私が大盤に並べながら解説する。なかなかの熱戦で好評だった。阪上二段はシャツ姿で来ていたので、センターの人の仕事着のジャンパーを借用している(結局もらったみたいだ?)

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 次は荒木二段とA級優勝者の角落ち戦で、阪上二段がチェスクロックを押す係りで、持ち時間は5分で切れ30秒だった。序盤は下手の作戦負けだったが、形勢が悪くなってからの指し手が強くて、見ごたえのある将棋になった。結局上手が余して勝ったが、観ている人も堪能しただろう。いい内容だったのでほっとした。

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 入賞者との記念撮影だ。いつもは参加者もいないところだが、今日はイベントもあったので大勢の中での表彰式となってよかった。

 「昨日まで集客も不安だったのですが、当日になってこれだけ来てくれてうれしかったです」センターの担当者に言われて私もほっとした。

 無事にイベントが終了した。

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 帰りに参加賞のミニ盤セットとちらしと、ポケットティッシュをもらった。

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 指名手配かと思いきや?私の昔の?写真である。うれしい!もっと貰おうと思ったら、「告知で1000個配りました」私は貰ったが大事に仕舞っておこう・・ありがたい!

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 打ち上げまでの間に、カマやんの漫画のありむら潜さんに荒木二段と阪上二段も一緒に、案内してもらうことになった。これはいつもの会場の三徳寮である。

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 この公園は荒地だったが学生の手で整備され、数10年ぶりに開放されたそうだ。このあたりも子どもが少なくて、小学校の三校統合問題が出ているらしい。センターの前の小学校は全校で7,80名らしい。でもやはり学校は地域に密接な宝なのだ・・

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 ほとんどの屋台も撤去され、街並みが変わろうとしているが、元にある庶民的でアジア的な雰囲気は変わりないものがある・・

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 そろそろ冬の寒さが沁みる空の青さと雲の白さだ。

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 このあたりに多いのは「50円自動販売機」と「コインロッカー」である。さっそく飲み物を買う阪上二段。適応力がありそうでよい。

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 歩きながらありむらさんにこの街の状況などを説明してもらう。

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 最近は生活保護受給者が増えたので、かってのホテルがアパートに変貌しつつあるそうだ。そのため看板のホテルの文字が消してある。

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 若者が少ない街なので、珍しい光景だ。先生と生徒?

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 ついつい入りたくなる銭湯

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 すそあげの店で人気があるそうだ。こういった生活に必要な細々した仕事も、暮らしに大事な分野なのである。

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 西成市民館、今月の19日に将棋のイベントで行くのだが、すっかり模様替え?している。

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 このあたりも少し前まで屋台が多かった・・通天閣の方に移った店もあるそうだ。

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 少しでも屋台のネオンがあるとほっとする。

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 公園での炊き出しは17時からだが、並んでいる人の列があった。その奥に4匹の犬がいてそっと近づくが吠えられてしまう。飼い主の人が厳しく叱る。吠えて」うるさかったり噛んだりすると連れて行かれるのだろう・・「すみません」と私の方が謝った。

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 ありむらさんのアドバイスで、炊き出しの列は前からは撮りにくいので後から撮らせてもらった。生活保護受給者が増えて、並ぶ人数も減っているそうだ。

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 はらぺこ亭の前を子ども連れの親子が通っていった。

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 三角公園が近くなった。

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 三角公園の前のふるさとの家は人の出入りが多い。

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 西成のメッカ?三角公園である。ここにも犬がいる。

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 野宿から脱出の文字が見える。以前に入ったことがある禁酒の館だ。このあたりには空き缶の買取業者の場所もあった。ようやく値段が戻ってきているそうだ・・

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 何度も訪ねて来たふるさとの家で、今日は荒木二段と阪上二段も一緒なのが不思議だ。

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 さっそくありむらさんの声掛けで将棋ファンを探して指導対局だが、盤駒がやや少ない。今度は持ってこよう・・

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 本当はもっと指す人がいるのだが、意外に人見知りで?遠慮する人も多い。休憩したりテレビを見たり炊事をする部屋もある。

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 打ち上げの会場の「百番」」に向かう。レトロな商店街も以前より活気が出ている気がする。シャッター街でなくなっているのがいい傾向だ。

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 「百番」で打ち上げだ。荒木二段と阪上二段も一緒だった。弟子と一緒に酒の席は珍らしいのだが、いろんな将棋の話で盛りあがった。昨年もこの席で出たイベントの話がこうやって実現できたのもうれしい。また来年も新たにチャレンジできたらなあと期待している。

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 向こうのネオンに「飛田新地」がある。撮影はご法度なので?遠見越しに撮った。

 今日はどうなるか不安もいっぱいのイベントだが、何とかうまく行ってよかった・・将棋を通じてまたこの街に親しみが増すのだった・・

 


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