西谷にドライブ [日記]
金太郎はこうやってこの覆い布で遊ぶ?ときにぶら下がり、ときにお腹を出してでんぐり返るのだった。
久しぶりにセルフタイマーを使う。なかなかじっとしていない。
今度はこの木で遊ぶ。チェスクロックを乗せる台だが、壊れてしまった?これをもとにうまく遊ぶのだ。
久しぶりに西谷に向かう。冬は道が凍っているときもあるので、ドライブも減る。今日は晴れていたので大丈夫と思っていた。トンネルを越えると西谷だが、宝塚市内だがこちらはまだこんな風景だ。どこか旅に来たようだった。
車を止めて雪景色の田園風景を撮る。近くで電柱を撮っている人がいた。知り合いにそういう仕事の人がいるが、電柱を確認するのは貴重な感じがした。
春の音 かすかに聞える 残り雪
妻が作った「ネギダルマ」だ。
猪名川の道の駅は休みだった。いつも忘れてしまう。それで西谷夢市場に向かう。
小鳥がいた。何か餌を食べていた。
大池の食堂で昼食にする。以前はよくドライブの途中で休憩した。今日は妻のピアノのレッスン日なので早めに帰る。竹内三段が来ていた。
金太郎を部屋で窓を開けて日向ぼっこさせる。空気はまだまだ冷たいが日差しは柔らかくてまばゆい。金太郎の真面目な硬い表情だ。
やや怖い表情の金太郎だが、油断ならない?「イイコイイコ」と読んでおいて指をガブリを噛むこともある。悪気は無いがいたずら好きなのである。私にはしない。しかし常にやる機会をねらっている?ボスの座をねらっているフシがある。幼くても動物の本能みたいだ。金太郎恐るべしなのである。私も油断ならないぞ・・
夕方に来客があった。H君とご両親だった。挨拶を済ませて話をする。重い気分だが、こういう悲哀を何度も味わってきた・・そのつど、弟子に対して常に悔いなく取り組んできたか自問自答する。そして年月を経るつどに「悔い」の部分を少なくするようにつ努めてきた。それでもかみ合わないケースや許せない気分になったり、申し訳ない気持ちがいっぱいだったり、様々である。悲しさにも色彩がある。
弟子も長い目で見て、常に一期一会の繰り返しのような気がする。棋士になって自立するのも、他の道に進むのも、大きな選択であり、それぞれの人生なのだ・・ある意味で関わるが、ある意味では関われない・・微妙なバランスがあるのだと思っている。大切なのは自分自身の意志と気持ちだろうか・・
昼間にチビの下半身に出血の跡がみつかって心配だ。チビを見るとその割りにケロリとしているのである。水曜は休みなので木曜の朝いちばんに病院に連れて行く。チビの体調は我が家の心身のバロメーターなので、やや暗い。チビの生命力を信じているが、高齢なのでいつも覚悟はしている。ここまでがんばってきたのも凄いと思っている。それでもままだ元気でいてほしい。
飼い主の心配をよそに、チビは餌を求めてじっと玄関のドアを見る。(これでアピールするのがクセだ)窓越しに餌を催促する。深夜も寒いので、牛乳を薄めて温めて少しのパンと一緒に与えた。寒いところで暮らしているが、チビの生きる精神は何かを感じさせてくれる。
義父の通院 伊丹市美術館に行く [日記]
昨日は義父の定期通院で一緒に宝〇市民病院に行く。二ヶ月に一回である。初めに心電図を取って、その後で予約診察だ。私は病院に慣れていて、雰囲気が嫌いでないのはいいことかどうかわからない・・病院は行くのも嫌いな人がいるが、私は行くと安心する?
