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土日の日記 土曜コース 伊丹日曜コース [日記]

  土曜の日記 1月29日

 ☆子ども土曜コース、土曜教室

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 土曜日は(1月29日)午前中、子ども土曜コースだった。藤原二段が指導で私が指導の補佐(下の級の子どもが中心の指導対局)平松7級と阪上二段が手合いだった。将棋教室があるときは、私は8時過ぎから掃除をして、成績表の作成や成績チェックなど準備をする。9時に阪上二段と平松7級がやってきて、また別の準備をする。

 テキストは毎月2回手作りで作成しているが、やや難しいかもしれない。全部問題方式にしたのは、講座だと読んでくれないからである。今のテキストも十分ではないが、なかなか時間を取れないので、ていねいなものは作れない。それでも一手、三手、五手全部で32問は毎回新しいものだ。上達のエキスものを作りたいが、まだ試作中である?

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 初めはみんな礼儀正しく、駒もそろえて開始するのだが、後半は静か組と騒がし組?に次第に分れてくるようだ。何とか全体のバランスを考えているのだが、なかなか難しい。子どもの頃から根っからの将棋好きの私には、将棋のときに騒ぐのがなかなか理解できないので、初めの頃は応対に困った。けっこうきつく叱ることもあったのだが、(今もあるのだが)ひとりひとりは憎めないので困るのだ?将棋の楽しさが8割くらいの教室にしたい。

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 厳密には6五桂、6六銀、5五歩で上手陣はつぶれ形だ。同歩、同銀、同銀に同飛と取ったが、同角の方がよい。5六歩には3七角成、同玉、5六飛があるからだ。

 攻めのパターン教えるには⇒飛角銀桂の攻めの形を作らせる。

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 ここから4四金、5三歩成、1二飛、4四金、同角、5四金と進む。1二飛では4五金、4二と、5六金と殴り込みをかけた方がよい。

 攻めは⇒攻めは殴りこみだ?時には荒く攻める。

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 9筋を攻められると上手は困る・・但し、この後の攻めだが、何故か9六歩、同歩、同香と走るパターンが多いが、9六同香では9二飛が早い。

 攻めは薄いところをねらえ!攻めはたいてい大駒が主役がよい!

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 玉を囲って攻めは後回しだが、これでもよい。

 平手も駒落ちも、まずは玉の囲いが大切だ

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 下手の攻めが問題の局面だ。5七成銀、同銀、同角成、同金、同竜と踏み込むのが正解だが、これが意外に難しい。

 おおまかに攻めは相手の守りの駒をはがすのが目的だ

 午後からは土曜教室だった。昼食を終えてから、私は2階で一休みして備えるのだが、ときどき寝坊してしまうこともある。土曜教室は大人が中心なので、静かな雰囲気である。13時~17時まであり、その後は若手が数人残って、今度はチャスクロック使用である。教室のときにチェスクロック使うと秒読みの音が気になり、指導対局にならないこともあるので、あるときから止めにした。

 大人組は喫茶店に行く。そこで将棋を中心の雑談をするのが楽しい。

 夕食はY君と平松7級が一緒で、宿泊組である。週末は将棋一色の生活が続くのだが、私の頭の中は常に「将棋の上達」が課題でノルマで悩みの種でもある?自分が強くなろうと思うのは過去形である。それよりも弟子や教室の子どもが将棋に向き合うようにと考えるのが、今は自分の最大の仕事と思っている。たいていはそんなにうまく行かないが、結果でなくて過程がすべてである・・一喜一憂、いや一喜九憂だが?それもしょうがない・・

 夕食の後はHIROに行く。最近は少し回数が減ったようだ。寒いのと競馬のGⅠがないのと?〇〇〇〇具合である?私はいいことかどうかわからないが、見栄を張るのが苦手だ。素直すぎて正直すぎてよくない場合もある・・でもたいていの場合に将棋や人間の?伸びを止める原因が「見栄っ張り」にあることを知ったときに驚いた。

 自分の足元をみていなのに気づかない体質がうらやましくもある・・私のように鎧を捨てすぎると寒さが肌身に堪えるが、鎧は重いはずだ・・でも見栄を張らないからと言っていいわけでもない・・この辺が生身の人間であり、言葉の含みである。現実はたいていすっきり明快でなくて、裏と表と中間があり、影と日向と中間があり、晴れと雨の間に曇りもある。

日曜日の日記(1月30日)

 ◎伊丹日曜コース

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 日曜日は(1月30日)午前中「伊丹子ども日曜コース」だった。出だしは悪かったが、時間ギリギリに出席が多くて、今日も賑やか?だった。指導対局をしていると、ときどき周囲の声が聞えなくなって、あわてて賑やかになっているのに気づいて声を出す。

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1五銀を1六銀とぶつけた局面だが、1六銀で1六歩、2八銀、2六銀の方が手堅い。

 初めの攻めは(突破口)手堅く指すのがよい

 途中からは大雑把な方がいい場合もある。突破口を見出すときは手堅い方がよい。

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 持ち駒に金があり、下手がいよいよ寄せの局面だ。8七歩、同金、6九成銀と指した、他に単に6八金打もある。寄せ形を気づいたが最後押し切れなかった。このあたりが大きなテーマだ。

 寄せは玉を詰ますまで終らない

 

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 下手が攻めそこなった局面だが、ここからもまだまだ優勢だ。8四歩、8七成香、8三歩成、3二飛、8五金、7八馬、5七玉、7七成香で下手も指せる。

