土日の日記 金太郎ポヨヨーンYoutube [日記]
土曜の日記、2月12日
☆土曜コース、土曜教室
昨日は(2月12日)午前中は子ども土曜コースだった。指導が千田三段と私で、手合いが阪上二段だった。風邪で休みの子もいるが、思ったよりは欠席が少なかった。
私は下の級の子どもの指導が中心である。八枚落ちから七枚、六枚、五枚落ちくらいまでの担当だ。きちんと攻める形を教えて、終盤もきちんと寄せるパターンを教える。説明するとわかるのだが、手を離すとフラフラしてしまうのだ・・将棋は自分の力で指すものだから、指導といえども結局は他人を頼りにしないことである。
自分の力で指すのが基本だ
まずはきちんと攻める形を作る・・そこからだろうか。
ここから9六歩、同歩、同香と攻めるが、正解は8五歩で、8七金は8二飛、7六金なら9六歩だが、こういう歩は案外打てないようだ。
六枚落ちは9筋攻めだけでなくて8筋の攻めも考える
八枚落ちは端攻めが決まる。実際はここからの攻めと終盤で勝ちきるのが難しいのだ。
成った小駒は守りの駒との交換をねらう
六枚落ちの終盤で、ここで7六金、同銀、7七金の攻めがわかれば勝てる。
大駒を逃げないで攻めるコツ
五枚落ち戦だが、」ここから5八馬、同銀、同竜と攻められれば勝てる。
玉に迫るときは大駒を切る手で決める
午後からは「土曜教室」だった。指導対局が中心の一般向けの教室だ。私は駒落ちと平手を奨めている。やはり両方がよい。
指導は駒落ちと平手の両方がよい
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日曜日の日記
☆日曜コース
日曜日は午前中「子ども日曜コースA」だった。
日曜コースAは坪井1級が指導で、私が下の級の子どもの指導をした。手合いは阪上二段である。全体の雰囲気は騒がしい気味だが、そこそこパワーアップしている手ごたえはある。将棋は山あり谷ありなので、なかなか簡明には行かないが、直感で目に映った手が怪しい?のが初級者の特徴だろうか。
これはうまく組んでいるが、攻め味が薄い。攻めの陣形が遅れているが、駒落ちでは何とかなるのだ。
六枚落ち戦で、微妙な局面だ。紛れがでそうでまだまだ下手が何とかなる形勢だろうか。
飛香落ちで試験指導対局だ、7九銀に9九香と切り替えした局面だ。同となら7九金である。すでに上手が優勢になったようだ。
午後からは「日曜コースB」である。欠席も多かったのでこじんまりした教室になった。日曜コースは私もイベントなので抜ける場合もあって、今日は腰をすえて見ていたが、全体に少し雑になっている気がした。将棋は指し方も考え方もバランスが難しいのだが、あまり動きの大きな波の手を指すときはよくない傾向にある。
駒落ちは下手の駒の勢力が多いので、ゆっくり指して長引けば有利なのだが、あんまり位を取られすぎるとそうもいかないこともある。
「攻めないといけない」この下手のプレッシャを気にしないのがいい。じっくり戦っても構わないのである。簡単に攻め勝つと思わないほうがいいのだ。
教室が終って、阪上二段と坪井1級が練習将棋をしていた。
研修会も終って、Y村君がやって来て棋譜調べをする。後で4連勝のY田君も来た。勝つと表情も違ってくるが、次が肝心なのだ。
みんな帰って夕食にする。今週は木曜、金曜、土曜、日曜と将棋教室があって休みがなかった。自分の集中が途切れないように努めていたが、さすがにややバテる。それでも何かと課題も多くて、めまぐるしく対策と混迷?が浮かんでくる?
それでも少しひと息ついた。