診察が終わり薬を受け取ると13時を過ぎていたので、金〇羅製麺に行く。あまり好みでないが?うどんは好きだ。今日は義父と私がカレーうどんで妻が熱いぶっかけうどんだった。
その後でラッキーの餌を買ってから義父を送る。それからそのまま伊丹に行った。以前から妻が行きたかった伊丹市立美術館の「日本近代洋画への道」を観に行く。ポスターの絵は高橋由一の「鮭図」で板に描かれていた。この人の絵は始めてみたが、江戸時代末期から明治の人の鮮烈さを感じた・・現実そのものを写し取ったようなリアルさと迫力がある。その上になにやら迫ってくる美がある。
伊丹市美術館は白雪酒蔵の隣にある。日当たりのいい心地よい場所にある。オーソドックスだが安〇なにがしの?建築と偉い違いだ。
いつも園田競馬に行くときに通っている。
江戸時代から明治にかけての新しい時代の絵画だが、生真面目さと質素な中に緻密なものと真剣さが感じられた。洗練されたものといいよりも、ドロドロした魂のはけ口のような迫力が伝わってくる。チャールズワーグマンという人と高橋由一という人の絵が好きだった。
素朴な借景
ここにも大きなポスターがあった。
終ってからニトリ(ニトロと書いてしまいそうになる。ニワトリと覚えよう?)義母から依頼された鍋を探して買う。
誕生日のお祝いにもらった・・ガブリ、ペロリと食べると横で妻が呆れたような表情で観ている。私は甘党なのだが、辛党でもある。お菓子には節操がないのである。それで妻に金庫に仕舞われてしまう・・?
久しぶりに金太郎とゆっくり過ごす。毎日出して遊んでいるのだが、やはり自分の気持ちがゆったりしているときでないと、金太郎も似たような状況になるようだ。
さんざん、駒台を落として遊んだ後で、今度はプリンターやパソコンをいじりに来る。いつかは壊されそうだ?金太郎は「大事なものほどあっけなく壊す」マーフィーの法則そのものだ。「どうでもいいものほど壊さない」のである。
有段者研究会 詰小棋会 [日記]
昨日は(2月14日月曜)「有段者研究会」で増田六段も加わって8名参加のようだった。長丁場の研究会で、じっくり指して研究する内容だ。ほとんど任せているので私はフリーである。
朝、パンを買いに出かけると、図書館あたりでなにやら人だかりがあった。どうやら「阪急電車」の映画のロケのようである。「すみません。本番のときはカメラを向けるので映ったり、声も入るのでよろしくお願いします」係りの人の説明があった。
出演女優の白石美帆さんもいたそうだが、状況がよくわからない?この映画は春に封切りだが今から楽しみである。
トビオはいつもこんな風に部屋のいちばんいいところで居眠りしている。今は寝るのが仕事になっている?
午後から大阪に出かける。「詰小棋会」である。その前に関西将棋会館に立ち寄った。二階の道場に行くと、何やらけったいな小部屋がある?何ですかと訊くと、喫煙ルームらしいが、何だか閉じ込められているような?奇妙な空間だ。「私はタバコもやめたので、今度はその部屋に入れば吸ったのと同じかな」つまらない冗談を言ったが、待合室の椅子も減ってしまって顔見知りのお客さんもつまらなさそうだった。
一階にもソファがなくて、今日も人と待ち合わせだったが、私も待つところがなくて困った・・滅多に来ないので事情はさっぱりわからない・・
何とか待ち合わせて用事を済ませた。
JR福島駅そばの喫茶「ケニア」に行った。すでにTさんがいて詰め将棋の話に興じる。Tさんに出題された難しい詰め将棋に挑戦して(検討に至らない?)頭を絞る・・
いつのまにか17時になっていて、Nさんが合流した。隣の居酒屋に向かう。その後でMさんも合流して2次会である。
何だか雪が舞う忘年会のようになったが、詰め将棋の話はいろんな分野に広がって尽きることなく楽しい。こういうときは料理もおいしい。生ビールと芋焼酎、お酒を飲んだ。
子どもの頃から行方不明で私の知らない?父親は酒乱だったそうで、そのせいか愛媛の家では子どもの頃から一切酒をおいていないのだ・・私も子どもの頃からグダグダごねる酔っ払いは大嫌いで、自分も酔っ払いにならないようにこころがけてきた?母の恨みの一念か?私は酒があまり強くない、少ししか飲めないのである。