 駒落ちは成った小駒の活用がポイント

 形勢不利でも駒落ちは終盤に持ち込めばチャンスがある

 昼間に帰宅すると、今日は「級位者研究会」だったのは私のミスだったようだ。この日に昨年から予定していたのだが、1月初めに開いたのに変更していたのを忘れていたようだ。平松7級とY君と高井7級の3名のみ出席だったので、内容を変えた。

 棋譜をつけた実戦の後は一緒に棋譜ならべをして、それから個別に私が指導対局をした。今はふたりとも奨励会で厳しい状況なのだが、こういうときこそ大きな糧を生み出すチャンスでもある。誰しもどこかで壁にぶつかるものなので、そのときが結果だけでなくて、この道に向き不向きがでてくるものなのだ。常に淡々とキャッチボールをして練習するよりない。

 私は自分が奨励会の頃からはほとんど無理な状況から、いろんな局面で運がよくて、それこそ運がすべてで今に至っている。ちょうどその運のよさのツケがきているのかもしれないが、どんな運命もいやいやながらのときでも甘んじて受け入れるよりない・・そういう覚悟を持ったり捨てたりあきらめたりしながら暮らしていく・・大切なのはつないでいくことと思っている。

 言より行いだ・・何を言うかでなくて、何をやるかだろうか・・そう思って自分を励ますのだった。

 


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売布散策、仕事篭り [日記]

 

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 今日は(1月28日金曜)オフだったが、仕事が詰まっていて早朝から缶詰状態だった。途中でバテテしまってコタツで寝転んで、また起きる。昼前に少しメドがついたので、妻と一緒に散策に出ることにした。巡礼街道を売布神社方面に向かう。

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 これは空き缶で作った風鈴のようなものらしい?いっぱいあると、それなりの風情があるのが面白い。

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 売布神社の鳥居が見える

 

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 おみくじの横の短冊には想いが書かれてある。家族の健康というのが多かった。

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 セルフで記念撮影をする。セルフだと出たとこ勝負なのが面白い。

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 鳩のグループが来た。仲良きかな・・

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 静かなたたずまいの修道院

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 黙想の家で頭を垂れる・・心が垂れる・・

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 空が映る、雲が映る

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 ペットボトルを釣る?不思議な景色だった

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 古めかしい看板は味がある・・昔の匂いがする。

 帰宅して一休みする。それから昼食で、その後は休んで仕事・・ややフラフラである。仕事が進んで、気持ちは少しやわらいだ。何となく憂鬱な気持ちになるのは、弟子の成績が気になることや、自分のことでも先々の見通しのなさ?からだろうか。裸一貫という言葉があるが、もともとはそこからの出発だった・・人生のサイクルは巡り巡って戻っていく・・のだろうか。ではこの40年の間、何をやってきたのだろう・・スグに無為という言葉が浮かんだ。そして自分の中に有為なものを探そうとする。

 「森さん、わしはなあこの年になると、死ぬまで生きる・・毎日そう思うのやで」故北村秀治郎八段の言葉を思い出した。「どうでっか、今晩は?」麻雀の誘いだ。いちばん長いときでぶっとうしで付き合わされて延べ3日間やったことがある。さすがに倒れそうになった。今なら考えられない。

 後悔するほどの謙虚な気持ちも薄いが、胸を張るほどの神経も持っていない・・年齢を経て自信を持つ人がうらやましくもあり、ほんとうかなあと疑ってしまう。

 言葉に力なく、日々の暮らしに力なく、それでも私は頑なに暮らして生きたい、そんな心境だろうか?弟子の不成績は身にこたえる・・師匠の体を悪くする・・

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 金太郎を出す。今日は私も妻も日がな一日家に篭っていたので、金太郎も満足そうだ。

 

 

 

 

 

 


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入門教室 [日記]

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 朝、金太郎を出すのは一番最後になる。トビオとクロ、それからチビの順に餌をやる。それが終ってゴミ出しなど雑事を素早く済ませて、ようやく金太郎だ。まずケージから出して、水代えと餌代えである。そのときはおしゃべりの時間でもあって、いろんな言葉をしゃべる。それからいったんケージに戻して餌を食べさせて、またしばらくして出す。「キンチャンイイコカ?」と確認すると「アソボ、オイデオイデ」と返事するが、今度は少し遊びの時間である。

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 初めはこんな風に部屋のあちこちで探し回って、噛んで落とす作業を繰り返すのだが、金太郎はいったん目を付けるとこだわりがあって、しつこい。「キンチャンイイコヤナア」といいながらもねらいは外さない。

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 今日は子ども教室の資料のあたりで遊んでいた。目を反らすと何をしでかすかわからないので、注意するのだが、しばらくすると必ず私の頭の上に乗ってくる。それからパソコンに向かっていると、まわりで遊び始める・・これが日課だ。

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 金太郎は蓋をあけるのがうまい。一歩間違えるとコソ泥のようである?悪気は無いのだが、あけてから中のものを取り出して噛む。

最近は低い声で「キンチャンアトデナ」という言葉を連発する。私の真似である。後で出すからな⇒出してなという意味だ。またオハヨがうまくなってきた。以前はオアヨとかいいにくそうだった。ヨウムはおしゃべりの練習をするのだ。

 妻が教えた、大岡越前風の「キンタロウ!」もうまい。人前で言わないのでもったいないが、キンタロウのレパートリーが広いのだ。

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 ちらしなので大丈夫だが、みていないと何でもこんな風にされる。ポッポポ、ポポポッポとリズムをとるのもうまい。体を揺さぶりながら歌う。ヨウム、ヨウム、オヤドハドコダ、チッチチ、チッチチコチラデゴザルとも歌う。但しオヤドコダになったり、コチラゴジャルになったりする。