少し早めの解散と思ったが、すでに9時を回っていた。雪で電車が遅れがちなのである。
帰宅するとさすがに研究会は終わっていた。優勝は阪上二段だった。この勢いで踏ん張ってほしいものだ・・将棋は結果に左右されないで気を緩めないことが何より大切だ。勝負の波は小さく、日々の精進はしぶとく・・である。
チビの小屋の中がドロドロだったので片付けるが、平気なのがチビである。布だとビショビショになりそうなので、新聞を敷いた。そして庭のぬかるみにいけないようにする。こういうときでもチビは玄関に入るのをいやがる。
土日の日記 金太郎ポヨヨーンYoutube [日記]
土曜の日記、2月12日
☆土曜コース、土曜教室
昨日は(2月12日)午前中は子ども土曜コースだった。指導が千田三段と私で、手合いが阪上二段だった。風邪で休みの子もいるが、思ったよりは欠席が少なかった。
私は下の級の子どもの指導が中心である。八枚落ちから七枚、六枚、五枚落ちくらいまでの担当だ。きちんと攻める形を教えて、終盤もきちんと寄せるパターンを教える。説明するとわかるのだが、手を離すとフラフラしてしまうのだ・・将棋は自分の力で指すものだから、指導といえども結局は他人を頼りにしないことである。
自分の力で指すのが基本だ
まずはきちんと攻める形を作る・・そこからだろうか。
ここから9六歩、同歩、同香と攻めるが、正解は8五歩で、8七金は8二飛、7六金なら9六歩だが、こういう歩は案外打てないようだ。
六枚落ちは9筋攻めだけでなくて8筋の攻めも考える
八枚落ちは端攻めが決まる。実際はここからの攻めと終盤で勝ちきるのが難しいのだ。
成った小駒は守りの駒との交換をねらう
六枚落ちの終盤で、ここで7六金、同銀、7七金の攻めがわかれば勝てる。
大駒を逃げないで攻めるコツ
五枚落ち戦だが、」ここから5八馬、同銀、同竜と攻められれば勝てる。
玉に迫るときは大駒を切る手で決める
午後からは「土曜教室」だった。指導対局が中心の一般向けの教室だ。私は駒落ちと平手を奨めている。やはり両方がよい。
指導は駒落ちと平手の両方がよい
ボリュームをあげてご覧下さい。
日曜日の日記
☆日曜コース
日曜日は午前中「子ども日曜コースA」だった。
日曜コースAは坪井1級が指導で、私が下の級の子どもの指導をした。手合いは阪上二段である。全体の雰囲気は騒がしい気味だが、そこそこパワーアップしている手ごたえはある。将棋は山あり谷ありなので、なかなか簡明には行かないが、直感で目に映った手が怪しい?のが初級者の特徴だろうか。
これはうまく組んでいるが、攻め味が薄い。攻めの陣形が遅れているが、駒落ちでは何とかなるのだ。
六枚落ち戦で、微妙な局面だ。紛れがでそうでまだまだ下手が何とかなる形勢だろうか。
飛香落ちで試験指導対局だ、7九銀に9九香と切り替えした局面だ。同となら7九金である。すでに上手が優勢になったようだ。
午後からは「日曜コースB」である。欠席も多かったのでこじんまりした教室になった。日曜コースは私もイベントなので抜ける場合もあって、今日は腰をすえて見ていたが、全体に少し雑になっている気がした。将棋は指し方も考え方もバランスが難しいのだが、あまり動きの大きな波の手を指すときはよくない傾向にある。
駒落ちは下手の駒の勢力が多いので、ゆっくり指して長引けば有利なのだが、あんまり位を取られすぎるとそうもいかないこともある。
「攻めないといけない」この下手のプレッシャを気にしないのがいい。じっくり戦っても構わないのである。簡単に攻め勝つと思わないほうがいいのだ。
教室が終って、阪上二段と坪井1級が練習将棋をしていた。
研修会も終って、Y村君がやって来て棋譜調べをする。後で4連勝のY田君も来た。勝つと表情も違ってくるが、次が肝心なのだ。
みんな帰って夕食にする。今週は木曜、金曜、土曜、日曜と将棋教室があって休みがなかった。自分の集中が途切れないように努めていたが、さすがにややバテる。それでも何かと課題も多くて、めまぐるしく対策と混迷?が浮かんでくる?
それでも少しひと息ついた。
木、金の日記、入門教室 誕生日、特訓コース [日記]
木曜の日記(2月10日)
☆入門教室と誕生日
木曜日は(2月10日)夕方から「ピピアめふで「入門教室」だった。ちょうど私の59歳の誕生日でもある。早いものだ・・
昨晩はまた風邪がぶり返しそうだったので、生姜湯を飲んで早めに寝た。教室が続くので風邪をこじらせるわけにいかない・・少し寒気がしていたが、朝起きると大丈夫だった。
金太郎は毎朝、行動パターンが違うので面食らうこともある。
でもやはりヤンチャさは変わりない。
私の誕生日なので、川西に出てデパートで妻にプレゼントをしてもらう。初めはセーターの予定だったが、財布がクシャクシャ(中味も?)なので、変更した。私は使い方が荒いので(中味も?)財布もヨレヨレである。これでは貧乏神を呼んでいるみたいなので、金持ち神を呼ぶために財布を変えよう・・ひとめで気に入ったのがあった。
それから地下に行って、夕食の買い物だ。海鮮鍋の素材を買っていた。
夕方はピピアめふの「入門教室」だった。見学1名で9名出席だった。講義は「攻め=駒を成る」で指導対局は「六枚落ち」それからみんなの級が決まったので、発表して対局に移る。なかなか思うようには上達してくれないが、詰将棋の宿題や駒落ちの攻めなど、徐々に慣れてきているようだ。手ごたえは少しある?まだまだこれからだ。
帰宅して、坪井1級を交えて三人で夕食。海鮮鍋だったが、少し時間がかかる。でもおいしかった。今年は静かな誕生日だった。プレゼントしてもらったケーキも食べる。妻からありがたい〇〇プレゼントもあった?
今年の誕生日はやや重い気分で迎えたが、出だしはこんな風なのがいいかもしれない。
金曜の日記(2月11日)
◎雪が降る、子ども特訓コース
朝起きてびっくり、雪が積もっていた。チビが心配で見ると、雪の中をドロドロになって歩いている・・小屋の中の古着も新聞紙もドロドロだ。雨のときはそうならないように柵を置くのだが、今日は深夜の雪だったので間に合わなかった。
母から電話があった。私の誕生日のことと、最近イヤなことがあってつらい・・という話だった。滅多に泣き言を言わないのだが・・
子ども特訓コースの準備をする。部屋の掃除をして、将棋盤を出して、駒とチェスクロックを用意する。
四面指しだが、最近はみんな平手の序盤も慣れてきて、けっこうきつくなってきたのはいいことだ。よそ見できない?15分切れ30秒は同じ条件なのである。やはり序盤は40手くらいまで形勢を互角に治めるのは案外大変なのである。
10時~6名、13時~4名、15:30~4名だった。見学も2名いたので休みなく指した。
平手二局を終えると駒落ちになる。こちらも限界手合いがわかってきているので、その手合いでのせめぎあいになる。そうやって徐々に力をつけてほしいのだ。
終ってから夕食は今日の宿泊のY君も一緒だった。それからT君と家族の方が来て、2階で懇談をする。
週末は将棋教室が中心なので、将棋三昧である。平日でも将棋ならば毎日でも私は大丈夫である。こういう生活が自分に合っているのだろう。昔と比べると遊ぶことはずっと減った。今が厳しくてとてもとても余裕の無い時代のせいもあるが、年齢もあるのかもしれないが、どことなく息切れ状態を痛感する。閉塞感だろうか・・
政治がよくないせいもあるが、それだけとも言えない気もする。じぶんも含めて冴えない大人が多いのも原因なのは違いない。うかつに批判はしにくいが、(昔はという回しもさえないが)もう少しシンが通っている大人が多かった気がするのだが・・
我が身を思えば・・そんなに思っていることを口に出して批判は出来ないのが情けない限りである。善を中心に?理屈っぽくしゃべる人はいっぱいても、裏づけのある生き方をしている人が少ない・・のではなかろうか。何でも極端な行動や言動は疑ってかかる・・のがいいはずだ。
ということを胸に秘めて、ひたすら仕事をしたい・・そんな年齢だ。