 「キンタロウキンタロウ、ゲゲゲノゲ、ジョウズジョウズ」と自分で言う。「キンタロー、キンタローララララッラ」もうまい。「アッチビ、キンチャンバイバイ、トビオバイバイ」「キンチャンドドドドーン」「アッコワイコワイ、カイテーカイテー」「キンチャン、エエコヤナ」「トビオ、バイバイ」「キンチャンキンチャンチッチキチー」※今実況で聞きながら書いている。

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 トビオはこんな風にテーブルの下でじっとしていることが多い。ガスストーブの熱風がすきなのだが、自分がどんな熱くなっても平気なのであぶない?弟子がいるときも同じだが、犬きらいの人の下にはいかないのも不思議だ。

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 アクビするトビオ

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 金太郎を日向ぼっこさせる。外は寒いので、玄関の中で日差しを浴びさせる。でもこのアクリルのケージ’(日差しを通すのでいいらしい)にはいるのをいやがる。わかっているので逃げ回る。閉じ込められた感じがするのだろうか。安全度から言ってしょうがないのだが・・

 午前中と昼間は仕事をする。ハイピッチでやっているつもりだが、効率は悪い。少しやってはゴロンと横になる。あらゆる分野で自分の許容量が減ってきているのだろう。それがつかめなくてバランスを崩しているかもしれない。

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 夕方からはピピアめふで、「将棋、子ども入門教室」があった。ちょうど開講して三ヶ月になる。人数も8名〈今日は見学1名)で、これから増えるように期待しているが、その分内容も充実させるように取り組んでいる。まず16名目標でその人数を2名で教えられるシステムを考えている。

 今日は駒落ち指導で手ごたえがあったが、子ども同士の平手戦がクシャクシャだった。なかなか全部がうまくはいかない。初心者から初級者への指導内容がテーマなのだが、頭で考えるのと、実際に子どもの体験を照らし合わせて進めている。

 素朴なことだが「将棋が強くなる」具体的な証は案外わかりにくいものなのだ。だから逆算で「何がわかっていないのか」を探るのが大切な気がする。

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 平手戦、どうやら①駒落ちの端攻め②棒銀の攻め、その片鱗が見受けられる。ある意味で子どもの絵を見るような局面である。

 終って坪井1級とも相談して、入門教室の子ども達の級を決める。25級から始めることにしているが、子ども教室が20級からなのでバランスを考えた。私の方針は、子ども達がきちんと将棋に向き合って「早く強くなる」ことが目標である。遊んだりしない間に?将棋の面白さを技術的にも身につけてもらって、将棋に集中できるものを掴んでほしいのだ。

 夜は「渡る世間は鬼ばかり」を見る。今回は最終シリーズのせいもあってか、身につまされる話しが多い。シンコクであるが、それは世の中の反映かもしれない。今は全般にはしゃぐ大人?と厳しい子ども?の状況で、何かのバランスが崩れているように思える。いい方向に進んでいるのかいないのか、つかみにくいのだが、将来をきちんと見据えていないと、とんでもないことが普通にやってきそうな怖い要素もある・・

 堂々とやっているのが、もしもとんでもないことだったら?風潮や数の多さに流されないで、出来事を冷静に底を見据えることが大事な気がする。それは誰も教えてくれないし、社会も大人も全部は信用できないぞ・・でも社会も大人もほとんどを信用して生きていくことも大切だ・・この矛盾を糧に生きていく・・(この文章も矛盾を抱えている?のだ)

 小さな分野のプロ意識とプロの姿みたいなことが貴重になってくる気がする。自分も与えられた中で、それを目指したい。

 

 

 

 


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対局負け [将棋]

 昨日は(1月26日水曜)竜王戦の対局で、船江恒平四段だったが負け。

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 相矢倉模様から動きの激しい将棋になった。私の△5五飛に▲3四歩までの局面だ。ここからA△2二銀▲4六歩△4二金上▲5六銀B△3五飛▲4五歩C△3四飛▲3五歩△5四飛▲5五歩D△5一飛▲4六角△3三銀▲8八玉△7三角▲5八飛以下森七段の負け。

 A△2二銀=△4二銀が自然だが▲5六金△5一飛▲2五歩△4四歩▲2四歩△同歩▲2三歩(▲2二歩もある)を気にしたが、以下△4五歩▲2四角△3一銀打で先手が無理筋である・・「▲3四歩が効いたので盛り返しました」船江四段。

B△3五飛=△5一飛もあるが▲4五歩がイヤ味だ。

C△3四飛=△4六歩(▲同角なら△3九飛成)が利くと思ったが、そこで▲4七銀の切り返しがあるのに気がついた。以下△5六歩なら▲同角△3九飛成▲3八飛で悪い。

D△5一飛=少し苦しいが△同銀▲同銀△同飛▲4六角△4五飛▲9一角成△7三角で勝負したほうがよかった。以下は最悪の局面になった。終盤はややチャンスが来たかと思ったが足りなかった。終了は22時17分だった。

A△2二銀が悔やまれる一局だった。度胸を決めて△4二銀だった・・またB△3五飛▲4五歩に△4六歩が不発なのがツキがない?

終ってまっすぐ帰宅すると0時を過ぎていた。


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園田競馬 枠連を買う [日記]

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 今日は朝早めに起きて部屋を片付けて、迷った末に園田競馬に行った。いろいろあるが自分のペースは変えないようにしよう・・

 

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 パドックの馬の仕草は様々だ。やはりお尻の筋肉の張り、やる気満々、そういう馬がいいが、20、30年のキャリアが必要だろうか?

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 8番のビュティナイス(竹村騎手)がいいと思った。

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11番のヤマタカリュウ(平岩騎手)もよさそうだ。

 しかし最近は全くダメなので、初心に戻り「枠連ボックス」4頭を買った。600円だ。枠連はたいていトリガミ(とっても負け)が多いが、このレースは3800円ついたので驚いた。8番2番6番11番と入った。

 

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 3R

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 芦毛の9番キンダカ(大柿騎手)先行するも及ばす。

 

 

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 9Rの芦毛マンシュクロフネ(下原騎手)は堂々としてカッコいい馬だった。そして悠々と勝った。しかしこのレースは3連単を取ったが何と600円だった・・やや虚しい。他のレースもけっこう取ったのだが、配当が安かった。なるほどこういう感じだと「園田競馬は堅すぎるでしょう」という感じだろうか。

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 今日はレースによって、枠連ボックス、3連単フォーメーション、馬連ボックスなどを買い分けた。

 9Rが終ってから10R11R12Rの前売りを買って,早めに帰宅する。

 家でネットで見ると11R12Rともに取ったのだが、配当は安かった。でも負けるよりはいいからよしとしよう。

 

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 そろそろ冬の寒さも和らぎそうな景色だ。

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 奇妙な日差し

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 金太郎が襲い掛かる・・今日の朝はこういう風に逃げ回って困った。部屋を暗くしても日差しがあって明るいのだ。久しぶりに金太郎と鬼ごっこ?する。

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 こういう風に留まるのはいいのだが、木をかじるのだ・・手を出すと足を乗せてくるが、捕まることを察知すると、飛んで戻る。「キンチャン、イイコヤロウ?」と言っても効き目なし。

 何とか掴まえてケージに入れると「バイバイ」と金太郎は小さな声でつぶやく。

 夕食を終えて、コタツに入って寝てしまう。それから起き出して仕事を始める。本来は一日中仕事の予定の日程なのだが、頭を休めたかった・・自分に言い訳をする。

 


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掃除と日向ぼっこ [日記]

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 昨日は(1月24日月曜9は久しぶりのオフだが、仕事がいっぱいある。でも気分がだるくてはかどらない。こういうときは金太郎と遊んで大掃除である。最近は金太郎の正面顔が好きでよく撮るようになった。

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 昼食後にひなたぼっこさせる。その前に玄関でイザベル(ネコのような置物)と万次郎(ブタのような?大きな犬の置物のイス)と記念写真を撮る。

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 日向ぼっこさせるが、まだ日が当たっていても肌寒い。金太郎の怖い目は緊張している。

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 お客さんがきたときなどはこの場所に飛んでいって、トビオ人形を噛んで落とす。「さあ見てよ」の意味らしい?見事に落とす。

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 羽繕いをした後なので、羽がゆがんでいる。今日はトビオを落とさなかった。

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 掃除で整理していると、金太郎が手伝ってくれる(邪魔をしてくれる?)金太郎が飛ぶと書類がみんなバラバラに飛ぶ。

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 ケージの中にいるときも、このカップ(野菜や果物いれ)をサッカーボールのようにして遊ぶのだが、将棋教室のときはうるさく困る。

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 金太郎が突如、糊のスティックで遊び始める。仮想敵かどうか自分の世界である。私も子どものころはこうだった?

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 遊び道具があると助かるが、大事なものだと困る?金太郎はモノへは執念深いのだ。

 午後から一休みして、用事を済ませに出かける。

 夕方、先日不注意で壊した眼鏡を治しに行った。レンズは無事のようでフレームだけ交換だったが「デザインはいいので、安くて太くて丈夫なものはありませんか?」いいながら(イヤな客で)無茶やなあと思う?最近の眼鏡は小さいので困る。私は縁の大きなのが好きなのだが、もう作られていないようである。将棋世界の編集長のTさんのような人が応対してくれた。

追記=新しいフレームに興味を示して、さっそく金太郎にかじられる・・

 

☆年賀状大賞選考会?

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 日曜日の夜におこなった「年賀状大賞選考」予選通過

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 決勝進出?

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 年賀状大賞入賞作品~おめでとうございます。(写真はいつもよりも小さくしています)

 このイベントがあるので年賀状は何度も見るようになった?年に一回の賀状だけの交流も多くなったが、元気な様子がわかるとほっとする。これもささやなれど確かな縁であるので大切にしたい・・

 

 

 

 

 

 


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土日の日記 特訓、奨励会、日曜コース [日記]

土日の日記

土曜日の日記 1月22日

☆特訓コースと奨励会例会

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 土曜日は「土曜特訓コース」だった。少しこのコースも浸透してきたのか、希望者が多くてうれしい。指導はきついのだが(双方?)やりがいはある。普段の教室では足らない面をフォローしていくのがねらいであるが、ズバリ上達のエキス?をつかんでほしいのだ。

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 始めたころはみんなあまりに平手がヘタで、むしろ驚いた。これはいけないと指導して、平手の場合は「40手までは何とか互角に戦う」形を目指す。大きなマイナスの指し手に関しては待ったさせる。序盤を悪くならないように組む、これが第1段階だ。

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 次は組んでからの「中盤の戦い方」だが、まずは①玉を囲っているので、②攻めることだ。そのためには「攻めの陣形を覚える」ことである。これが意外に難しい。駒落ちでもそうだが、攻めは理想形に組まなくても攻められるものだが、あえて①きちんと攻めること、②とにかく攻めること③ガムシャラに攻めることなど、どんな場合でも攻めが中心なのがわかりやすい