夜はHIROに行く。こういう時は何故か競馬が好調だ。一心不乱になるせいだろうか?今週末も期待したい。
家で仕事 [日記]
昨日は(2月9日水曜)どちらかいうと家で仕事の一日だった。午前中は昨日のブログ日記を書きながら、金太郎の相手をする。と言っても金太郎を出していると、何もできない。
こんな風に私のパソコンの横でプリンターをこじ開けて遊ぼうとするのだ。何度も布カーテンなどで気を紛らしに行くが、どうも金太郎は執念深いのだ。無理に止めると怒って手を噛もうとする。甘噛みなのだが、ときどき本気で噛む。そういうときはすかさず電気を消して、「ダメ」と叱るのだ。金太郎もまずいと思うと、静かに私の頭に乗ってじっとしている。
わざと手を持っていくと、もうやらないよという素振りで甘噛みをする。コントロールが案外難しいのだ。あまり深く考えないで、私のペースでやるのがいいようである。金太郎は子どもと一緒で長引くとダダをこねるのかもしれない。自由とわがままの線引きは難しいのだ。
蓋を開けようとしている金太郎。
午後から電話で仕事の打ち合わせをして、一段落した。時間が余ったので子ども教室の整理をする。昔に始めたころはあれほど苦手だったのに、今は「上達させる」目的意識を持って取り組んでいるので面白い。体験の積み重ねは生きることもあれば、大きな誤解の可能性があるので、常に気持ちを新たにしないといけないようだ。
弟子のことも振り返ると、村山聖との縁がきっかけだったが、そのことが大きすぎて、影響があるのはしょうがない。棋士だった自分ですら、将棋への向き合い方に物足りなさを自覚させられたのだ。でもそれがすべてではなくて、むしろでは自分はどうするのかを考えると、自分が地道にできることを全うするのがいいのだ・・自分で気づかない間にそう思ってきたのかもしれない。
自分は幼い頃から他人(大人を?)信用しない・・親の苦労を見ていても、子どもの犠牲になってほしくない(ませている)・・世の中には裏と表があって、ほどよいバランスがいい、(善も悪も信用できない)・・それが人生観みたいなものだった。可愛くない子どもだ。ひねていた。
でもそうしないと耐えられない、生きていけない、そんな何かがあったのかもしれない。植物が日のあたる方向に伸びていくのと同じで、自分が抗わないで進む内に、今の自分のようにこうなっていったのだ。しかし、時として?自分のいい加減さや横着さや身勝手さや怠けの部分が出てくることもある・・
今は露骨さも堂々としていれば通る?そんな時代かもしれない。自分が恐らく?小数派なのだと自覚するよりないが、心の中のうめき声みたいなものを抱えて?何がどうなってもまあしょうがないかと開き直るのだった。こうやって自分を励ますのだった・・
少々のことがあっても、自分の生きていくペースを変えないで、静かに暮らしていくのがいいのだろう。何度も自分に言い聞かす。ちょうど今日(2月10日)は59歳の誕生日である。そういう年齢なのだ。
園田競馬に行く [日記]
昨日は(2月8日火曜)園田競馬に行った。少しバテ気味だったが、遊びとなると疲れも吹っ飛ぶのだ。次第に昔の自分に戻っているのかもしれない。
この日は早めに出たので馬券は買えなかったが、1Rからレースを見れた。予想屋のおっちゃんがわざわざ前に来てくれたのでビックリした。「ビップ待遇やねえ」と妻も驚いたようだ。「今日は〇レースがおもろいでえ」耳打ちしてくれる。穴目の馬のようである。たいてい本命をはずいての一頭のねらいの馬を書いているので面白いのだ。
今日はときどき当たったが、しかし配当が安くて、前回の勝ち分を消してしまった。
3Rのスタート直後。何気ないようだが、危険と隣り合わせの職業だなあと思う。日々無事であること・・馬も騎手もこれに尽きる。それでいてきちんとした勝負をしないといけない。
3Rのゴール前、外に出て撮ると迫力が増す。
4Rの4番ポシェットの川原騎手。川原騎手の馬を買うかどうか・・それもひとつの楽しみだが、存在感がある証拠なのだろう。人気薄のとき要注意?
今日はやや足が重くてあまりパドックに行けなかった。競馬場に来ると心身の体調がよくわかる。今日は私の場合は「重」である。
自分が騎手ならどういうタイプだろうか?10回に1回くらいは三着に入るかなあ?それじゃあ食えないか。外から大掛けでなくて、内で空くのをじっと待つ?作戦が多いかもしれない。私の場合は結局どの道に進んでも負け組に入って苦労しそうである。
この日のメインレースの9Rの10番ラファエロだ。芦毛の馬である。芦毛の馬は金太郎に似ている。
帰宅して休む。気持ちは萎えているが、こういうときは何も考えない方がいいのだ。自分が知らない間に動物のところばかりに向かっている?ようだ。
淡路島 平和観音像、灘黒岩水仙郷、モンキーセンター [日記]
昨日は(2月7日月曜)家族旅行で淡路島に行った。朝7時過ぎに出発した。東浦ICで下りて海岸を走る28号線に乗る。
世界平和大観音像が見える、喫茶「アメリカ」で休憩する。
平和観音像は廃墟なのだが、結局何かにひかれて?毎年会いに来ている。
見慣れてくると表情がやさしく見えたが、この奇怪な廃墟は界隈の人たちには不評だそうだ・・
息子は釣りで淡路島によく来ているそうだが、噂の観音像は初めて見たそうだ。
いつまで見られるか・・バブルの遺産だろうか?愚かで空ろな廃墟か?人が消えてモノが残ったのだ。
海を眺め続ける観音像
近隣の風景
何故か自由の女神像もある。悲しい風景だ。
SLもそのまま残されてある。
今年も咲いていたさざんか?
廃墟独特の不思議な余韻がある・・失われた時間の哀愁か、現実の愚挙か・・
存在自体が危険さもあるのだが、解体にも費用がかかるそうだ。他人事に思えないものを感じるのは何故だろう・・
五百羅漢もさみしい雰囲気だ
時代に取り残された空間
また来年くるかもしれない・・
津名一宮IC近くにある「たこせんべいの里」に入る。無料休憩所で珈琲のサービスがある。試食めぐりも楽しいのだ?
近くの市場でたまねぎも買った。
再び高速に乗り「淡路島南ICで下りて「大鳴門橋記念館」に行く。そこで「チラシ寿司」を食べる。今回の旅の企画は妻が練っていて、この食事も正解だった・・おいしい。
3Dビジョンや現実の渦潮状況などを見る。やや子ども向きの様だ?
そこからひたすら走り、「灘黒岩水仙郷」を目指す。
<島の南部に位置する論鶴羽山の急斜面7ヘクタールに500万本もの水仙が咲き誇っている。一重咲きの日本水仙を中心に、わずかに八重咲きの花も混じり、遊歩道の間に白いじゅうたんが柔らかな香りとひと足早い春を運んでくれる>
水仙には青空が似あうが、曇りでも白と黄色の色彩が目にやさしい。
うっすらと沼島が見える。日本誕生の地と言われ、旅の仙人の故水津英夫さんが最後に訪れたかった島である・・水津さんの写真を持ってまた行きたい・・
断崖に咲く水仙はたくましい
暖かさで梅もはやくほころんでいる。
春の足音がする風景だ。
今日は南斜面の方が色彩があざやかだった。
灘黒岩水仙郷を出て「淡路島モンキーセンター」に行く。センターとあるので誤解しそうだが、自然の猿たちなのだ。餌が多い時期は山にいて下りてこないのだ。
ここの猿は決して餌をねだらない。また道で会っても独特の距離感を保っているのに驚かされるのだ。「人間が限られた場所でしか餌を与えない」のが鉄則らしい。
何をしているの?