 そして受けと守りだが、これは攻めを体験してからでないとわかりにくいので、最小限の受けから始めた方がいいように思う。この辺からはまだ体験中だ。

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 昼休みの休憩中だ。少し早めに始めるので、駒はそのままである。四局の駒を並べる作業も意外に時間がかかる?持ち時間は各15分で30秒だ。四面指しだと持ち時間はこれが限界だろうか?五面指しなら20分は必要で、三面指しなら10分、二面指しなら5分がいいリズムのようだ。一面指しなら3分か?上手の方の可能な持ち時間は体験が大きい。

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 昼からは三面指し、それから次は四面指し6名だった。この場合は終ったところにスグ交代する。級の低い子だと、こんな風に少し間が合った方がいいかもしれない。平手二局が終ると駒落ちだ。こちらは一番手直りだが、最近は下手の「限界手合い」みたいなものを作って、それ以上は下げないようにしている。要するに下手をいじめるのが目的ではないので?手合いはむしろもっと上ってほしいからである。

 強いと思えば実際に幾分か強くなる、将棋はそういう面もある。二枚落ちだと早く飛香落ちも指した方がいいのだ。手合いは普段から3段階くらい指した方がいいと思う。例えば二枚落ちの手合いが普通なら、三局セットで四枚落ちと飛香落ちも一緒に指した方がいい・・

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 今日も60局くらい指しただろうか?ヘトヘトになる。持ち時間が切迫すると手が見えなくなっているので、特訓は逆に自分を鍛えている?要素もあるかもしれない。

 そうやって考えると次の段階は、子ども同士の効果的な特訓も面白いかもしれない。昔、十秒将棋がでたころに驚いた。無茶ではないかと思ったが、直感を磨くには最適かもしれない・・でもこれもマイナス面もあって、上昇志向がない場合は将棋が崩れる危険もある。ネット将棋も同じだろうか?効果的なものに活用する・・そういう意志が必要である。また超指しもマイナス、プラスの両面があっても、雑食性みたいなたくましさが身につく面はあるかもしれない。

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 土曜日は奨励会の例会でもあった。続々と結果報告があるが、弟子が多くて毎月2回これを繰り返すといやおうなく定期性?も出てくる。勝ち負けに鈍感になるのでなくて、過敏にはならないような体質になるのだ?結果にたいして過度には勝って喜ばず、負けて嘆かず・・の心境なのだが、私の体は微妙に反応して、内心は動揺も大きいかもしれない。

 来海3級が2級に昇級した。2年ぶりなようである。実力は充分にありいつも成績は悪くないのだが、昇級の2,3番前になると崩れる脆さがあった。本人も師匠も歯がゆい思いをしていたが、こうやって克服してくれたのは何よりうれしい・・この昇級をきっかけに何とか打開していってほしいものだ。

 成績のいいもの悪いもの、それは常につきまとうのだが、負けたときに大切なのは「シビアな理由」である。何が原因なのか、どこに理由があるのか・・その自己分析だろうか。勝負事は「自制心、自省心」が何よりも必需で武器となる。(自分に薄いものである)

 我慢できない、謝れない、自分を含めてそういう大人がどれだけ多いことだろう?

 石川1級、上田2級、山口5級が棋譜調べ泊まり組で、坪井1級、来海新2級、星田5級が棋譜調べ帰宅組だった。今日は私はヘトヘトなので任せた。

日曜日の日記 1月23日

 ☆子ども日曜コース

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 日曜日は子ども日曜コースで午前中は「日曜コースA」だった。朝8時に目を覚ましてあわてる。泊まり組の弟子も昨晩は遅かったせいか誰もおきていない・・

 朝食を済ませ、掃除をして、子ども教室の準備をする。教室は10時からなのだが、私の性分で9時過ぎにはすべて済ませておくのだ。

 弟子がいるときは金太郎もケージから少ししか出せないので、不満げである。

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 今日は見学を含めて23名出席だった。指導対局は上田2級、私が下の方の子どもの級の指導対局を担当した。手合いは平松7級で阪上二段が補佐である。今は全体にレベルアップしてきたので、手ごたえはあるが、それでも途中で集中が途切れるようである。叱るのもエネルギーが必要だが、将棋に目を向けさせきれていないのも原因であると思う。

 私は叱るのは好きでない(誰でもそうだろうが)叱るよりは詰め将棋を解いてほしい、将棋を指してほしいのである・・将棋ならいっぱい相手をする・・?のである。

 ときどきパニック寸前の状態になるが、あわてない、あせらない、あらくならない、ことである?冷静にひといひとりの子どもをみていくと、金太郎の仲間?なのである。不特定になると騒がしくなっても手に負えないが、ひとりひとりの積み重ね?と思えば手に負える。人数が多くても少なくても、ひとりひとりと向き合うのが教室なのかもしれない。

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 歩越し銀が気になるが(桂を活用していない)攻めの姿勢がよい。まず攻めの気持ちが大切だ。それから基本フォームだ。この局面だと桂の活用をはかる局面設定である。ここから5六金、6六歩、同銀、6二飛、6五歩、5四歩、同歩、同金と進んだ。攻めの勢いがよい。

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 午後からは子ども日曜コースBだった。こちらは8名と少なかったが、その分指導対局が多くなる。阪上二段が指導で石川1級、山口5級も少し手伝わせる。私は来客があって中座した。