餌をちょうだい!モンキーセンターでは「人間が檻に入って餌をあげる」普通のところと逆なのだ。
子どもの猿に餌を渡すと、大きな猿は取り上げようとするので、上手にバランスを取る?モンキーセンタでは弱い猿を助ける風潮があって、ここは人間社会よりもやさしいのだ。
家族仲良しの光景
金太郎と同じ遊びをしている?
餌をやる場の全景
のどかな風景だ
コータ君のお墓の上に座っている猿
コータ君のお墓と記念碑の前で写真を撮る。
子どもの猿の仕草はひときわ?かわいい
家族の団欒風景かな?
野生の鹿もいた。
鹿がいるのも不思議な風景
家族があちこち思い思いの場所にいる
これはぶらんこだ。
海に面した堤防の上の親子猿
ブランコは人気がある
遊歩道の上を見るとこんなシーンがあった。
ガサガサと音がした。
猿も木から落ちる?ことがありそうだ。「ここはまた来たいなあ」息子の感想だった。
最後に洲本の「ホテルニューアワジ」の温泉付き夕食プランである。
温泉は気持ちよかったが、出てから私の貴重品入れのキーが無くなって>大騒ぎしていたら、何と腕に巻いていたのだった・・ひたすら平身低頭である。腕時計が動かなくなっていたので、ごっちゃになっていたのだ。
食事はフレンチのフルコースだった。ほとんど貸切状態でゆったり食事できた。
いい一日を過ごせた・・帰りも何とか間違わずに戻れた。
土日の日記 特訓、奨励会=伊丹コース、研究会 [日記]
土曜日の日記 2月5日
☆土曜特訓、奨励会例会
土曜日は「土曜特訓コース」だった。朝から5名、4名、4名と満員だった。できれば全員に特訓したいくらいだが、希望者で先着順にしている。特訓はかなり効果があると思う?
金太郎は「ボヨーン」と最近覚えた言葉を連発する。「メシメシ」もお腹がすいていたり、餌の交換のときに言うので、ひょっとしたらわかっているかもしれない?
相矢倉で4四銀は悪手に近い。2四歩、同歩、1五銀、1四歩、2四角、同角、2三歩で先手優勢になった。
守りの駒はなるべく動かさない
6四角までの局面だ。手に困ったが、4八飛、2四桂、2五銀と進んだ。2四桂では9五歩、7五歩、6五桂などが目に付く。いずれにしても相手玉のところに手が向かないといけない。
まずは攻めに目を向ける
五枚落ちの序盤で、この後で下手から2四歩~2五歩、同歩、1六歩と攻めるのが有力だ。
駒落ちはいつでも攻める体制にしておく。
ここから3五歩、同歩、2四歩、同歩、同飛と進めた。互角の形勢だ。
玉を囲い終わったら、攻める
特訓が終って休憩して夕食の時間に、奨励会の例会の結果報告が入る。平松7級と高井7級は今回の例会で7級のBを取ってしまい、規定により退会が決まったようだ。昨年夏に奨励会試験合格で、入会してまだ半年もたっていないので残念である。本人もご両親もやりきれないくらいつらいだろうが、これも勝負の結果なのでしょうがない。
何とか踏ん張ってほしい思いが強かったのだが、力及ばずである。私もかなり力を入れて取り組んだので、つらい気持ちもあるが、こういった現実を噛みしめるのは宿命かもしれない。
では何故弟子を取るのかといわれたら、いろんな思いの積み重ね・・なのだと思う。
三段リーグの結果報告もあったが、今日は一門の中の決戦もあったので、初めから誰が勝っても負けても、次からの勝負に期待しようと思っていた。同士討ちはつらいのだが、これも勝負の掟みたいなものでしょうがない。弟子には全員に勝ってほしいのが師匠の本心である。正直な気持ちは、誰が勝っても負けても複雑なものがある・・
坪井1級が棋譜調べの後で帰宅したが、それ以外の石川1級、上田2級、来海2級、古郡5級、山口5級の5名が宿泊組だった。私もパソコンで仕事しながら、棋譜調べを観ていた。
今日はいたたまれない日だったが、こういうある意味の修羅場は勝負の世界にはつきものなので、「事実をリアルに受け止める」ことしかない。
何だか自分が無感情の状態になる・・こういうときは金太郎に癒される・・
日曜日の日記 2月6日
☆伊丹日曜コースと一門研究会
朝は7時過ぎに起きて、朝食の後で弟子を隣の部屋に移して。金太郎を出す。いつもの遊びなのだが、何故かケージの戻らないので困った。こういうときは思う存分遊ばせた方がいいのだ・・それから電気を消してそっと手を持っていくと、おとなしく入ってくれた。
今日は午前中「伊丹日曜コース」だった。20数名出席だった。徐々にみんな力をつけてきているのがわかるので手ごたえがある。さらにパワーアップさせたいものだ。
しつこく攻撃の布陣を教えている成果が出ているが、この後で先に角を切ってしまう。
きちんと攻めるのが基本
これも二枚落ちでの確実な攻めのパターンだ、二枚銀にするのがミソで上手苦しい。
数の攻めが心強い
一門研究会なので今日の競馬「じさらぎ賞」や「東京新聞杯」が見られないので、義父の家に行ってみせてもらう。ソファーにラッキーがいてどいてくれない?