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 教室が終って、弟子が6名と多かったので十秒将棋のミニ大会をした。子ども子どもと思っていても、次第に大人に向かっているので、徐々に任せることも多くなっている。弟子離れも大事なことなのである。兄弟子が弟弟子を見ることは自分にとってもプラスになるが、そこには挨拶も含めてのルールも必要だ。今はそういうジャンルになると誰も教えてくれないし、叱るのもいない風潮にある・・

 他にも大切なものを伝えていくコミュニケーションがないと停滞するものなのだと思う。わたしは何もかもは出来ないのでお手上げの面もあるが、確実に言える大切なことは伝わらなくてもいい続けないといけないのだろうとも思う。伝わるのでなくて伝えるのである?意地の部分と空虚な面と無力感と、そういう狭間にあるものだ・・

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 日曜コースB

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 金太郎は正面から見るとあどけなくてかわいい?横から見ると少し怖い表情だ。この姿が幼い頃の恐竜から金太郎の面影である。

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こういう難しい表情のとき、やや危ない?手を出しても手に乗らない・・なるほど「その手に乗らない」という言葉の意味がわかるのだった。

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 アップで撮る。

 夜は年賀状大賞の選考をした。こういう作業は楽しい。しかし目の前の仕事やあれこれの雑事を向き合わないでいる「逃避の気持ち」が出ているのだった。

 


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児玉七段との対局 [日記]

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 今日は(1月21日金曜)児玉孝一七段との対局だった。棋王戦の予選で負け。図から(後手が私)A△3三桂▲3八金B△1三角▲2七金C△2四歩▲同歩△同飛▲1六歩△3二銀▲2六金△2三銀▲7九角△3四銀▲1五歩△同歩D▲2五歩△同桂E▲3六歩△5二金左▲3五歩F△3七歩▲3四歩△1七桂成▲同桂△3八歩成▲2五金△2八と▲2四金以下負け。

 児玉七段は奨励会入会が私と同期である。奨励会試験の相手でもあった。児玉七段は今期で最後になるので、これが私との対局も最後であるから感慨深い・・カニカニ銀を受けて立とうかなとも思ったが、やはり潰されそうで避けて陽動振り飛車である。

 図のA△3三桂が敗着かもしれない。△3二銀と柔らかく指すべきだった。相手が考えているときに▲3八金に気がついた。要するに私の角は△1三角しか使えなくて、そのときに棒金がぴったりなのだ。

 B△1三角では知らん顔して△4二銀から△5二金左もあったが、指しきれなかった。

 ▲2七金にC△2四歩でも動かないで△3二銀、また△4二銀もあるがいずれにしろ攻められえる展開になる。

 D▲2五歩=読んでいなかった。▲1四歩△3一角▲3六歩△5四歩の展開と思っていたので呆れる。駒がいっぱい利いているのでうっかりだ。

 E▲3六歩=▲1五金△2一飛▲2五金でも悪いと思っていた。

 F△3七歩=△4五銀で▲2五金なら△2七歩▲同飛△3七銀だが、▲4六歩△3七歩▲4七銀で悪いと思った。

 結果的に銀桂損のさばきになってしまったが、△3三桂からは悪い気がした。軽率な序盤で冴えない。

 東和男七段が写真を撮りに来てくれた・・やはり奨励会入会の同期である。歳月は待ってくれない・・「次の将棋もがんばってな」と言って感想を終えた。

 夕食は山口5級と一緒に「更科食堂」に行った。店の人が「あれ、先生、珍しいですね」村山聖はたいていいつも焼き魚定食だったが、私は出し巻き定食、山口君はトンカツ定食だった。あれから三十年近くになる・・また来ようかなと思った。


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火曜、水曜、木曜の日記 [日記]

  1月18日火曜の日記

 ☆園田競馬に行く

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 週末から月曜にかけて将棋教室と震災のイベントなどで、さすがにくたびれていたようだ。のんびり競馬と思っていったのだが、頭も体も機能しない感じで、途中で居眠りしたりしてしまった。集中を欠くと競馬もだめで、馬券も展開の予想も全く当たらない。

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 5Rの芦毛のデルマコルネリア(板野央騎手)

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 5Rの9番アップビートバイオの川原正一騎手。ベテランの渋さと巧みさが売りだ。

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 前売りを買って少し早めに帰ることにした。

 9R10R11R12Rと買っていたが、11.12Rで3連単をとったものの配当は安かった。今日はトータル負けである。日によってポイントが変わるようだ?強い馬と人気薄の馬の組み合わせが多かったかもしれない。

 帰宅して寝転んでゆっくりする。まだ1月なのに何かきついものを感じる・・

1月19日(水曜)の日記

☆パソコンで格闘

 ときどき朝にはネットがつながらなくて、そういうときは一度電源コードを切ってリセットすれば起動するのだが、この日はどうも調子がよくない。9時になったのでeoひ〇りの相談窓口に電話する。それから1時間くらい電話で指示してもらってチャレンジしたのだが、つながらなかった。eo側の問題でなくて、どうも無線LANの親機本体の故障らしい。親機は以前からのもので、子機も一緒のものだ。今度は無線LANのサービスカンウターに電話するのだが、つながらない。

 自分で悪戦苦闘でがんばってみたが、ダメのようである。仕方なく新しい無線LAN親機とコンパクトサイズの無線子機を買ってきて設定する。これが大変だった。どうしても親機につながらないのだ。結局深夜まであれこれチャレンジしたのだがだめだった。

 こういうことはたまにあって、たいていは説明書とパソコンとマニュアルの本を読んで何とか解決させるのだが、今回はだめだった。簡単設定と書いてあるのに・・結局無線LANの設定に10時間くらいかかったが失敗に終る。

 1月20日(水曜)の日記

☆金太郎の取材

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 今日も設定にチャレンジする。相変わらずサービス窓口の電話は混んでいてつながらない。もう何回も初めから読み直して設定するが、パソコンでは無線LANがつながっているのに、インターネットは使えない。ようやく三台のうち一台がつながった。これは義父から戻って来たもので、ウインドウズXPでなくてウインドウズビスタだった。

 そろそろ仕事もあるし、いつまでも設定に時間を取っていられないのだが、原因がわからないもどかしさと、何となく意地もあって、結局この日も朝から6時間くらいかかったが失敗。長編詰め将棋の解答と同じで、隅から隅まで読み直して設定をしなおすのだが「「エアステーションで無線LAN親機がみつかりません」となって前に進まない。

 あきらめる・・気がついたらパソコンの前での格闘が12時間あまりである。寝床でも考えていたので・・ようするに10級くらいしか棋力がないので、初段問題が解けない・・のだ。5級問題かもしれない。

 14時に来客があった。私にでなくて金太郎の取材だった!!「コンパニオンバード」という鳥の専門誌で掲載は6月6日(年2回発売の15号)「我が家のおもしろ鳥」(仮タイトル)というコーナーらしい。取材に来られた記者はKさんとUさんご夫婦で、神戸市灘区で「とりみカフェ ぽこの森」という喫茶店の方だった。

 とりを見ながらコーヒーを飲む・・なるほど・・今度行ってみよう。

 金太郎はそれまでのおしゃべりをやめて少し緊張気味だったが、好奇心もあるようだった。初めは金太郎を飼うことになったいきさつと、源さんの話も交えて、おしゃべりやいたずらの話だった。

 しばらくして金太郎をケージから出して、写真を撮ることになった。金太郎は案外目立ちたがりで、やや堅くなりながらもけっこう楽しんでいる様子だった?いいポーズもあったようでほっとするのだった。親バカでなくて鳥バカである。

 おふたりが帰られるとき「バイバイ」とようやく声を出した。そしてガチャと裏の門が閉まると同時に「キンチャン、アトデナ、キンタロウ、トビオ、チビ!キンチャンアソボ」金太郎も仕事をしたような気分だったのだろなあ。

 夕方無線LANに再びチャレンジするが、形勢は同じである。明日が対局でもあるので、あきらめる。しょうがないのでLANケーブルの長いのを2本買ってきて、妻のと私のパソコンを一時的につなぐことにした。(もっと早く気づけばよかった)

 久しぶりのインターネットである。ネットのない暮らしもいいかもしれない・・最近はあまり後のない環境設定のつもりで物事に向き合っているが、新心自得でなくて古心自得?なのかもしれない。


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日曜、月曜の日記 [日記]

 1月16日(日曜)の日記

☆伊丹コース、一門研究会、震災の集い

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 日曜日(1月16日)は午前中、伊丹日曜コースだった。寒いので出だしは遅かったが、みんな元気に今年初の伊丹コースに来てくれた。初めは全員そろっての対局で、駒をきちんと並べて姿勢を但し始める。このまま2時間続いてほしいのだが?

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 家では一門研究会の日だった。奨励会の前後ではないので人数は12名と少なめだったが、こちらも今年初の研究会である。

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 四局指しと十秒将棋トーナメントが恒例だ。システムは変えることもあるが、大筋では昔から変えていない。会費を取っての賞金制である。以前は研究会の日にハイキングや絵を描いたりしたこともあったが、今は将棋オンリーでそれはいいことなのかどうかはわからない。いろんな面で余裕が無いのは間違いない・・

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 昼間は少し時間があったので、阪神競馬場に場外馬券を買いに行った。いつもの駅に行く道に蝋梅が咲き始めていた。

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 15時に震災で亡くなった弟子の船越隆文君のお母さんが来られた。九州から前日に来られたそうだ。昨年秋にもひょっこり来られたが、震災の日に来られるのはめったにない。一門の研究会なので、対局を止めて少しお話をしてもらう・・

 船越隆文君のことは16年経っても記憶が薄らぐことはない。お母さんにとっては今も昨日のことなのだろう・・いまだに変えられない運命を呪うが、すこしずつ歳月は悲しみを懐かしさに変える面もある。船越隆文君のことを思うと、もっともっと弟子にがんばってほしい・・そう願うばかりである。師匠としてつらさはあるが、何かを背負うのは人生に何かをもたらしてくれるものでもある・・そう信じてへばりついて生きて生きたいと思う。

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 伊丹の昆陽池の「震災の集い」に参加するために向かう。少し早かったのでサイゼリヤに入ると満員だった。

 時間が来たので昆陽池の会場に向かう。まだ準備中だった。

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 5時46分にあわせてローソクを灯すが、風が吹くともろくも消えてしまう。また灯す。その繰り返しだが、何だか砂の器のようにも、試されているようにも思える・・徒労の積み重ねの中にしか、大切なものは生まれない・・あきらめないで向き合う・・

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 17:46分が過ぎてみんなが取り囲むと、不思議にローソクの灯が消えなくなった。人の壁で風を抑える空間になったようだった・・主催者のあいさつにもこの話しが出ていた。毎年来ているが、いつもは深夜が多いので、この時間ははじめての体験だった。

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 ローソクはやはり風が吹くと消えてしまうことも多くて、何度か繰り返す作業になった。自分の周りの20本、30本を確実にと思っていたら全部消えてしまうこともある。なるほど太いローソクのほうが消えにくいことがわかった。