GⅢきさらぎ賞は馬連流しで7番リキサンマックスが逃げて二着に残り取れた。久しぶりの万馬券だった。GⅢ東京新聞杯はねらいの3番キングストリートと15番スマイルジャック、1番ゴイールスキーの三頭ともねらいはあっていたが、軸が1と8だったので惜しくも外れだった。
帰宅すると優勝は西田三段で、10秒将棋も勝って完全優勝だ。二位の同率決戦の藤原二段と荒木二段の将棋。弟子が減って金太郎のおしゃべりが始まった。「ボヨヨーン」と体をくねらせてリズムを取るのがうまい!妻の苦労が実ったようだ?
十秒将棋の決勝の西田vs千田戦である。
順番に弟子が帰っていって、静かになる。金太郎を出して遊ぶ。めまぐるしい二日間だったが、自分がぐらつかないようにしたい・・結局、日々将棋に向き合うしかないのである。
B級1組順位戦 [日記]
金太郎はこの缶でよく遊ぶ。サッカーボールのように蹴ったり、話し相手になったり用途は様々である?
昨日は(2月4日金曜)朝から原稿を仕上げて、少し一段落した。と思ったら子ども教室のテキスト作成を忘れていて、あわてて取り掛かる。自分で仕事を増やしている感がなきにしもあらずだが、内容はともかく継続が多分?力なりの気がする。
何事でもそうだが、方向性を間違えたら継続しないで切り替えるのも手段である。このあたりの見切りは難しい。私の場合は自分の得意不得意がはっきりしているので、迷うことはほとんどない。その分間違えていても取り返しがつかない傾向にあるのだが・・
こうやってケージのトビラを加えてガチャンガチャン落とす。ヒヤリとすることもあるのだが、開くことはないので大丈夫だが、けっこうしつこいのだ。「ボヨヨン、ボヨヨーン」妻が以前に教えていた言葉を話し始める・・今は「タカスギ、タカスギ・・イイイイ」としきりに教え込んでいるが、金太郎はそっぽを向いている。金太郎はプライドが高くて自分が出来ないと知らん振りをする。しかし後でコソコソ練習をしているようなのである。
できないと言って笑ったりすると、金太郎のプライドが傷ついて怒る。これは恨みに思うみたいで、絶対にタブーなのだ。
今日はB級1組順位戦の日だった。山崎七段の動向が気になるので、ネットの中継に見入る。夜戦に入って次第に形勢が傾いたようで、苦戦が明らかになったようだ・・勝負どころでの敗戦は痛いが、勝負はどちらかに決着がつくものでしょうがない・・最終局も来期に向けて気持ちを揺らがせないで踏ん張ってほしい。
結果的には屋敷九段と松尾七段の最終決戦となった。降級争いも熾烈で全く読めない展開になっているようだ。
テキスオト作成が終って、詰め将棋のプリントも兼ねてコピーしにいく。HIROに行くのは久しぶりだった。
昨日の宿泊は山口5級と平松7級だった。