 船越君のお母さんと妻のローソクを灯す光景だ・・

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 ローソクの灯る世界は神秘さを秘めた生と死のかけはしのような気もした。

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 今年は風が強くて、朝まで大変だなあと思った・・その年その年で様々である。

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 会場を後にして戻る

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 予約していた「にしむら」に行く。まだおせちのような正月風の料理だった。私はノンアルコールビールを飲む。学校の話や隆文君や弟子の話をする。

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 帰りに店の人に撮ってもらった。

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 帰宅して金太郎を出す。うれしそうだった。とんでもない格好ではしゃぐのだった。

 荒木二段が宿泊だったが、靴が一足多い。こわごわ二階に上ると、息子が来て居眠りしていた。どうしても明日のイベントは出席できないので、せめて朝だけでもと仕事を済ませて来たらしい。珍しくいい姿勢を見せてくれた・・ほっとした。荒木二段は怖かっただろうなあ・・

 

 1月17日(月曜日)の日記

 ☆震災の日、一門新年会、有段者研究会

 

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 昨日の月曜日は1月17日で震災の日でもある。朝9時半に清荒神駅に集合して、船越隆文君のアパート跡地で供養を行なう・・今日は17名参加だった。

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 船越君のお母さんに挨拶してもらう。目に焼きついた船越隆文君の住んでいたのはこのあたりだった・・16年経った・・歳月は悲しみを癒すが忘れることはない・・

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 宝塚のゆずりは台に向かう。風が和らぎ寒さも緩んだ。

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 川崎三段の撮影、次の写真は山崎七段の撮影(意外にカメラが好きなようだ?)

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 新年会の会場「ホテル若水」に行く。少し早いので喫茶店でくつろぐ。

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 大黒柱で落ち着いた雰囲気の増田裕司六段

 

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 若社長のような?貫禄の川崎大地三段

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 安用寺孝功六段と野間俊克五段の京都グループ?

 

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 一門新年会は毎年1月17日と決めている。今年の幹事は野間五段だ。来年は山崎七段で少し心配だが?興味もある。

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 今年は「正月の過ごし方とおみくじの内容」の質問だった。増田六段は実家で過ごし、近くの神社で初詣だったそうだ。

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 初詣ばかりだったらしい。大吉をひくまでひきなおす・・?

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 こういうとき私は記憶力がなくて困る。みんな案外大吉が少ないようだ。山崎七段は帰省していたそうだ。安用寺六段は三が日初詣だったらしい。

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 大石四段は年末年始は風邪で寝込んでいたそうだ。それを感じさせないのが偉い?

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 正月もおみくじもあまり興味がなさそうな澤田四段、ジョギングしたそうだが「車が少なくてよかったです」どう過ごしたのかみんな興味深々である?

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 野間五段は年末年始は実家で過ごしたが、珍しいらしい。みんなそれぞれの正月だったようだ・・

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 新年会の食事が終って、仕事組と温泉組みに分かれる。屋上に温泉がある。風があって露天は寒かったが、それも風情である。

 船越君のお母さんと山崎七段の記念撮影だ。船越君がいたら・・どんな棋士になっていただろう・・震災を体験した山崎七段の活躍が何よりも励みになるのだ・・それは私も同じ想いである・・

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 こういうゆったりした表情になっているのはいい兆しだ。今年は大いに期待できる。

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 妻の要望でこういうスタイルになったが、様になっている。安用寺六段は庶民派なのだ。

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 滅多に笑わない大石四段の笑顔?今年は昨年の悪い運を振り払って、いい年にしてほしい。新しい雰囲気の大石四段。

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 この後で立ってもらったが、スラリと伸びて香港映画のアクションスターである?澤田四段。

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 ホテルの人に撮ってもらう。

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 ベランダのところに一羽の鳩が舞い込んできた。

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 武庫川沿い河川敷の「生」の字の石積みの反対側である。かすかに見える。

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 帰りは電車である。船越君のお母さんを見送る。山崎七段と安用寺六段が同じJRで同行してくれていた。ずっと船越君のお母さんのカバンを押している山崎七段の気持ちがうれしい。

  阪急電車で清荒神で降りて、大石四段と澤田四段を見送る。今日の新年会が終った。

 帰宅すると有段者研究会の途中だったが、増田六段も参加していた。この研究会は朝から夜まで長時間なのが特徴だ。今は競争も激しくなって、淘汰される不安を抱えながらの奮闘かもしれない。みんな踏ん張っていい結果を出してほしいと願う。

 夜のWOWWOW放送で「書」で全国を回る藤原新也さんの番組を見た。途中で私の卒業した愛媛県の三島高校の書道部が出たのでビックリした。幼い友人と会って(ガンで余命が一年宣告されている・・)その友人のために書いた書は感動的だった。「霧が動く 山が動く」という文字だった。四国の石鎚山を登っているときに見た風景だそうだ。

 山がこの世なら霧はこの世もあの世もどちらかわからない・・霧が動いて山が動くのか、山が動いて霧が動くのか・・そんな表現の書だった。

 ときどき不安にさいなまれて深夜に目が覚めたり、夢を見ることもある・・絶望の縁をしっかり目を見開いてみるのは至難だが、きちんと運命に対峙する姿勢を持つ、せめて持とうとする精神が大切なのである・・と思う。自己満足の世界と距離を置いてみる客観の世界は似ているようで違うのだろう。

 長い時間と短い時間が混ざりあった、貴重な2日間だった。

 


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